組織を伸ばす人、潰す人 社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569659589

感想・レビュー・書評

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  • ”柴田さんの言葉えらびが気に入った。2008年 CCCの社長に。
    ・周囲から「あてにされる人」になれ
    ・忙しさを伝染させるリーダーになるな。集団皿回し!
    ・そもそも、ニーズというものは、誰かがウォンツを顕在化させたものを多くの人が「私も欲しい!」と叫ぶからニーズになる。(p.62)
    ・自分の何が「ウケているのか」
    ・Communication Center。リンケージを意図的に組み込み、ヒトとヒトをつなげる。
    ・半年かけて引継ぎを
    ・「聞いていない」を最小限に収めること。改革、施策の検討・実行を企画する側の心すべきこと。
    ・「なぜ、彼ら・彼女らは自分と同じ船に乗ってくれないのか」
    ・幸せの多様化。フォロワーを認め、大切し、評価する。”

  • 外資系企業の日本法人社長だった著者の組織論。経営者観点での組織論を中心に、働き方やメンバーへの関わり方等、様々な視点で組織が直面する問題を取り上げ、リーダーがそれらにどう向き合うべきかを問う。
    著者が定義するいくつかの「〇〇症候群」の話しは興味深く、中でも「報われない症候群」の部分はマネジメントの観点のみならず、自らも省みるべき内容だった。

    多くビジネス書は「この場合はこうしましょう!」という断言になると思うが、この本はしばしば「悩ましい問題」「これには正解がない」「これは仕方がない」という表現が出てくるのが印象的だった。いつもなら「結論を言わない本だ」と感じるところだが、その率直さが逆に心地よい。事実、この本に載っているような状況は実際のビジネスシーンでたびたび直面するし、どれだけ考えたところで、明確な答えに辿り着かなかったりする。
    改めて「組織を伸ばす」ために自分が採るべき道を考える、そのきっかけを与えてくれる1冊。

  • チームリーダーからエグゼキュティブ、人事の方向け。前半のチームマネジメント系の話は自分の経験に重ねて理解が出来たのですが、後半の組織・人事系の話は自分に経験値が無く今は難解。ワタシが偉くなるまで、末永くお世話になりたい一冊。

  • これからのリーダーは周囲の人たちの「成長スイッチ」をONにするような人でなければならない。

  • 自分の立ち位置を理解できた。

  • はじめてこーゆー啓蒙本を買った。
    やはり好みに合わない。。

    でどのようにやるかは書いてないんだよね。
    で、それは当たり前で方法は人それぞれだし
    そこを見つけるために頑張る人がその他大勢から
    抜きんでるんだから。。

    というかこの手の本は400円以内ぐらいにならんのかな。。

  • 人事のプロが書いたコラム。筆者のメルマガからのピックアップされたものだそうです。なので、さまざまなショートコラムが記載されており、とても読みやすい。本書では、それらを
    「社員の成長スイッチ」
    「仕事」
    「組織・人事マネジメント」
    「人事」
    といったところでまとめています。

    気軽で読みやすいということもありますが、すっとよめて、すっと抜けていきそうな感じです。そのためにも、ここで、キーワードを残しておくことにします。

    成長スイッチをONにするためには、
    「組織の声に耳を傾け、わかりやすい言葉で発信し、周囲の人間がわかってもらっている環境をつくること」
    「志、ミッションを共有、覚醒させ、相互が確認できるような場をつくること」
    「CAREすること、相手のことを大切に思うこと」
    「あてにできる箇所をみつけて人材を活かすこと」
    が主な内容かと

    仕事という点では
    「忙しさを伝染させるリーダにはなってはならぬ」
    「完璧主義ではなく、全力主義」(耳が痛い)
    「自分のピークは自分で創る」

    組織・人事マネジメントという点では
    「皿回しの状態からの脱却」(耳が痛い)
    「モチベーションを高めるのはお金ではなく仕事」

    人事という点では
    成長スイッチの3原則の場
    「自分よりも優れている集団のなかで、がんばらないと置いてきぼり」
    「困難な環境下で自分が何とかしないとならない」
    「強烈に魅力的な人がそばにいて、その人のようになりたい、その人に認められたい」

    こういったキーワードの中、いま、一番やらなくちゃならないとおもっていることは、やはり、
    「皿回しの状態からの脱却」
    ですね。
    「気合と根性で、「皿回し」をさらに高度に行おうとしている組織が多い」
    っというのがまさに耳が痛いところです。

  • つくばのナショナルセンターでの研修講師にいらしていた
    柴田励冶氏の著書である。
    この本は現在管理職に就いている人を対象に書かれているが、
    読むスタンスは、リーダーのが求めるメンバー像や
    リーダーとなる人の考え方が示されている。

    全体的にわかりやすく、すっと理解できる。
    そして心に考えるきっかけを植えてくれる。

    あてにされる人になり成長スイッチがONになっている時間を
    できるだけ長くしたい。

    自らを冷静に分析し、自分のピークを自分でつくる。

    それには最低限のスキルが必要。
    いろいろま場面で力を発揮する場を与えているが、
    もう少し違う世界を知りたいという希望も少しある。
    異動と違うが、仕事の幅を少し広げ、
    奥行きも大きく取りたいという感じだ。
    今のスタンスのまま、同じ仕事を今年もすると
    バーンアウト気味になりそうだ。

    しかし今は基礎力増強のフェーズと考える。がんばろう。

  • リーダーになりそうだった時に読んだ。
    業績を上げるだけであれば、ただのプレーヤーだ。

    人の成長スイッチをonにすることがリーダーの必須条件だとさ。

    リーダーでなくとも、この考えを持って仕事に臨むべき。

  • リーダーに就いたときに読んだ本。周囲に流されがちなので、リーダーとしてどのような心構えでいるべきか、ということを学ぶために読んだ。タイトルにある「社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件」について割かれているのは一部で、その意味では少し騙された感あり。

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