- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569697079
作品紹介・あらすじ
2007年最大のベストセラー『女性の品格』の続編。少子化、核家族化、共働きでむずかしくなった親子関係のあり方を、66の例をあげて具体的に語る。「子どもの機嫌を取らない」「みんなで食事をする」「手伝いをさせる」「悪口は言わない」「正しい日本語を使う」「お金の経験を積ませる」「挫折を忍耐強く見守る」「親の介護」-著者の体験をもとに、いまの時代にふさわしい新しい考え方、振る舞い方を提案する。
感想・レビュー・書評
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品格という言葉が流行っているようですが、どうも、きれいごとばかりで、現実味がわかないと感じているのは私だけでしょうか。
親の品格、つまりは子育て論。確かにいいこと書いてありますが、我が家には無理。できません。というか逆に、このとおり実践できている方、ご一報ください。多分、きわめて少数派だと思います。
先日、すまっぷのなかいくんが司会の番組に出ていましたが、筆者も、若い頃は官僚として、子育てには苦労されていたようでした。その反省から、この本を書いたのか。
理想論としては、確かにうなずけることばかりです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私たちの親の数だかその品格があると思う。
けれど、その数だけきちんと品格があるのである。
うまく子供に伝わっていないこともあるけれど、
絶対その本物がある。
その本物の品格をきちんと子供の自分自身が受け取れるかという視点で
(親を評価するのではなく)自分の・・・なんというか、子供の至らなさをしみじみと感じたい(御幣のない、純粋な思いとして捉えてほしい)と思うのである。
そう、ずっと前は、こんなに長寿命ではなかった。。。
【孝行をしたいときには親はなし】
寿命が長くなっても。。。
そうなのである。
そして、誰もわからないその最後のときのほんの少し前から、
そう言っていた。
親はわかるのだ。。。いや、感じ切れるのだろう。。。。
子供の品格に向かい、読んでおきたい一冊。
最後に・・・
「向かいて愛語を聞くは、面を喜ばしめ、心を楽しくす。向かわずして愛語を聞くは、肝に銘じ、魂に銘ず」
親の言葉が私の中でイキイキと生きているように、
このコトバを大切に自分がここに生きていることを記したいと思う。 -
ひとりの人間の親としての心構えから自分が子どもの立場としてすべきことが時系列に述べられていた。今の自身の境遇にも当てはまるもので大変参考になった。
心構えは確認した。次は行動できるか。 -
至極ごもっともなことが書かれていてふむふむそうだよなと共感しました。けど、なんかちょっと違うと思うのは、私は親として別に品格のある人になりたいのではなくて、やりたいことに自由にチャレンジできる子供に育ってほしいというかそういう子育てができる親になりたいということ。そのために、やりたいことに自由にチャレンジしている親でいたいと思っていて、それって「品格」という雰囲気とはちょっと違うよな、と考えた。
たぶん「親の品格」というタイトルは著者坂東さんの本意ではなかったのではなかろうかと思った。
坂東さんのが本書の考え方に至るまでの生い立ちや詳しいキャリアがわかるご著者があれば読んでみたい。 -
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子供に対して親が「やるべきこと」「しなければならないこと」が様々な観点から記載されている。言葉遣いや成長に応じた接し方、親や親族、学校、社会との付き合いやルールなど、親として耳が痛いことも沢山書かれている
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こどもの成長に合わせて適宜読み直したいと思える一冊。
皆で食事をする、正しい言葉を遣う。まさに今必要な自分の態度だと思う -
当たり前のことといえば当たり前のことですが、それをできているか?
私はあ〜そうですよね、、と耳が痛いけど納得する部分も少なからずありました。
耳が痛い指摘は大切! -
まだ子供がいないうちに読めてよかった。
親になった後に読んだら耳が痛そうです。 -
冷静な時に読むと、書いてあることはシンプルで当たり前のことですが、日常生活で常に「品格を持つ親」でいることは難しいですよね…。ちょうど悩んでいるときに読んだので、自分を振り返るときの教科書のような本でした。
生まれたての頃からティーンエージャーの子ども、さらにその先の子どもとの関わり方も書かれており、幅広くカバーされています。