ねこ耳少女の量子論~萌える最新物理学~

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569705606

作品紹介・あらすじ

失恋の痛手が癒えぬ少年勇希は、なぜか量子のことばかりを話す不思議な美少女あいりと出会う。しかし、いきなり読者だけに知らされる衝撃的な事実…。なんと、彼女の耳は猫の耳だった。

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID :98090118
    請求記号 :421.3||T
    配置場所:工枚特集③
    (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)

    ☆特集展示「勉強になるマンガ特集」☆
    一見難しく見える分野も、マンガから入ればとっつきやすいこと間違いなし! 
    さあ手に取ってみよう!!

  • コミック

  • なんか難しい

  • http://narazaka.blog109.fc2.com/blog-entry-221.html
    に熱い思いのたけを置いてきた……

  • 理解度はギブアップ寸前の状態ですがりついて読みましたところ、何とか分かってる風に語れるところまで来ましたよ。

  • 表紙絵の微妙さ加減よ…。
    シュレーディンガーの猫だから、猫耳少女にしましたという安直さがおっさんくさい。特に目に付くストーリーも無いしな。
    量子論部分に関しては原作者の他の著作で読んでるとこばっかりだったので知らない人向けだったみたいね

  •  著者はシュレーディンガーが嫌いなのだろうか。

  • 最近、萌え系美少女のイラストを掲載した学問の入門書が増えています。
    が、あたしの見る限り、そうした入門書のほとんどが、萌え系美少女のイラストを載せただけの、ただの入門書だというのが現状です。
    つまり、ふつうの難しい説明や、ふつうの化学式の隣に、文章や式とはなんの関係もない女の子の絵がただ描いてある、という本がほとんどなんじゃないかと。

    で、個人的には、そういう本に「萌える○○」ってタイトルをつけるのは「違う」って思うんです。
    だって、それって、絵には萌えるかもしんないけど、元素周期には萌えないもん! 絵の横にふつうの難しい説明が書いてあっても、全然それを読む気になんないもん!

    というわけで、「オタクブームに乗ったところで、所詮専門家は専門家、難しいことしか書けないんじゃん」と思っていたわけですが…これはなかなか☆

    全編マンガになっていて、その中で、ねこ耳少女が量子論の解説をしてくれます。
    で、1話ごとに、簡単な(? たまに難しいけど)解説文もあって、わかりやすくて親切☆

    マンガの中での解説は確かにあやふやなんだけど…

    例えば
    「(量子は)粒なんだか波なんだかわかんないようなことをするの」
    「アインシュタインは波っぽいものが実はツブツブなんだっていう論文を出したんだけど」
    「(超ひも理論では、2種類のひもが)ず〜っとうねうね動いてるんだって。そのうねうねの動きがちょっと変わると、いろんな世界の素になるんだって」
    みたいなw
    ちゃんとわかるというよりは、まずはニュアンスだけをつかむみたいな感じ。

    でもだからこそ、「ホントの入門書」として最適なんじゃないかなぁと思います。

    現にあたし、高校では物理はいっさいやってないから、「量子」自体知らなかったんだけど、なんとなくのイメージはつかめたような気がするし。
    今までだったら、入門書さえ読めなかったんだけど、今ならなんとなく、入門書くらいなら読める気がする!

    うん、というわけで、これはなかなかいい入門書だった☆

  • 量子論に焦点を当てたストーリー漫画です。後書きや奥付から見て、サイエンスライター、一般ライター、漫画家の三者によるコラボ作品らしいです。日本人によるノーベル賞に顕著なように、日本のお家芸とも言えるこの分野について、これ以上は無理という位に噛み砕いて解説しています。メインの漫画部分はラブコメタッチで、主人公が偶然出会ったねこ耳少女から、デートしながら量子論のレクチャーを受けていくという内容です。「ねこ」という単語から彼女の正体に察しがつく方には、やや物足りない内容かもしれません。解説よりも、ストーリーの方にに重きを置いた感があります。とは言え、各話の間に簡単な解説もあり、量子論の基礎の基礎、あるいはこの分野の雰囲気は伺える作品です。ブックガイドもあるので、これから学んでみたいという場合の最初の一歩にはなるかもしれません。

  • こんな本を読んでしまった。まあ内容は初歩の初歩。漫画のストーリーはよかった。

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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