高坂弾正: 謙信の前に立ちはだかった凛々しき智将 (PHP文庫 こ 40-5 大きな字)
- PHP研究所 (2006年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569667492
感想・レビュー・書評
-
「逃げ弾正」。
与えられた役割のためこういう名を付けられているようだ。
最前線の役割を与えられていたら、弾正ならびに武田軍はどのように変わっていたのだろう??
ところで、高坂弾正は「春日虎綱」という名を使っている期間が多く「高坂」の性はほとんど使っていないのに、なぜ現代では「高坂(弾正)昌信」で名が通っているんだろう??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
百姓から取り立てられ、信玄の寵臣となった高坂弾正昌信。「甲陽軍艦」の語りべとして有名ですが、虚実織り交ぜたこの史書から、史実を追求して書き上げた本です。高坂昌信という名は、本人が一度も名乗ったことがないペンネームなんだそうです。知らなかった。
2008.12.26読了
-
甲斐武田家の知将高坂昌信の文庫本。
-
冒頭から凌辱されかかってる春日さんに同情。
初夜(?)での信玄の言葉に「結局お前初めから目を付けてたんじゃねえのかよ!」という突っ込み多数。
なんとも言い難い内容でちょっと笑います。
実際彼等の仲がどうだったかなんてわからないとしても、ちょっと男女間の恋愛じみていて現実味がなさすぎます。 -
農民の子から歴史に名を残す名将へと成長を遂げていく
-
武田四名臣の一人、高坂昌信(今作では春日虎綱)の活躍を描いた作品。健気で初々しい近習時代は上手く描かれてたけど、全体としてはあまり盛り上がらなかった。出来事のあらましと細かい人物の表記が多くて疲れる。高坂を主役にしたって点では珍しいので評価したいけど・・・・・・