企画力 (PHP文庫 た 51-6)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569673219

感想・レビュー・書評

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  • 顧客目線と気づき、営業担当との暗黙知の共有、社内根回し。

  • 企画力には、実行力も含まれる。
    実行されなければ、企画とは言えない。
    しかし、いまは企画を立てることと、実行することが切り離されている。
    この知行分離が現代の病だ。

  • ・この問題を解決してはどうでしょうか?と隠れているニーズに対して提案をする。
    ・企画とは良い方に向かうように企てる事。
    ・計画は”何をするか”時間ややる事・工程を並べる事。それに対して企画は”なぜそれをするのか”
    ・企画は立案から相手の行動を動かすまでが企画。立案で終わっている事が多い。
    ・企画書は先を読ませない。先を読みたくなる企画書(物語)を創る。
    自分の考え方が甘いなと感じた。

  • 済み

  • 実行力の原動力になるものが企画。それには、物語性を持たせる。夢を見させるのだ。それは芸術のように美しいものであるといいい。でも、夢だけでなく、現実ともバランスのとれた中庸の道を保つべし。
    また、自問自答も大切な手段である。
    なぜを追求し、顧客に興味を持ってもらわないといけない。それには、問題提起をする必要がある。

    企画には、自立性が必要であって、説明資料となってはいけない。単独で一人歩きできるものにしないといけない。

    個人的にもっとも大切なのは、個人技に頼らないこと。

  • 職場の上司たちが口を揃えておすすめしていた本だったので、読んでみました。とても勉強になります。

    企画は、実際に実行出来ないと意味をなさない。
    なので、企画力とは、実行力のこと。
    また、実行出来るよう、組織を動かす力であること。

    人を動かし、組織を動かし、その企画をなすために、企画書が必要であること。
    そしてその企画力はそれ自体に魅力をもたせ、完結性をもたせること。

    すぐに使える考え方ばかりでした。営業はもちろん、営業企画や商品企画、営業アシスタントや組織をマネジメントする人にとっても、勉強になる1冊だと思います。非常に読みやすい本なので、おすすめです。

  • ・「最高の企画書」とは「最高の推理小説」である
    ・「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ
    ・タイトルで「企み」を語る。それが、最高の「掴み」
    ・社会や市場や企業に「これから何が起こるのか」、その「ビジョン」を語れ。
    ・「企み」を構造化された目標に翻訳せよ
    ・読みやすい企画書は「自問自答」のスタイル
    ・「三の原則」を用いて企画書を削れ
    ・関係者からの想定質問に耐えうるように「ディフェンシブ」な姿勢で見直す
    ・以下の順で書く
     表紙のタイトルで「企み」を短く、力強い言葉で。
     第一ページで「企み」の背景にある「ビジョン」を。
     第二ページで「企み」を「目標」に翻訳
     第三ページからは「目標」⇒「戦略」⇒「戦術」⇒「行動計画」

  • 非常に読みやすく要点がまとめられている。
    参考になることも多かった。良書である。

  • 先の「営業力」に続き、購読した田坂広志さんの本。
    この本も、非常に勉強になる内容でした。

    提案書やプレゼンなど、何かを相手に伝えるときの技法・心構え
    として、とても参考になりました。

    以下、この本で私が印象的だったポイントです。

    ・企画とは、実行されて初めて、企画と呼ぶ。
    ・「企画」という営みにおいて最も大切なことは、「魅力的な
     物語」としての「企画書」を創ることです。それを読んだ時、
     読み手が面白いとかんじ、想像力を掻き立てられ、様々な知恵
     が湧き、行動に駆り立てられる。そうした「企画書」を創る
     ことです。
    ・「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ。
     「なぜ行うか」を魅力的に語れ。
    ・表紙のタイトルで、「企み」を、短く、力強い言葉で語る。
     第一ページで、その「企み」の背景にある「ビジョン」を語る。
     第二ページで、表紙で語った「企み」を、「目標」に翻訳して
     語る。
     (中略)
     そして、第三ページから、この「目標」を「戦略」へ、「戦略」
     を「戦術」へ、「戦術」を「行動計画」へと順を追って翻訳し、
     語っていくわけです。それが企画書の基本的な流れです。
    ・読みやすい企画書は「自問自答」のスタイル。
    ・企画書とは、顧客企業の「担当者」を説得するおのではない。
     企画書とは、顧客企業の「組織」を説得するものである。
    ・企画書の目的は、「企画」を売り込むことではない。 
     その本当の目的は、企画の奥にある「人間」を売り込むことなの
     です。

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著者プロフィール

シンクタンク・ソフィアバンク代表

「2023年 『能力を磨く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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