- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569665696
感想・レビュー・書評
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2010/10/26 予約 10/29 借りる 11/20 読み始める。
少し読んだが、怖そうなので途中でやめた。
防災訓練に参加し、地震体験車で震度7を体験。
本書は、現実性の高いシミュレーションだそうだ。
読んでおかねば! -
地震の問題は他人事ではないですね。
実際に被災した場合、冷静に行動できるかどうか…。
非常持ち出し袋の中に早速マスクを足しました。 -
いろいろ災害法制を考える上で、これまで起こったことのない災害を想定するので、小説家のアイディアを参考にする。
(1)総理官邸で、総理がいない間、官房長官と防衛大臣で権限争いが起きる。
(2)環状線、首都高で自動車事故から火災が発生し、延焼遮断機能どころか、発火源となる。
(3)火災による黒煙がひどくて、通常のヘリコプターから撮影できず、自衛隊の偵察機の赤外線による撮影が必要になる。
(4)湾岸部や地盤のわるいところでの震度が大きく、また、液状化が発生する。また、密集市街地で火災が発生する。
(5)マンションの扉が開かず、閉じ込め案件が多数発生する。
(6)黒煙がひどく、マスクが避難時には必要。
などなど、著者もよく勉強していると思う。 -
「震災時帰宅支援マップ」と付き合わせながら読み進めた。
地震対策の重要性、死ぬか助かるかの分岐点を鋭く指摘している。 -
4569665691 324p 2006・1・25 1版1刷
◎著者のサバイバル技術が満載。
△小説としては少し固い。会話が不自然。首都圏の地理が明るくないと面白さ半減かも。 -
<table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569665691/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VTXYW6RVL._SL160_.jpg" alt="首都直下地震“震度7” (PHP文庫)" border="0"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4569665691/yorimichikan-22" target="_blank">首都直下地震“震度7” (PHP文庫)</a><br />(2006/01)<br />柘植 久慶<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569665691/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>「東京大空襲どころじゃない。やられている範囲が桁外れだ!」 深夜の震源地を飛ぶ偵察機の搭乗員が叫んだ。眼下の火災は旋風となって急速に燃え広がり、上空では火柱が1本と化して周囲の空間を焼き尽くしている――。
平成XX年2月冬、東京湾北部を震源とするマグニチュード8.1<震度7強>の猛烈な地震が首都東京を直撃した。耐震性が高いとされた住宅・マンションが倒壊し、道路を塞ぐ大量の自動車事故が導火線となって、炎は際限なく広がっていく。都心では大量の帰宅困難者が発生し、脱出を試みる避難民が次々と炎に飲み込まれる。死者15万人、行方不明者10万人、死傷者の合計は100万人。今まさに時を超えて、関東大震災と同じかそれ以上の災禍が繰り返されようとしている。
本書は、政府の予想数字を遥かに上回る、未曾有の大震災をシュミレートした衝撃の近未来ノベル。東京はこの衝撃<インパクト>に耐えられるか!?
文庫書き下ろし。</strong></p></blockquote>
真冬の帰宅ラッシュ時、そして夕飯の準備で火を使う時間、しかも、江戸時代までは海だったところを埋め立ててできた地盤の弱い場所を震源とする巨大地震が発生した。場所も季節も時間帯も最悪を選んで起きたような大地震である。
首都東京のさまざまな場所の地震発生直前からその瞬間の状況が実況中継のように描かれていて、震えあがる。関東大震災時と違い、自動車事故やそこから派生する火災によって、幹線道路は防火壁の役割をなさず、それどころか火災をさらに広げる原因にさえなっている。消火活動も救護活動も不可能に近い。
普段からの備えと、心がまえ、そのときの咄嗟の判断力の有無がまさに生死を分けるのだということがよく判る。
自分のこととして、真剣に考えなければならないことだと改めて思わされる。 -
江東区に住んでいるので、地震・火災の恐怖が人事では無いものとして読みすすみました。
これを読んだ後、おもわず21世紀サバイバル・ブックとかを購入してしまった。防災袋も見直しました・・・。