「いいかげん」のすすめ

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569697345

感想・レビュー・書評

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  • 初めての仏教書。ブロ友に薦められて読んでみました。
    一番学んだ言葉は、「思うがままにならないことを、思うがままにしようとしてはいけません」。どんなことも自分の努力なり、小言なりで自分の思う通りになると思っていた自分を反省しました。
    他にも学んだこと色々。
    精神論的なものの集大成が宗教なのかな~と思いました。

    ただ、気になったのが、随所で出てくる「それは仏教の考え方ではありません」云々の記述。
    別に、〝仏教”を知りたいわけではないので・・・と心の中で毎回呟き(笑)
    そして、「自解―自分の解釈に執着せず、「教え」に学ぶ」には唖然。
    どんなことも簡単に鵜呑みにせず自分で消化してから自分のものにすることは基本中の基本だと思うのですが・・・。仏教だからって、どんなことも信じよっていうのは私のポリシーに反してました。

    いいとこどりさせて頂きました。

  • 人の歩く速さはみな違う。家族の好きなものをネット検索しても答えはない。自分に心地よいお風呂の湯加減も自分にしか分からない。自分に丁度いいかげんの頑張り方を探して、焦りや絶望感・無力感に苛まれる事のない日々の過ごし方を見つけたい。

  • 仏教の教えを知る本。著者の解釈が一つの手がかりになったと思う。個人的には読みやすかった。「努力すること」と「報われること」は本来別物。言われてみれば確かにそう思うけど、両者を当然のように繋げる社会で生きていると、つい努力の分だけ報われる、そうあるべきと考えてしまう。精神衛生が悪くなるはずだ。努力に限らず、何事においても、生きていく上でひとりひとりに適した好い頃加減を知ることが大切なんだろう。

  • 仏教のおしえを端的にわかりやすくやさしく語りかけるように綴っている。

    いい加減は好い加減、ぼちぼち、ほどほど。
    仏教は努力し過ぎはダメで中道を説く。

    とても心地良く入ってきた。
    頑張りすぎてしまうわたしには心に留めておきたい言葉。

  • この人の文章が好き。
    あまり迎合しないのに、わかりやすい。

  • 仏教、お釈迦様の教えをやさしく書いている本です。とてもわかりやすい。

  • 痛み入ったり、反発したり
    いいかげんの本は何だか忙しい

  • なにかなーと思ったら、仏教の教えについての本だった。

    でも著者の語り口が優しく、わかりやすい。

    この人の書いた、正法眼蔵についての解説本もあるらしい。
    読んでみよう。

  • (☆交換可能:マーキングあり)この著者は好きです。

  • クソまじめな私に、周囲は何度も「もっと楽に生きていいんだよ」と言い続けてくれていますが、ちっとも意味がわからず困っていました。いいかげん、の本当の意味が初めてわかり、本当に「いい、かげん」でいられる時間が増えました!ありがとう!!

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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