今日もていねいに。

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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569704739

感想・レビュー・書評

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  • きれいなところを、もっときれいにすることは、ひとつの創造です。

    本をひとりの人間として考えてみましょう。新しい読み方が見つかります。

    わくわくする気持ちを大切にして、行動するための勇気に変えていきましょう。

    長い人生をていねいに生きたいなら、今日この瞬間をていねいに暮らすことです。

    以上響いた言葉でした!

  • 『暮らしの手帖』の編集長をされている松浦弥太郎氏のエッセイです。

    暮らしの手帖の"暮らしのヒント集"が好きで、時々ぱらぱらと見ては、暮らしの中に生かしていたりしているのですが、この方は、それを全て実践されている方。

    もう少し年配だと、勝手に想像していましたが、40代半ばのお父さん。
    へ~、という感じです。

    特に心に響いたフレーズが『一日一回さわる』

    シンプルに、すっきり暮らしたいと、ずっと思ってきましたが、
    その理由を説明するのは、難しかった。
    でも、このフレーズに、そのヒントはあるように思います。

    少ない選びぬいたものだけ持てば、毎日さわってあげられる、ひとつひとつを慈しむことが出来る、持っているもの全てに、気持ちを掛けることが出来る。

    だから多くを持たない、すっきりシンプルに暮らしたい。
    そんな感じなのかな、と言う気がしています。

    暮らしまわりの本は、いつも刺激的です。
    この本も、毎日を大切にするためのヒントが満載でした。

    また何度も開いてしまう本になると思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「少ない選びぬいたものだけ持てば」
      はぁ~如何に自分が安物買いの銭失いか、よく判ります(情けな~い)
      「少ない選びぬいたものだけ持てば」
      はぁ~如何に自分が安物買いの銭失いか、よく判ります(情けな~い)
      2012/04/11
  • あの人に聞かせたい読ませたい。

    「ないがしろにされている」と感じれば、誰の心だって傷つきます。話したいことがあるのにほうっておかれるとは、「あなたは特別じゃないよ」と告げられているようなものなのです。
    僕の場合、職場でもプライベートでも、必ず自分から声をかけるようにしています。
    「別に何もなければいいんだけど、何か話したいことがあるんじゃない?」

    ……ああこんな人が上司なら。傷つけて傷つけて、挙句の果てに塩まで塗ってくるような人間じゃなあ。

    コップをがちゃん!と置かれたら、誰でもいやな気持ちがします。静かにゆっくりと置けば、おもてなしになります。

    ……プリントアウトした用紙をとるとき、パソコンを打つとき、うるせー。静かにしろ!

    ……潔く謝ることも、大切だぞ!

    人として、大人として、なっていないんだあの人たちは。
    一日の大半を一緒にすごしていてはいけない。わたしの人生の無駄遣い。わたしが磨り減っていくばかり。

    -----
    いいものを一つもつ、食事を大切にする、とかはわたしも心がけていること。

    読書の楽しみは読んでいる時間そのものにあると感じていて、あらすじは覚えていない、というのにも共感。

    腕を組まない、足を組まない、は両方やってしまうので気をつけなくちゃ。でも、なかなか実行できないな…。

    一番驚いたのは、「注文は一瞬、買い物は即決」という判断の早さです。いつも「選ぶ訓練」をされているとか。
    たとえば電車に乗ったときはあたりを見回し、「この車両で一人友だちをつくるとしたら誰がいいだろう?」と考えたり、中古住宅のチラシを見て買う気がなくても「どの家を買おうか、買う決め手はなんだろう?」と思いをめぐらせたり。
    選ぶ訓練であると同時に直感もきたえられ、想像する訓練にもなります…と。
    あああ、これはわたしも訓練する必要があるなと思うのでした。




  • 生きる上での基本原則が書かれています。
    基本は、生きていく上で見落としがちなので、この本を読むことで見直すきっかけになります。
    「時間がない」「お金がない」となった時は、この本を読んで、基本に立ち返りたいと思います。


  • ていねいということに興味があって読みました。

    文から溢れ出る落ち着きに
    とても心が浄化されました。
    文から溢れるこの空気感、大好きです。

    これ、定期的に読んでいたら
    この素敵な考えが身につくとともに
    この品も身につくかしら。
    関西弁の人と一緒にいるとそれがうつるように!

    こう生きれたら素敵だな!と思ってはいるのに
    できてない部分を確認させられ、
    正してくれるような本です。
    心と体の曲がった部分が真っ直ぐになります。


    日常の小さなことから人生まで、
    大小多くのことを考えさせられました。


    図書館で借りた本でしたが
    手元に持ち定期的に読み返したいと思える本でした。



    ・仕事は続けてみる
    ・自分が欲しいものはまず人に与える
    ・自分が気にするほど周りは気にしていないと思う
    ・したいことより成長のためのやるべきこと
    ・やりたいことより役立つことをする
    ・落ち込んだら泣く。向き合う。そしたら強くなれる。

  • エビカツの知人さんから頂いた一冊。
    題名通りに「ていねい」な暮らし方が綴られています。

    考え方、感性で所々で共感できた気がします。
    一つ一つは短いのですが、積み重ねてみたいですね。

    ふとした時に読み返したくなるのかも、、なんて。

  • 日々を追われがちな方におすすめの本。
    一人旅をする理由に共感。

    やまとことばが心地よい一冊でした。

  • 図書館で読了。
    本業失格、最低で最高の本屋、くちぶえサンドイッチから、こういう本をお書きになられるようになったのは、暮しの手帖編集長になられたからなんでしょうか。
    当たり前のことを、きちんと大切にしようと思わされる一冊。
    疲弊した時に読むとバッチリハマる。

    しかし改めて、弥太郎さんは別次元の人間にすら思える…。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「当たり前のことを、きちんと」
      それがナカナカ出来ないですよね。
      サラっとされている感じがするからかなぁ、松浦弥太郎の本にはチョッと憧れ入っ...
      「当たり前のことを、きちんと」
      それがナカナカ出来ないですよね。
      サラっとされている感じがするからかなぁ、松浦弥太郎の本にはチョッと憧れ入ってしまいます。
      2012/07/24
  • わたしにとって聖なる一冊とめぐり合えました。
    自分の思いと重なる部分が多くて、おこがましくも、松浦さんがソウルメイトだ!と思っていしまいます。
    自分プロジェクトの日々、楽しみたいと思います。

  • 本書より要点まとめ
    ・できるだけお箸は上の方を持つときれいに見える。
    ・向かい風が強いほど前に進んでいるように思えます。
    ・読んだ後、あらすじを忘れてしまうこともしばしばです。
     読み終わったあとの記憶や、書かれていた内容はどうでもよく、
     読書の楽しみは『読んでいる時間そのもの』にあると感じている。
    ・ランチ代をどう使うかも、立派な資産運用。
     心も体も満ち足りる食べ物であれば投資ですし、
     そそくさと買ってきたカップ麺ですませるのは、
     お金を捨てる行為です。
     貯金というのは目的ではなく手段だと覚えておきましょう。
     自分に価値のあるものに投資したほうが、銀行に預けるより、
     はるかに高い利子がつきます。
    ・相手に伝わらない、いいえ、伝えようとすらしない100%の片思いは、100%純粋な恋心。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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