ベースライン (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 44
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569676807

作品紹介・あらすじ

都内の高校に転校してきた沢岸亮。野球部への入部を希望するが、「ある事件」を機に部員の多くが退部していた。残った三人の部員たちと部の再建を図る亮。彼らの純粋な気持ちは、辞めた部員や周囲の人間たちの心を動かしていくのだが…。ともに笑い、泣いた「あの時間」。一所懸命に打ちこんだ時間は、遠ざかるほどに、光り輝いていく。好きなものへの真摯な姿勢が爽やかな感動を呼ぶ青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の沢岸亮の野球に対する、純粋で真摯な姿勢と仲間の部員の絆が描かれている小説。読後は、「良いよな、何かに一所懸命打ち込めることって!」と沁々思えました。

  • ものすっごく期待はずれ。
    別にバッテリーほどのものを期待していたわけではないけど。もっと読みやすくて、青春だなあ(ほのぼの)ってなりたかっただけなんだけど。
    まずあだ名からしてダメ。っていうかそんな名付けの仕方はいくらなんでもない→覚えられない

    バッテリー読んで気分直しするか・・・

  • 表紙がさわやかで思わず図書館で借りてみた。
    思っていた「the 青春」って感じではなかったけど、野球が好きな人はおもしろいとおもう。

  • 解説に騙された/(^o^)\

  • 表紙の絵は反則ではないか。この絵を見ると、ラクロス少女との恋愛も搭乗しそうだが、「ラクロス」というキーワードは出てくるものの、ラクロス少女との恋愛はまったく出てこない。話もちょっと盛り上がりには欠けるが、直球勝負のお話という感じで好感が持てた。

  • 高校野球児の青春小説。全体的に少し浅い感じが…
    2011.10.5

  • 好きなことを頑張ること。
    シンプルだが、難しいこと。

    ただ、まっすぐに夢を追いかける。
    そんな思いは長らく忘れていた気持ちで。

    何で好きなんだろう?
    その気持ちはきっと他のことにも通ずるはず。

    高校生の主人公に大切な何かを思い出させられました。
    何かに真剣に打ち込む姿は結果はどうであれ美しいと思う。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。スポーツ誌の編集者などを経て、1999年第5回小説新潮長篇新人賞を受賞し、作家デビュー。おもな作品に、『おれたちのD&S(デマンドアンドサプライ)』『どまんなか1~3』『セキタン! ぶちかましてオンリー・ユー』『3年7組食物調理科』『小説の書きかた』『走れ! ヒットン』(講談社)、『消えた大関』(PHP研究所)、『デッドヒート 上・中・下』(角川春樹事務所)、『スクールセイバー 学園危機一髪!』『フルスウィング』『押し出せ青春』『セコンドアウト』(小学館)、『俺はどしゃぶり』(光文社)などがある。

「2019年 『スポーツのおはなし 柔道 柔道がすき!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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