新しい株式投資論: 「合理的へそ曲がり」のすすめ (PHP新書 488)
- PHP研究所 (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569692081
作品紹介・あらすじ
最近の実証研究によれば、プロのファンドマネジャーによる運用実績の平均は、株式市場の平均より劣るという。知識も情報も豊富なプロが、素人に勝てない株式投資とは何なのか?「株は情報の勝負ではない」「頭脳の勝負ではない」「金持ちが勝つゲームではない」「努力しても上達しない」-必要なのはセンスだけなのだ。先駆的なファイナンス研究によって完全に書き替えられた新しい株式市場像を紹介。"株式市場で勝つ"という視点から、株式投資という"ゲーム"の仕組みと戦略を徹底的に考える。
感想・レビュー・書評
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自分にはかなり難しかった…。
投資における間違いを多々指摘してくれている。
結論的には、バリュー株を買え、ということか?
他、大事そうなのは分散投資?
とりあえずPERについては勉強しようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年に著者は亡くなられております。この年にNISAの永久化が施行されましたが、株式投資を行うにあたっての基本的な知識が入っており、十分に利用できる内容になっております。
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プロのファンドマネージャーの運用実績が、株式市場の平均的なリターンより劣るという衝撃的な内容。努力しても上達しない、必要なのはセンスと 微妙な内容。
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中盤が結構難しい。でも説明はわかりやすかった。大して多くのいい方法はことは学べなかった感じだけど、悪い方法がたくさんあるのはよくわかった。
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【メモ】104Pの内容を元に、自分投信作ってます。
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株式についての心得を学ぶことが出来た。
今後も、しっかりと勉強していきたい。 -
いつ、何を思って買ったのかよく覚えていないが、なぜか持っていたので読んだ。副題が 「合理的へそ曲がり」のすすめ というだけあって、さまざまなものに難癖をつけている。なかでも私が強烈に受け入れられなかったのは、テクニカル分析を完全に無駄なこととこき下ろしていること。私はテクニカル原理主義者なので、このような論の展開はなかなか受け入れづらい。しかし、そういう「逆からの視点」は受け入れがたいからこそ、有益なものであるともいえる。本書は、そういった「逆の視点」から考えてみよう、という意味でよい気づきのある本だと思う。「合理的へそ曲がり」ってそういうことをいっているのかなあ。
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相変わらずの辛口で新しい価値観を与えてくれます。
その辛口を受け入れられる人は著者のファンになれるでしょうし
相容れない人には読む価値のない駄作と感じてしまうかも知れません。
そして感じ取り方が前者の自分なので満足の一冊です。
内容はどこのページから読み始めても興味深い結論に至って面白いです。
暇な時間があったときに手元にこれがあったら案外、有意義な暇つぶしになるでしょう。
内容には触れませんが「株式投資に向いた性格」「平均の得」「努力しても上達しない」はかなりツボに来た部分です。 -
平成23年3月2日読了。