- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569703299
感想・レビュー・書評
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いつもの通りの良著だが、子どもと常に一緒にいる親にとっては、すごく参考になりそう。
片づけとか、学校の準備とかは、母親が一緒の時にやるので、特に第1章は参考になる。
ゲームのルールの話もなるほどと思った。
これまたいつもの通り、親に対してガツンと来ること(「親の子に対する甘え」の話)が
あり、気をつけないと、と戒められる。(108)
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(目次)
第1章 子どもの「いい習慣」は親の工夫から
特効薬「一日一〇分の片づけタイム」で「片づけができない」悩みは一発解決!
物の置き場所に「おもちゃ」「学校用品」などの明示をするだけで、片づけ力がアップする
親が簡単収納の環境とシステムを作ってやれば、片づけ時間は半分になる ほか
第2章 このアイデアが子どもを伸ばす
悩みの種の「ゲーム遊び」については、ルールを決める
ルールを決めたら、紙に書いて明文化し、親子で誓いのサインをして目立つところに貼る
にんじん方式、サンドイッチ方式など、複数の選択肢の中から子ども自身に選ばせると遵守意識が高まる ほか
第3章 叱らなくても自然にできる環境とシステム
叱ることには二つの大きなマイナスがある
「イライラして叱ってしまう」のには、三つの理由がある
合理的な工夫「叱らなくても自然にできる環境とシステム」 ほか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何だかこの頃ガミガミ言ってばかりなので、気分転換に。
内容は今まで読んだことのあることの繰り返し。
でも、ちっとも身についてない。
読んで気持ちをまた新たにしてるところ。
日常的に叱ることには大きなマイナスがある。
叱らなくても自然に子どもができるような環境とシステムを作る。
それでもできないときは、目をつぶる
怒ることより褒めること。
褒めて自信をつけて人への信頼感を育てる。
いい親子関係があるからしつけができる。
実用例がたくさん。
忘れ物をなくすためにの例はなるほどが満載。
・学校用品オンリーのスペースを確保する
・もちものリストを貼り出す
・親も見届け表を作ってチェックする
親もリストを作るというのは目から鱗だった。
見届けだけじゃなくて目標達成にも有効。
・納得度とヤル気は正比例する
・親であることに甘えて叱ってないか
・できてもできなくても「とりあえず褒める」
「できたらほめる」ではなく「ほめたらできる」 -
「しつけや子育ての本はたくさん出版されています。でも、そのほとんどは心構えを述べたものであり、親が一番知りたい「どうしたら実際にそれができるようになるのか?」の具体的な方法を書いたものは、極めて少ないといえます。この本では、合理的な工夫をすることによって、叱らなくても子どもが自然に「いいこと」ができるようになる環境とシステム作りを提案しています。」
目次
第1章 子どもの「いい習慣」は親の工夫から
・特効薬「一日一〇分の片づけタイム」で「片づけができない」悩みは一発解決!・物の置き場所に「おもちゃ」「学校用品」などの明示をするだけで、片づけ力がアップする
・親が簡単収納の環境とシステムを作ってやれば、片づけ時間は半分になる ほか
第2章 このアイデアが子どもを伸ばす
悩みの種の「ゲーム遊び」については、ルールを決める
・ルールを決めたら、紙に書いて明文化し、親子で誓いのサインをして目立つところに貼る
・にんじん方式、サンドイッチ方式など、複数の選択肢の中から子ども自身に選ばせると遵守意識が高まる ほか
第3章 叱らなくても自然にできる環境とシステム
・叱ることには二つの大きなマイナスがある
・「イライラして叱ってしまう」のには、三つの理由がある
・合理的な工夫「叱らなくても自然にできる環境とシステム」 ほか -
『できないことに目をつぶること』流すところがあってもいい、という開き直った気持ちが大切。
『叱らないで合理的な工夫で解決する』
子どもが小さい頃の対応を思い出させてくれた一冊。どうしたら伝わるか?どうしたら危険がないか?どうしたらできるのか?工夫するのは親の役割だった。
今はできることが増えた分、工夫することもなく“自分で”やらせるのが当たり前になっていたことに気付く。でもまだまだ子ども。親の手助けは必要。しっかりしている娘に甘えてしまわずに、色々工夫しながらフォローしていこう。 -
[墨田区図書館]
親野智可等さんの本を三冊まとめて借りてきたうちの一冊。
親が子供を叱らずに済むように、日常で求められる「いい習慣」を促す具体的な工夫集で、本当に使えそうなので、★5つ。
2018年度に、「「自分でグングン伸びる子」が育つ親の習慣」を読んだら、とてつもなくフィットした。ので自分がこれまで読んだ親野さんの本へのレビューを読み返してみると、ちゃんと既にこういういい本を読んでるんじゃん!!!
