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みんなの感想・レビュー・書評
2011/01/10月<br />戸田書店で立ち読みで購入。<br /><br />2011/05/20-2011/05/28土 読了<br /><br /><br />[private]意味が分からない[/private]
ポストモダン批判本かと思いきや、日本ポストモダン回顧本でした。
特定世代のすっごく狭い限定された嗜好へ一時期耽溺した人には、とても刺さる回顧本だとは、思います。
筆者あとがき「昔NHK・FM『サウンドストリート』で坂本龍一の新しい曲を聴いた次の日の朝は、普段の何でもないアスファルトの通学路が鮮やかに輝いて見えていた…テープのウォークマンで坂本龍一の曲を聴きながら『構造と力』を読んでいた」人の共感を得るであろう、やたらニッチなガイドブック。
まあ年寄り以外は読まなくてもいいと思います。
日本でいうと浅田彰の『構造と力』以来のポストモダン思想の日本での受容と衰退を軸として、そこに影響を与えた海外の思想(マルクス、ハイデガー、フロイト、ニーチェからラカン、フーコー、デリダ、ジジェクといったところ)と、日本の主な登場人物(浅田彰、柄谷行人、東浩紀)についてごく簡単に解説しています。 個別事項の感想では、柄谷行人への批判として、暴力の隠蔽と美学の欠如を挙げていますが、これは著者の... 続きを読む »
ポストモダンと言われても、感覚的にもいまいち、論理的にはほぼ全く分からなかった。
そこで手に取ってみたのだが、やはり今もその状況は変わっていない。
ただポストモダン思想の背景や、社会背景など、専門的に勉強しなければ知りえないことが沢山書かれており、私のような素人でもおもしろく、また感心しながら知識を深めることが出来た。
ポストモダンについて。ただし、ニューアカデミズムで扱われるのは、浅田彰であり柄谷行人であって中沢新一ではない。つまり、そういう立場からの解説ではないか。
いい意味で難解な一冊。フランス現代思想をベースに書かれているが、その基本的な知識が大前提としてあり、門外漢に丁寧に解説しようという気が感じられないのがまたいい。
正直読むのには骨が折れるが、いろいろ調べながら、じっくり読みフランスの現代思想を学ぶにはよい。
偉大な思想の面白さとは、今まで当たり前のことと信じていた自分の世界が、突如として不安定な水面のように揺らめきながら崩れ去る姿を目にする瞬間の、残酷なまでの快楽にあるかもしれないのだ。

[ 内容 ]
1983年、当時二〇代であった浅田彰の『構造と力』がベストセラーになり、フランス現代思想を源流にもつポストモダン思想が日本でもてはやされた。
しかし、ニューアカデミズムと呼ばれたその...





