- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569670775
作品紹介・あらすじ
「地黄八幡」の旗印の下、河越夜戦をはじめ、数々の合戦でその名を轟かした北条綱成。彼の存在なくして、北条氏の関東制覇はありえなかった-。関東北条氏二代目の氏綱の信頼を受け、北条一門に迎えられた綱成は、関東の地を狙う甲斐武田、越後上杉など数多の強敵と激戦を繰り広げる。常に北条軍の先鋒として無類の強さを誇った「地黄八幡の闘将」の生涯を描く力作長編歴史小説。
感想・レビュー・書評
-
978-4-569-67077-5 381p 2008・8・18 1版1刷
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小田原北条家を支えた名将・北条綱成の人生を描いた歴史小説。
福島家での前半生が詳細に描かれていて面白かったけれど、描写が武将としての側面に偏っていたので、できれば外交官・政治家としての面についても描いてほしかった(あとがきで若干触れられているけれど)。 -
「地黄八幡」の旗印の下、川越夜戦をはじめ、数々の合戦でその名を轟かした北条綱成。彼の存在なくして、北条氏の関東制覇はありえなかったーー。関東北条氏二代目の氏綱の信頼を受け、北条一門に迎えられた綱成は、関東の地を狙う甲斐武田、越後上杉など数多の強敵と激戦を繰り広げる。常に北条軍の先鋒として無類の強さを誇った「地黄八幡の闘将」の生涯を描く力作長編歴史小説。
-
戦国時代もののテーブルトークロールプレイングゲーム「比叡山炎上」の参考資料として購入。
翌日にゲームマスターを控えていたのだが、シナリオが思いつかず、本屋に掛けこんで、なにかいいネタが無いかと見回した時に見つけた一品。
武勇に優れた武者の話はどれも面白くて大好きです。 -
氏康公が大好きなので、川越夜戦を綱成側からの視点でもみたいなー。
と軽い気持ちで買ったのですが、ガッツリ読ませていただきました。
地黄八幡かっこよすぎる。
氏綱との出会い、氏康との義兄弟っぷりもガチで最高でした。
北条家好きな方は読んで絶対損しませんよ。 -
名前は知っていたのに、経歴をほとんど知らなかった北条綱成の生涯を、わくわくしながら楽しんで理解することができた。
資料が少ないので、推測で書かれている所が多いのだろうが、史実をそのまま知るということではなく、大まかな史実の下に、推測される物語を楽しむという点では最適な内容であると感じた。
著者の他の作品も読んでみたいと思う。 -
「地黄八幡」の旗印の下、河越夜戦をはじめ、数々の合戦でその名を轟かした北条綱成。彼の存在なくして、北条氏の関東制覇はありえなかった―。関東北条氏二代目の氏綱の信頼を受け、北条一門に迎えられた綱成は、関東の地を狙う甲斐武田、越後上杉など数多の強敵と激戦を繰り広げる。常に北条軍の先鋒として無類の強さを誇った「地黄八幡の闘将」の生涯を描く力作長編歴史小説。
-
北条氏康の義兄弟、闘将北条綱成。
-
人選の妙。
-
地黄八幡こと北条綱成の本。今川家の家臣・福島正成の子であった彼が、どのようにして北条姓を名乗るようになったのか。史料が少ない中で、興味深い展開で描かれます。北条家を支えた猛将で、一部で人気の高い武将ですね。
2009.8.19読了