耳を澄ませば聴こえてくる音の日本語

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696546

作品紹介・あらすじ

沁みる、響く。美しい「音」を心で聴きとめ、言の葉に解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな山下景子さんの本。
    今回は擬音語です。

    日本語は、感触を表す言葉を沢山持ち、少しの違いも言葉で表すので、化粧品のお試し?には日本人を選ぶ企業があると聞いたことがあります。
    ぬるぬる、ぬめぬめ、しっとり、もっちり、ぱさぱさ、かさかさ…
    日本人らしい表現がこの本にも多く紹介されています。

  • 文字で音を聴く。

    沈々
    潮騒
    ざんざ雨

    ことばからきこえる音
    音からきこえることば
    日本語って美しいですね。

  • 昔ながらの「音」にまつわる言葉を紹介している。
    動物の鳴き声、自然の音……そう言った人々の耳を介して生まれた言葉たちは、当時の人々の思想さえ浮かんでくるようだ。
    今では聞き慣れない言葉も意味をしれば、また使いたくなってしまう。
    日本語は美しいのだと、大切にしたいと思わせてくれる一冊。

    本のレイアウトも凝っており、文字からも音が聞こえてくるようだった。
    解説文も詩的な雰囲気を纏っており、テンポよく読むことが出来る。

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著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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