Michio's Northern Dreams (1) オーロラの彼方へ PHP文庫 (ほ9-1)
- PHP研究所 (2005年11月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569664835
感想・レビュー・書評
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時代が変わっても、変わらない自然の偉大さを感じられる本。
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珠玉、ではあると思うのですが、若干の違和感が。
理由はわからない。
このシリーズを買い進むのか、別の著作を買うのか決めかねている。
払ってもいい金額:800円 -
歌代隼人「Instrumental jouney」つながり。/いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がする。/人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。
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星野道夫さん、本当に素晴らしいです。
道に迷ったとき、彼の写真やエッセイを読むと新しい発見があります。 -
ジーンときちまったぜ…
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資料ID:92113025
請求記号:
配置場所:文庫本コーナー -
写真家 星野道夫氏のフォトエッセイ
アラスカの厳しい冬を捉えた作品。
僕はこの本を写真集として手に取った。
正直な所、文章には期待していなかった。
しかしその考えは本を開いてからすぐ裏切られた。
写真と同じくらい魅力的な言葉が並んでいる。
アラスカに息づく生命を、心の奥底、きっと魂と呼ばれるようなレベルで感じ取った生身の感覚が伝わってくる。
日々の些末な日常に左右されがちな私達に、広大な自然や時間の流れを通じて、生きる事の意味さえも問いかけてくるようだ。
文章を見てから、写真を見つめ直す。文章と写真がリンクしている。
言葉も写真も単独で作者の想いを伝えると同時に、重なり合って、心に響く。
とても素敵な本です。 -
「その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」
みえてるままの感動を表現できないもどかしさを感じるとき、この一節を思い出します。
星野道夫さんの、まっすぐみつめるような表現は
誰のなかにもある、なつかしいような、いとしいような、そんな何かを呼び起こしてくれます。
どの文章も引用してご紹介したいくらい、ぜひお手元にオススメしたい1冊です。 -
星野道夫著。2001年、2005年。アラスカの写真と著者の文章をまとめたもの。人生の判断で迷ったときに人の言葉で後押しされることはよくあるが、いつかどこかで見た風景に励まされることがきっとある、という著者の言葉に納得。ふと思い出すような印象に残った景色は、気持ちを瞬間軽くしてくれる。オーロラの写真や人形のようなシロクマの写真などきれいな景色がいくつも載っている。なんとなく思い立ったときにパラパラと眺めていたい。
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お気に入りの本です
この本を人に貸したときは、しつこく返却をせまります
(他の本だと、まぁいいかぁになることが多い)
どのページを開いても
心に留まる言葉があります
もちろん、写真も素敵です
パラパラとめくって最初のほうに
「人はいつも無意識のうちに、
自分の心を通して風景を見る。
オーロラの不思議な光が語りかけてくるものは、
それを見つめる者の、
内なる心の風景の中にあるのだろう」
同じものを見ても、優しいと思うこともあれば、よそよそしく感じるときもある