お江戸の武士の意外な生活事情: 衣食住から趣味・仕事まで (PHP文庫 な 17-10)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569663968

感想・レビュー・書評

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  • 2018/8/26-9/4読了

  • 江戸時代、武士はどのように暮らしていたのか。江戸を中心に、武士の日常が分かる、気軽によめる一冊。衣/食/住/役/勤/金/婚/罪/遊、の各章に分けて、2ページ程のトピックスを紹介してゆく。

    将軍や大名など高位の階級における窮屈な生活。経済成長につれて物価高になってゆく中、固定された俸給のために困窮する下級武士。身分制社会の中で特権を持ちつつも、戦闘集団という建前と太平の世の中という現実の間で、独特の生活文化が発展したのが興味深い。

  • 今までは漠然としたイメージしかなかった江戸時代の武士の生活が、リアリティを持って分かる本。お金がかからない趣味に熱中してみたり、見栄は張るけど貧乏暮らしだったり、そういった事情を知ると武士が身近に感じられる。

  • キオスクにて購入。意外と面白かったよ 。武士も楽じゃなかったんだと。シリーズで出ているようなのでどこか見つけたらまた読みたいな。歴史とかに興味ある方であれば少しは楽しめるかも

  • 目から鱗?
    こういう雑学好き。
    というかこの程度を知っておかないと、
    歴史研究をするのに資料を探すのが時間かかりそう。と思った。

  • 個人的にこういうデータ本って好きvvvちょっとした時間に少しずつ読めるのもイイです。

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著者プロフィール

函館市生まれ。編集者を経て現在は歴史作家。歴史の意外な側面や人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆を続けている。著書に『江戸東京の地名散歩』(ベスト新書)、『江戸三〇〇年 あの大名たちの顚末』『江戸っ子はなぜこんなに遊び上手なのか』『水の都 東京の歴史散歩』(いずれも小社刊)など多数。

「2023年 『図説 家康が築いた 江戸の見取り図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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