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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569701400
作品紹介・あらすじ
兵は詭道なり-。呉楚の睨み合いが続く古代中国で、戦いの極意を記した名著を生み出したのは、どんな男なのか。気鋭の作家・塚本青史が、王族の季札、策士・伍子胥や范蠡の動きを大胆に予測しつつ、世界に名だたる兵法家の人生を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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孫武を主人公に、キャラの立つ妻 巣͡コ を配し中国戦国時代を描く。記録の少ない人物だけに想像力豊富に記述している。中国物は多く読んでいるので、ぐいぐい来るけん引力には物足りなさを感じた。
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B+
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殆ど判ってないだけに,想像力を逞しくして〜春秋時代の斉に生まれた孫武は家業の竹細工をし店を開いているが,古戦場巡りが趣味。それを戦機策謀として著したが,興味を示した呉の継承者・季札であり,塾を開く援助を行う一方で,呉に来ざるを得ない状況を作り出されていた。呉の政変で孫武の弟子であった光が君主となり,楚を攻める中,拉致・毒殺された〜判りやすいのは善いことだ。兵法を説いた孫子のモデルは二人いるが,その古い方に焦点をあてた。明らかな間違いは(前206年)と書いた部分・・・これも判りやすい(実際は前506年)
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