- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569693637
感想・レビュー・書評
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どうすれば「しかる」ことができるか。
ちょっと個人的に迷うことがあり、少しでも学ぶものがあればと思い読み始めた。
「しかる」ことよりも「ほめる」ことの重要性を知り、また「しかる」にはやはり人格と言いまわしが必要だということを学んだ。
読み終わって、しかる技術などを学べたが、なにより「しかる」勇気をもらえた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほめる技術
ほめられ上手
しかる作法
しかられ上手
ざっくりいうとこれらが書いてある。
印象的だったのは、自分がほめられたときのレスポンス。
こんな返しをすれば、相手も自分も気分が良いのかと思った。
実際に行動にうつしてみたいとも思った。
内容は少々もの足りない気がするが
自分に不足しているものをみつけることが出来たので☆4 -
ほめることはなぜ大事か。
(1)良好な人間関係を作る。
(2)相手へのフィードバックになる。(自分が相手に対して何を求めているか)
(3)相手のセルフイメージを高める。
- とっておきの褒め言葉よりも、小さな褒め言葉。「この1年頑張ったね。」よりも「今日も頑張ってるね」
- 他人と比べるのではなく、過去の本人と比べる。
- ほめるときは、表情・態度・口調すべて手放しで。
- ほめるときは、客観的な評価の意味合いが強いYou messageではなく、自分がどう感じているかを伝えるI messageで。上司から部下へは、YouとIを組み合わせる。「君は本当に優秀だね。いつも頼りにしているよ」
- ほめるときはほめることに徹する。余計なひと言を付け加えない。
- 思いついたときにほめる。
- 相手のリアクションは気にしない。
ほめられたら、「ありがとう。」、さらに「嬉しい」、さらにどのように嬉しいかをI messageで伝える。
謙遜する場合は、一言だけネガティブに、その後ポジティブにして締める。
「今夜はお料理おいしかったです。すごく素敵なお店ですね」
「いえいえ、小さなお店ですよ。でもその分、お料理は工夫しなきゃと思って頑張っています。おほめいただき、ありがとうございます。」
しかるときには、嫌われ役になることをある程度覚悟しなければならない。
しかる目的は何か?「どんなときに」、「なんのために」しかるのか?
大事なのは、しかるときの判断基準をつくっておくこと。
例:「ビジネスにおいては明確な目標が設定されています。その目標を達成するために、部下の言動や行動を修正してもらうことが目的です」
しかりかたの3モード。「冷静モード」「優しいモード」「怒りモード」
しかるときは目をそらさない。「私はあなたに対して本気なんですよ」を伝える。
しかるときに大切なのは、相手の非をあげつらうのではなく、問題があることを相手に認識させ改善を促すこと。
相手の言い分を聞くには、「冷静モード」が有効。返答に応じて「怒りモード」に切り替えるか考える。
相手の性格ではなく行動をしかる。
しかるときは1対1が基本。
何が悪かったのか相手に考えさせる。 -
これは使える! 非常に参考になった。
また「ほめ方・しかり方」だけでなく、『ほめられ方・しかられ方』まで書いてあって面白かった。
これからの生徒指導の参考にしたい。 -
一言で言えば、どこにでもあるような内容の本。結局はよい褒め方と叱り方、ダメな褒め方と叱り方について書かれているだけ。類書を一冊読めばいいレベル。