組織を伸ばす人、潰す人 社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件
- PHP研究所 (2007年2月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569659589
感想・レビュー・書評
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”柴田さんの言葉えらびが気に入った。2008年 CCCの社長に。
・周囲から「あてにされる人」になれ
・忙しさを伝染させるリーダーになるな。集団皿回し!
・そもそも、ニーズというものは、誰かがウォンツを顕在化させたものを多くの人が「私も欲しい!」と叫ぶからニーズになる。(p.62)
・自分の何が「ウケているのか」
・Communication Center。リンケージを意図的に組み込み、ヒトとヒトをつなげる。
・半年かけて引継ぎを
・「聞いていない」を最小限に収めること。改革、施策の検討・実行を企画する側の心すべきこと。
・「なぜ、彼ら・彼女らは自分と同じ船に乗ってくれないのか」
・幸せの多様化。フォロワーを認め、大切し、評価する。”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
外資系企業の日本法人社長だった著者の組織論。経営者観点での組織論を中心に、働き方やメンバーへの関わり方等、様々な視点で組織が直面する問題を取り上げ、リーダーがそれらにどう向き合うべきかを問う。
著者が定義するいくつかの「〇〇症候群」の話しは興味深く、中でも「報われない症候群」の部分はマネジメントの観点のみならず、自らも省みるべき内容だった。
多くビジネス書は「この場合はこうしましょう!」という断言になると思うが、この本はしばしば「悩ましい問題」「これには正解がない」「これは仕方がない」という表現が出てくるのが印象的だった。いつもなら「結論を言わない本だ」と感じるところだが、その率直さが逆に心地よい。事実、この本に載っているような状況は実際のビジネスシーンでたびたび直面するし、どれだけ考えたところで、明確な答えに辿り着かなかったりする。
改めて「組織を伸ばす」ために自分が採るべき道を考える、そのきっかけを与えてくれる1冊。 -
これからのリーダーは周囲の人たちの「成長スイッチ」をONにするような人でなければならない。
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自分の立ち位置を理解できた。
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はじめてこーゆー啓蒙本を買った。
やはり好みに合わない。。
でどのようにやるかは書いてないんだよね。
で、それは当たり前で方法は人それぞれだし
そこを見つけるために頑張る人がその他大勢から
抜きんでるんだから。。
というかこの手の本は400円以内ぐらいにならんのかな。。 -
人事のプロが書いたコラム。筆者のメルマガからのピックアップされたものだそうです。なので、さまざまなショートコラムが記載されており、とても読みやすい。本書では、それらを
「社員の成長スイッチ」
「仕事」
「組織・人事マネジメント」
「人事」
といったところでまとめています。
気軽で読みやすいということもありますが、すっとよめて、すっと抜けていきそうな感じです。そのためにも、ここで、キーワードを残しておくことにします。
成長スイッチをONにするためには、
「組織の声に耳を傾け、わかりやすい言葉で発信し、周囲の人間がわかってもらっている環境をつくること」
「志、ミッションを共有、覚醒させ、相互が確認できるような場をつくること」
「CAREすること、相手のことを大切に思うこと」
「あてにできる箇所をみつけて人材を活かすこと」
が主な内容かと
仕事という点では
「忙しさを伝染させるリーダにはなってはならぬ」
「完璧主義ではなく、全力主義」(耳が痛い)
「自分のピークは自分で創る」
組織・人事マネジメントという点では
「皿回しの状態からの脱却」(耳が痛い)
「モチベーションを高めるのはお金ではなく仕事」
人事という点では
成長スイッチの3原則の場
「自分よりも優れている集団のなかで、がんばらないと置いてきぼり」
「困難な環境下で自分が何とかしないとならない」
「強烈に魅力的な人がそばにいて、その人のようになりたい、その人に認められたい」
こういったキーワードの中、いま、一番やらなくちゃならないとおもっていることは、やはり、
「皿回しの状態からの脱却」
ですね。
「気合と根性で、「皿回し」をさらに高度に行おうとしている組織が多い」
っというのがまさに耳が痛いところです。 -
つくばのナショナルセンターでの研修講師にいらしていた
柴田励冶氏の著書である。
この本は現在管理職に就いている人を対象に書かれているが、
読むスタンスは、リーダーのが求めるメンバー像や
リーダーとなる人の考え方が示されている。
全体的にわかりやすく、すっと理解できる。
そして心に考えるきっかけを植えてくれる。
あてにされる人になり成長スイッチがONになっている時間を
できるだけ長くしたい。
自らを冷静に分析し、自分のピークを自分でつくる。
それには最低限のスキルが必要。
いろいろま場面で力を発揮する場を与えているが、
もう少し違う世界を知りたいという希望も少しある。
異動と違うが、仕事の幅を少し広げ、
奥行きも大きく取りたいという感じだ。
今のスタンスのまま、同じ仕事を今年もすると
バーンアウト気味になりそうだ。
しかし今は基礎力増強のフェーズと考える。がんばろう。 -
リーダーになりそうだった時に読んだ。
業績を上げるだけであれば、ただのプレーヤーだ。
人の成長スイッチをonにすることがリーダーの必須条件だとさ。
リーダーでなくとも、この考えを持って仕事に臨むべき。 -
リーダーに就いたときに読んだ本。周囲に流されがちなので、リーダーとしてどのような心構えでいるべきか、ということを学ぶために読んだ。タイトルにある「社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件」について割かれているのは一部で、その意味では少し騙された感あり。