40歳から伸びる人、40歳で止まる人 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569664675

作品紹介・あらすじ

男の人生、最大の分岐点は40代である。なぜなら40代の過ごし方次第で、そこから人間としてグンと伸びて「本物の大人」になれる人と、そのまま成長が止まってしまう人に分かれてしまうからだ。▼本書は、生きる楽しさを与える人気エッセイストである著者が、「人生・大人・仕事・家庭」といった4つの面から、人生を愉しく有意義なものにする考え方を紹介する。▼「人は会った人間の数だけ賢くなる」「失うことは新しい何かを得ることだ」「金で買える幸せは買ったほうがいい」「『いい人』と呼ばれないようにしたい」「好奇心にも有効期限がある」「できるだけ一人で過ごす時間を持ちなさい」など、自分のこれまでの生き方を見つめ直し、人生の第2ラウンドに向けて、新しい何かにチャレンジするヒントが満ち溢れている。▼40代は「人生仕上げ」の助走期間。50代からの人生を輝かしい最高の舞台に仕上げるために、今すべきことを教えてくれる一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 今日、自分が不安だったけど思い切ってしたことが正しいと思えました。背中を押してくれる本でした。川北義則先生の本、他も読んでみようと思います。

  • 40代が、思ってた以上に面白くて読んでみた。
    別に40代に関わらず、イイ事書いてあった。
    想定読者は男性みたいで、身につまされる内容じゃないけど、どんな話も聞いといて、損はないからね

  • 現在は第一ラウンド。第二ラウンドがあることを意識して2足目を探してみよう。
    10歳若いつもりで、好奇心を持ち、人と関わり、目的を持ち(探し)、準備を整えよう。

  • 今、やるべきことを知りたくて読書。

    本書のタイトルの年齢になったの読ませてもらった。

    欠点を埋めることよりも長所をより成長せさせることを意識する。
    専門性を徹底的に磨き、唯一無二のプロフェッショナルとなる。
    不要な情報を流されないため、情報を絞り、シンプルにする。
    上手に大胆に捨てていく。
    パートナーを大切にする。

    読書時間:約1時間25分

  • とりあえず、40歳のうちに読了。
    しっかりと自分を見直してみます。
    会社も40歳向けのキャリアセミナーに出ろって言ってきたところだし。

  • 40歳からの生き方を考える上で、心を打つ言葉や数多くの名言が掲載されていました。(以下)

    ・人間は自動目標達成装置
    ・40代は少し仕事を手抜きをしてもいいから、自分の時間を持つ
    ・いまここで楽しめない人生は、永久に楽しめない(人生で楽しむべき時は今だ!)
    ・飲んで、食べて、歌って、踊って、恋をする。それだけで人生は十分楽しい by ラテン系イタリア人
    ・人生の極意は何でも遊びにして楽しんでしまうこと
    ・日本のビジネスマンの欠陥:努力至上主義に陥って、運の要素の作用を認めない
    ・人間がお金を持って死ぬことは大変不名誉なことです Aカーネギー
    ・人はたどり着くことができるかも確かでないくせに、老年になるのを恐れる
    ・明日に延ばせることを今日するな 藤子不二雄A
    ・男は妻を養うためではなく、属する集団の中でがんばっているだけ。妻に家事育児を押し付けるための屁理屈
    ・人間一生誠にわずかなことなり、好いたことをして暮らすべきなり 山本常朝
    ・組織に従属して出世や金など「共通サイズ」の基準で成功を目指すのではなく、自由、やりがいなど「自分サイズの服」の基準で自分なりの成功を目指す
    ・なぜ自分はいきているのか、生かされているのか、常に問う
    ・興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合が多い
    ・子どもは最も親しい他人

  • 人間は自動目標達成装置である
    失うことは新しい何かを得ることだ
    思い切ってラテン系で生きてみてはどうか
     飲んで、食べて、歌って、踊って、恋をする。それだけで人生は十分楽しい
    人生一生にわずかなことなり、好いたことをして暮らすべきなり
    好奇心には興味があるからやるというよりは、やるから興味が出来る場合が多いようである

  • 常識的な人は読むと怒り出すかもしれない。一部は極論もある。
    しかし私は、読んでいておもしろい。
    それは、なんとなくこの作者に、オシムの皮肉っぽさを感じたり、ラッキーストライクをぷわーっとふかす男を感じるからである。よい意味で、作者は「いい人」ではないと思う。

    いい年して「いい人」といわれるとばかにされている気がする。
    多少毒を含んでいても味のある大人になりたいものだ。この点で私は作者と共通の思いを持つ。

    そのために、一般的に健全な常識といわれているものを総点検していい気がする。
    わがままはわるいことか、
    がんばるのはよいことか、
    お金をためるのはよいことか、
    お金で幸せを買うのはわるいことか、
    長所を伸ばすのか短所をなくすのか、
    手抜きは悪いことか、
    夫婦はわかりあえるものか、
    こういったことが、40歳ではどうなのか。

    ・・・

    こういったことで、自分がとらわれていること、思い込んでいることをいったん分解してばらばらにしてみると、仕事と自分の間に適切な距離がうまれるかもしれないし、家族ともいい距離になるきっかけになるかもしれない。

    2007/07/31

  • 40からの生き方。折り目を付けたところは読み返そう

  • 気づけば数ヶ月で40歳。思わず手に取った本。自分が日頃から感じている「本当の大人になる」「自分と仕事の関係」「家庭での男の役割」等、共感できる部分があった。「本当の大人」になれるよう、良い40代を過ごしたい。

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著者プロフィール

大阪生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。

出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆し、講演活動も数多く行っている。

主な著書に『男の品格』『「孤独」が一流の男をつくる』『男の嗜み』『60代からやっていいこといけないと』など多数。

「2022年 『20代で身につけたい5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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