恐らくこの本のほうが"工夫"の項目は章内でリストアップされていていいと思うけれど、きっと「自分で~」の文中(4章)にもあったように、「今」私に必要で、合うという状況だったんだろうな、きっと?何となく既に理解していてたまに反省のためにふりかえるような私には、「自分で~」の方がいいかも。
<<第一章>>
□1日10分の片付けタイム
□物の置き場所を明示
□「学校の持ち物コーナー」一箇所で管理
□一覧表やチェックリスト、持ち物集合写真を活用
□予定表の活用&コミュニケーションもアップ
■スモールステップで、進んで自分から支度させる
各段階にステージ名(赤ちゃん、幼稚園、低学年、中学年、高学年、中学生、など。)をつけて、各ステージは最低三日、二日続けて支度を忘れたら前のステージに戻る、キャラクターの磁石を現ステージ脇に貼る。
1. 親子で一緒に次の日の支度をする。
2. 親が見ているところで自分の力で支度をする。
3. 親の合図で自分で支度をする。できたら親を呼んで確認してもらう。
4. 親の合図なしで自分で支度をする。できたら親を呼んで確認してもらう。
5. 親の合図なしで自分で支度をする。親が一日おきに確認する。
6. 親の合図なしで自分で支度をする。親がときどき抜き打ちで確認する。
■口に出して10回言わせると忘れ物防止
■30秒イメージトレーニングで頭に焼き付ける
■付箋5枚で忘れ物を完全に防ぐ
□手に書く
□玄関に大きな箱を置く
■音楽による条件反射で勉強開始
■勉強の開始を1連の動作で儀式化
□勉強をやる順番を決めて勉強のリズムを作る
□生活の節目を生かして目当てやルール決定
□やる気はジェットコースターのように最初に高くあげる
□目当てとルールを結びつけて「○○するために○◯する」とかくとモチベーション維持
■がんばり表は使い方次第で継続のツール
■親の見届け表は継続のための最強ツール
□イメージトレーニングはモチベーション維持と願望達成のための超強力スキル
■ヒーローインタビューごっこで、リアルなイメージが可能
□成功した自分になりきって書くなりきり作文で願望を達成する
□眠りにつくときのイメージトレーニングでプラス思考になれる
<<第二章>>
□悩みの種の「ゲーム遊び」については、ルールを決める
□ルールを決めたら、紙に書いて明文化し、親子で誓いのサインをして目立つところに貼る
□人参方式、サンドイッチ方式など複数の選択肢の中から子供自身に選ばせると遵守意識が高まる
□目に見えない時間を、チケット方式で目に見える量として表す
□子供のゲームを親もやってみることで、かえって適切な指導ができる
□ルールの中には、ルールを守るための工夫も書き込んでおく
□実態に合わないルールを変えることこそ、ルール厳守のための必要条件
□テレビが子どもの貴重な時間を奪っている
□テレビ垂れ流しは、乳幼児に「言葉が遅れる」「表情が乏しくなる」「親と視線を合わせなくなる」などの深刻な被害を与える
□親がテレビの弊害をはっきり認識することが、被害を防ぐための第一歩
□テレビ見すぎの弊害を子供が心から納得すれば、自分で気をつけるようになる
□見た番組を記録するだけで、テレビを見る時間は減る
□ルールを決めることで、テレビ垂れ流し生活と「さよなら」できる
□テレビやゲームに代わるものを親がプロデュースしてやると、のめり込まなくなる
□子どもの早寝早起きは、親が睡眠についての科学的知識を持つことから
□「朝の光をしっかり浴びると早寝ができる」という科学の発見をしつけに活かそう
□日中の体を使った活動で交感神経が全開になると、夜はうまく副交感神経に切り替わる
□私も細かい工夫をしています
□早寝早起きのお助けグッズは、目覚まし時計、スヌーズ機能、照明器具、カーテン
□楽しみは朝に持ってくると、起きられるようになる
□どうしても起きられなければ、起こしてやればいい。どうせなら楽しく起こそう
■玄関に大きい姿見があれば表情や容姿が良くなる。いじめ予防にもなる
□絵本などで手洗い、うがいの必要性をわからせれば、子供は進んでやるようになる
□面倒なうがいも、ゲーム化すれば楽しくなる
■納得度とやる気は正比例する
・歯磨きは、歯垢の中の虫歯菌や歯周病菌の顕微鏡写真、歯→胃や腸、食べカス1mgに細菌1億個。
□百回の小言より、一回の啓発!
