ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる 心を洗い、心を磨く生き方

著者 :
制作 : 亀井民治 
  • PHP研究所
3.85
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本棚登録 : 183
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569652351

作品紹介・あらすじ

「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。まず、拾うことはしないということです。反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、ゴミひとつといえども小さなことではありません。第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」。「ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。そんなことは決してありません。世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています」。▼トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、多くの人々の心を揺さぶってきた著者の言葉を満載。人生を磨くヒントにあふれた一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんの名言集。
    会社の周りの掃除とトイレ掃除をやり続けて、成果にしてこられた方。
    大切なことがちりばめられていました!

    凡事徹底
    感謝するから幸せになれる
    大きな努力で、小さな成果を
    努力とは、やっても報われないことに対してやめないこと

  • 掃除しよう。
    部屋がきれいだと、気持ちも確かにスッキリとする。
    まずは自分の身のまわりから

  • ◆きっかけ
    Amazonで「謙虚」と検索して引っかかって。2016/8/18

  • この本で良い言葉に出会えた。

    【凡事徹底】

    こんなことが書かれていた。

    ・誰にでもできる平凡なことを誰にもできないくらい徹底して続ける。

    ・やれば誰でもできる平凡なことを徹底して、そのなかで差をつける。

    ・世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっている。

    ・できそうにない特別なことばかり追いかけるよりも、誰にでもできる平凡なことを少しずつでも積み重ねていけば、とてつもなく大きな力になる。

    ・平凡なことを徹底して続ければ、平凡の中から生まれてくる非凡が、いつかは人を感動させる。

  • 大きな努力で小さな成果を
    終身路を譲るも、百歩をまげず
    三つの幸せ
    ①してもらう幸せ
    ②できる幸せ
    ③してあげる幸せ

  • 掃除に限らない、著者のこれまでの生き方に基づく人生哲学。自分より他人。恥を知る。足るを知る。日本人が忘れつつある大切な心持を教えてくれる。年配者が身近にいない若者には新鮮かも。ただ、自分にはちょっと染みない何かが…。老人特有の頑なさを感じる部分かな?

  • 凡事徹底こそ、掃除をやりとげる心、人とのご縁を大切にする、無駄な努力はない、苦境の乗り越え方、人間力を高める、幸せな生き方、仕事をいかに進めるか、正しい経営のあり方、この社会に生きる、国を滅ぼさぬために、の11章。
    感謝、謙虚、努力、親切、基本(基礎)に集約される。

    これができずにいる悪党が自分も含めていかに多いことか。
    この本を読んだから、少しでも善党に近づきたい。

  • 内面の強さ
    継続の強さ
    小さな変化の素晴らしさを教えてくれる本。

    立ち止まらずに
    立ち止まらずに

  • それぞれの章を日めくりカレンダーにしたいような内容。
    良い社風が会社を強くする。社員は就業規則で動いているのではない。社風で動いているのだ! 社風が良くなれば会社は強く正しくなる。

  • 2010/01/13
    筆者が40年以上毎日続けてきた「掃除」に対する思いと、それを通じて感じたあらゆる思いを書いている本。
    掃除は「平凡」だけど、それを毎日続けるのは「非凡」なこと。その他現代の日本の荒みまで。

    ここのところ続けて筆者が感じる「正しい生き方」について熱~く語るの本ばかりピックアップしてるからか(歩くこと・ボランティア・そしてこの掃除)どれも主張が強すぎて読んでて精神的に疲れる。
    納得できる部分はあるけど、まだそれに共感して実行するには読む時期が早すぎたようです(笑

    本自体は2ページごとにチャプターで分かれてるのでささっと読めていけます。

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著者プロフィール

昭和8(1933)年、東京生まれ。昭和27(1952)年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和28(1953)年、デトロイト商会入社。昭和36(1961)年、ローヤルを創業し社長に就任。平成9(1997)年、社名をイエローハットに変更。平成10(1998)年、同社取締役相談役となり、平成20(2008)年、取締役辞任。平成22(2010)年、退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、その活動はNPO法人「日本を美しくする会」として全国規模となるほか、海外にも輪が広がっている。著書に『凡事徹底』『続・凡事徹底』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』『すぐに結果を求めない生き方』(以上、PHP研究所)などがある。

「2020年 『大きな努力で小さな成果を――平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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