スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569675206

作品紹介・あらすじ

iPod、iPhone、iPad…。数々の革新的な商品で世界を魅了しつづけるアップル社の天才CEOスティーブ・ジョブズ。彼がここまで成功できた要因は一体どこにあるのだろうか?本書は、彼が無名だった20代前半から、アップル追放の挫折をへて、現在の成功に至るまでの発言を厳選し、解説を加えた。「我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ」など、時代の寵児から人生のヒントを学ぶ。

感想・レビュー・書評

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  • オーディオブック
    あまりよく知らなかったスティーブ・ジョブズの人となりがほんの少し分かったような気がする。
    ビジネスマンだけど、ビジネスマン以上にクリエイターだと思った。
    彼のいた時のAppleはすんごいブラックな気がしたけどスタッフはそこで働くことに喜びを感じていたのだろうなとも思った。

  • 単に名言が羅列されているだけではなくそれぞれエピソードが書かれていて、そのどれもが興味深いものだった。真似たいというよりも、iPodやiPhoneなどの革新的かつクールな製品が生まれた理由が垣間見れた気がした。

  • 人の人生を生きるな。
    一冊の中で、この言葉はかなり胸に響いた。

    そう、誰のためでもなく、人生は自分のものだな。
    誰かに媚び諂うのではない。

    ジョブズ関連の本は何冊か読んでいるが、知れば知る程に引き込まれるな。
    カリスマというのは、信者が生まれる程に崇拝されるか、悪魔と忌み嫌われるかの両極端な対象だ。
    なんとなく良い人なんていう中庸は存在しない。

    あくまでも、ブレない信念と情熱で生きている。
    だからこそ、その熱量が人を介して伝わってゆくんだろうな。

    バスケの神様MJが残した名言、「運命よ、そこをどけ。俺が通る」
    最近で規模はややこぶりになるが、ローランドの「俺か、俺以外か」

    ある一つ上のステージに上がってゆく人間ってのは、はたから見ると傲慢にしか見えないが、近くの人間はそのあまりの熱量に巻き込まれてゆくんだろうな。
    そして、巻き込まれた人間は本来の能力を超えて新たな自分に目醒めるわけだ。

    一見、協調性とは無縁に見えるが、人一人では限界があり、複数人のチームでことを成すということを分かっている。だからこそ、周囲を取り込んでゆくんだな。

    周囲を巻き込むか。
    突き進むしかあるまいな。

  • ジョブズが亡くなる前に発売されたスティーブジョブズの名語録をまとめた本。
    ブラック経営者なところはもちろんあったんだろうけど、信念をもって人生を送っていたんだろうなと思う(ただ、「週90時間、喜んで働こう」とかうちの会社の社長がいいだしたら転職を考える)。
    それに、なんだかんだいってちゃんと結果をだす社員については大切にしてたのではないかと思う。中には、社員の家族についても感謝したときがあったらしい。アップルで働けるのは家族の支えがあるからこそということか。
    ちょっと驚いたのが、CMの1984の広告費の半分をウォズニアックが払ったということ。取締役会には不評だったけど、創立者二人としては大絶賛だったのか。
    それにしても、この本を読んで、ジョン・スカリーの印象が悪くなった。ジョブズに誘われてアップルのCEOになったのに、そのジョブズを追放するという。しかも、そのスカリーも後に解任されたらしい。一生、砂糖水売ってた方がよかったんじゃないかと思った。
    それと、ジョブズはよく死について語られることが多かったらしい。それは、ガンを経験して死を意識したからだろうけど、今となっては長くは生きられないと悟っていたのではないかとさえ思える。

  • ジョブスの名言や発想方法に触れることが出来る本の一つです。

    僕は何故かプライドとしてアップル製品は買わないと決心した人間の一人ですが
    「スティーブジョブス」という人間に関しては非常に大好きな偉人の一人として数えています。

    彼の天才的な発想力と行動力、そして自信があるゆえの人を動かすエネルギーは感服します。彼から学べるところはまだまだあると思っていますし、彼のような熱意を持った生き方は全人類が見習うべきことでもあるなと感じさせられます。

    スティーブジョブスをダイジェストで知りたい方にはお勧めの本です。

  • 内容は良い、やる気も出る。
    ただ、オムニバス的で広く浅く感が否めない。
    入門としては良いかもしれない。

  • 何者にも屈しないところは気持ち良い。近くにいたら本人の存在自体が威圧的だったりしたのでしょうね。

  • 自分が行く先はパックがくるポイントでありパックがあった場所ではない。
    アップルがやらないと、どこもやらない。だから僕はここにいるんだ。
    もう変わらない過去より、これからどう変わるかという自由な発想が大切。
    「何かに絞り込むということは、イエスではなくノーということだ」
    「何かを捨てないと前に進めない」
    世界はこれ以上デルやコンパックを必要としていない。
    多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ。
    お金が目当てで会社を始めて、成功させた人は見たことがない。
    Aプレイヤーしか要らないという目標
    ビジネスモデルはビートルズ
    残る一生、ずっと砂糖水を売っていたいですか?それとも世界を変えたいですか?
    遠慮を失うほどの情熱があるかどうか
    iPodより高いスニーカーがある。
    「死は生が生み出した唯一最良のものだ」。死は古いものを消し去り、新しいものへの道を開く。
    「時代は変わる」ロールモデルの一人にボブ・ディランがいる。
    スタンフォード大学卒業式 スピーチ カリグラフィ文字芸術 点と点が結びつく
    創造とは結びつけること
    アップルは埋れた技術の価値を見抜き、すごい製品にする点で独創的。
    音楽とコンピュータを愛し、テレビを嫌った。
    マイケル•デルも未来を予想できるわけじゃない。
    ドイツ ミーレ社 洗練されたデザイン性 機能美 ポルシェのような
    前進し続けられたのは、自分がやることを愛していたからだ。
    僕の一番の貢献は、本当にいいもの以外には常に口を出し続けたことだ。
    頭の中の「こうあるべき」を極限まで追求する。だからこそ、できあがったものは見たこともない、感動的なものになる。
    芸術的創造と技術的創造は同じコインの両面。技術と文化わ融合させるアーティスト レオナルド•ダヴィンチ ミケランジェロ
    ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたということ。

  • 名語録というより、短編エピソード集かな。心に響くものも中にはあるけど何かまとまらない感じ。構成の問題⁈

  • 「情熱がたっぷりなければ生き残ることはできない」
    完璧な製品も情熱から。好きを究めていきたい
    「点が将来なんらかの形で結びつくと信じなくてはいけません」
    過去の自分を肯定し、現在取り組んでいる物事に前向きになるためにも取り入れたい考え方だ

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著者プロフィール

1956 年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。/慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。/トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。/一方でスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾスなどのIT企業の創業者や、本田宗一郎、松下幸之助など成功した起業家の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている。

「2020年 『渋沢栄一・野村克也 各4冊ラックセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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