■やるべきことを絵で見せると、自分のすべき行動がイメージしやすい
□ロールプレイで練習すれば、頭だけでなく体で覚えることができる
■ロールプレイをしておけば、一度練習したと言う自信が背中を押してくれる
・ロールプレイについては「友達力で決まる!」に詳細あり。NPO法人CAPの指導法も有名
□頭だけでなく体で理解するためには、シミレーションも効果的
□シュミレーションで練習できることはたくさんある
□親の愛情を込めた言葉が心のブレーキなる
<<第三章>>
□叱ることには2つの大きなマイナスがある
□「イライラして叱ってしまう」のには、三つの理由がある
・アダルト・チルドレン
・親自身のストレス→「叱らないしつけ」
・生活の仕方そのものに叱る→「叱らなくても自然にできる環境とシステム」が有効
□合理的な工夫「叱らなくても自然にできる環境とシステム」
□叱る親は、親であることに甘えている
□いい親子関係なら、子供は素直に言うことを聞く
□肝心のところができていないと、ノウハウ・コレクターになるだけ
□努力しても変わらない事はある
□「子供のうちの方が直しやすい」は大きな勘違い
□できないことに目をつぶること、それは親として大切な資質
□褒めることには2つの大きな効果がある
■子供がよくやっていることや好きなことをほめよう
■しつけたいことをとりあえず褒めよう
□「叱らなくても自然にできる環境とシステム」は「褒めるための環境とシステム」でもある -
こういう本が存在すること自体僕には理解出来ない。
確かに子育てには何が起きるかわからない。
でも子供を育てた親に原因があるのは当たり前だと思う。
だから子供をどうこう言う前に自分の行動を見直すことが定石だと思う。 -
またも親野智可等氏の本。
すでに何冊も読んで同じような内容のことが書かれているが、何度読んでも共感できる。
実践していることも多くその効果を実感できているものもある。
ただ今回は、「叱る」ということに関して印象的だった。
「叱る」ということは、親のイライラを子供にぶつけること。
何度も親野氏の本を読んでそのとおりと思っても、実際は叱ってしまう。
「叱る親は、親子という関係に甘えている」という言葉が心にしみた。
叱って済ましてしまうのは親の甘えであるというのである。
子供をいい方向に導く努力を怠って、うまくできない子供を叱って済ましている。
その通りなのであろう。
そして褒める。
子供がやっている好きなことを褒めることは大切なこと。
自信を持たせて伸ばしていく。
これは実践してはいるがまだまだだ。
もっと子供との関係を密にして、伸ばしていってあげたいと思う。 -
しつけって難しいですよね。
各家庭それぞれ違うでしょうし。
専門家の意見も全てが当てはまる訳ではないですしね。
あくまで参考にさせてもらうという感じで読むようにしています。
褒めて育てる。
これはほんと難しい。 -
タイトルがいま流行りっぽくてベタだけど、内容は忘れ物が多いなら忘れ物が少なくなるようなシステム作りが具体的に書かれててよかった。
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決まりを明確化そして明文化が大切なようである