一流の男、二流の男―どこが、どう違うのか

著者 :
  • PHP研究所
3.02
  • (4)
  • (8)
  • (23)
  • (5)
  • (5)
本棚登録 : 112
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569702988

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 週刊誌のやっつけコラムのよう。
    成金親父の説教のよう。

  • 漁師は、鯨の雌から捕獲する。

  • 筆者が定義する一流男の像がよくわかり、大概は納得することができた。
    ただ、ところどころ筆者の貫いている意見に共感できない部分も当然あった。
    ESPの話を持ち出されたときは、一瞬にして筆者の人柄を疑った。
    自分でもESPについて調べてみて、やはり全く信ぴょう性のないものだとわかったが、伝えたいことは女の勘や右脳の直感などと同じようなことだと自分なりにとらえた。

    「一流の男とは」
    複雑な問題をたくさん抱えても、同時進行でこなしていける
    行動を起こさないことには、なにも始まらない
    健康であることが最低条件
    勇気を持って決断すると、後で後悔の念は生じない
    結論が出ないときは一晩寝ろ
    物事に簡単に驚いたり、恐れたりしない
    周りばかりを気にする人は、その場はやり過ごせても評価の低い人で終わる
    まじめでなくては困るが、常にまじめはもっと困る
    失敗したときにどう考えるかで、結果は大きく変わる
    赤ちゃんは何度転んでも、楽しそうに立ち上がろうとする
    時間、金、女、どれだけくだらいことをしたかで器量は決まる
    遊びから生きていく上で大切な嗅覚を養う
    女が嫌うのはガツガツした男
    一つでも誰にも負けないものがある人は、余裕を持てる
    どんな困難も楽しんで乗り越える、そのために普段から遊んで生きる喜びを知る
    組織の外での評価の方が客観的にみられ正しいことが多い
    不安はマイナス、プラスにとらえれば希望に変わる
    何か意外な能力を見せると、一味違う人とみなされる
    失恋は受け止め方を間違えなければ、大きく自分を成長させる
    浅く広い人間関係も必要

  • 一流の男は仕事・遊び・家庭のすべてに全力で充実している。
    そんな男になるための秘訣が書かれています。

    特に役に立ったのが時間管理に「トリアージ発想」を取り入れる。
    複数の物事に取り組む順番を決めるときに、「緊急性」を最重要判断材料にするのではなく、トータルで得られる「成果」に着目する。
    この発想は自分にはありませんでした。

  • 川北さんの言葉はやはり含蓄深い。新刊も出ていますがあえてこちらを購入しました。いつか川北さんのようなメンターに恵まれたら幸せの極みです。時々思い出した頃に読みたいですね。

  • 日本の男というものを考えさせられます。

    最近の日本ではなかなか感じることが少ないようにも思いますが、この本を読んで武士道的なのとも考えました☆

    ただ苦労するだけでもなく、ただ楽をするわけでもなく、そんなことが感じられる一冊のように思います♪

  • リバタリアン発想で創意工夫を重ねる。(libertarianism)

    人生の価値は、その人がその時代に対して成した働きかけを尺度にする。(徐い)

    主役という意識。(東京ガス、市野紀生会長)

    準備と計画の差。
    目標到達チェック。
    決断に、何事もつくづく思いいたすな。(秀吉)
    人、何事も急と思いめぐらせてすべきなり。(今昔物語)
    万古不易。

  • 最近、一流論が気になる。
    この手の本をいくつか読んでいこう。

    言われてみれば、「確かにそれは一流で、それは二流だな」と思うことが書かれている。


    ・同じ能力、同じ努力でも、打たれ強い男は一流の階段を上っていく。打たれ強い男とは、複数の問題を抱えてもほとんど同時進行的にテキパキこなしていけるタイプ。

    ・逃げないこと、結果を恐れないこと、明るいことが大事

    ・やめる理由などすぐに見つかる。失敗は方法論の誤りを告げるメッセージにすぎない。

    ・生きがいを見つけるには、今の仕事に完全集中すること

    ・目標を達成した人間の先にあるのは「むなしさ」である。

    ・特定分野での一流、人間としての一流、人を育てる一流

    ・80/20のパレートの法則

    ・仕事のスキルと企業の文化を入社数ヶ月でマスターせよ

    ・終身雇用はそもそも戦後1960年から30年間続いただけの制度で、高度成長期にのみ可能であった

    ・酒を飲んでいても、もう少しいたいなあと思ったところで、さっと引き揚げる

    ・富の配分が不公平と言うなら、世界中の富を人々に公平に分配し直して構わない。数年もすれば、また元の不公平に戻っているのだから by 石油王ポール・ゲッティ

    ・周りばかり気にして自分の考えのない人間など、ロクなものではない

    ・社内の評判より社外の評判

    ・成長したいなら、自分と違う考え方や生き方をしている人どどんどん付き合え

    ・同世代と比較しない。自分を主役と思って取り組め



    2010年6月9日 読了14(7)

  • HG ウェルズ 偉大さを測る尺度は、その人がどんな有益なものを後の世に遺したかにある
    徳を積めばおのずから品格が備わり人望が集まる
    廉恥 恥を知る気持ちが強いこと
    山本周五郎 自分がこれが正しい、と思うことに固執するときは、その眼は狂い、耳は聞こえなくなるものだ
    Jバリー ピーターパンの作者 幸福の秘訣は、自分のやりたい事をするのではなく、しなければならないことを好きになることだ
    武井勲 リスクを感知するためには、何がリスクなのか と 誰のリスクなのか の2つの見極めが大切だ

  • Around30〜40くらいがターゲットの人生指南書。
    サラリーマン、特にAround30〜40くらいがターゲットの人生指南書。
    調べてないですが、何かの雑誌の連載だったのでしょうか?
    タイトルのとおり、一流の男になるために、書かれた本ですが、読後感としては、一流と二流の違いというよりは、
    著者が考える男の理想が一流であれば、その否定形が二流といったような。

    ビジネスマンとしてもさることながら、男として、常に“粋”でいたいなぁとは思いますね。
    それは「オンナにもてる」とか「チヤホヤされる」とか、「金持ちになる」といったレベルではなく
    どちらかというと、人間の中身の部分にフォーカスした、
    自分の専門範囲以外をもカバーする博識さや、洗練された外見であるかもしれないし、異性を惹きつけるフェロモンかもしれない。

    だから、敢えて「粋」という表現にしましたが、どちらかというと歌舞伎の世界に見る「カッコよさ」にイメージは近いのかもしれません。
    趣味も仕事も幅広い好奇心と、誰と接していても臆することない立居振る舞い、それに少しだけイタズラ心というか悪童ぽいトッピングを添えて。
    言葉で整理しても、こればっかりは高い高いハードルですね><

    下記に挙げたサマリーもそうですが、どちらにも通じることはオトコとしての「粋」な部分なのかもしれません。


    ■一流といゎれる人で礼儀知らずの人間に出会ったことがない。何かの分野で一流を張る人物は、一本筋が通っていて礼儀正しい。礼節を重んじている。
    ふだんの会話の際にも、人を決して不快にさせないだけでなく、「さすが」と思わせる、何か品のあるオーラみたいなもの


    ■妻以外の女性とつきあうには、いままで以上に妻を満足させること。
    仕事に打ち込んで魅力を失わないように努める。何といっても、男は仕事で輝くものなのだから。
    相手の女性を十分に満足させると同時に、自分の置かれた立場をしつかり理解させる
    仕事と家庭と浮気のバランスをとることでぁる。浮気をするなら仕事をしっかりやって、家庭サービスもしっかりやる
    男というのは、仕事をきちんとこなし、家庭もしっかりしていて、初めて輝く
    家庭を頂点に、仕事と浮気を底辺に置き、正三角形をつくる。この三角形のバランスを崩さないこと。
    どれか一つが崩れると、全部が瓦解してしまう。浮気で失敗する男というのは、浮気にのめり込むことで、このバランスを崩してしまう。

    ■遊びたいけど「金がない」とぼやく男がいる。自分の信念で遊ばないのはかまわないが、金を理由にするのは器が小さい。
    遊び下手の人間は、遊びというものを狭い範囲に限定するところがある。
    みんなが「遊び」と認めていることしか「遊び」と考えない。楽しければ、仕事だって「遊び」だ。

    ■「恋愛とはノーに対して逆上しない訓練を積んでからするもので、そうでないと、組み合わせの数だけ悲劇が起こることになる」
    男性がカッとしない訓練を積んでいなかったからだ。恋愛で逆上しないことが大切なのは、惚れた相手だけがノーを突きつけてくるわけではない。
    「失恋と得恋の比率は九対一」と考える
    「どんなときでも、自分のなかで誇りを失わない」。どんな結末を迎えても、その経験がその人を成長させるに違いない


    【一流の男、二流の男―どこが、どう違うのか 】
    川北 義則 (著)
    出版社: PHP研究所 (2008/8/30)
    ISBN-10: 4569702988
    ISBN-13: 978-4569702988
    発売日: 2008/8/30
    商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.4 cm

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。

出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆し、講演活動も数多く行っている。

主な著書に『男の品格』『「孤独」が一流の男をつくる』『男の嗜み』『60代からやっていいこといけないと』など多数。

「2022年 『20代で身につけたい5つの習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川北義則の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スペンサー ジョ...
デールカーネギ...
川北 義則
ロバート キヨサ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×