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みんなの感想・レビュー・書評
養老氏の考え方が好きです。
言葉をどこまで信じるか。変わる自分と変わらぬ情報。
養老氏のおかげで「諸行無常」を意識することができています。
2002年3月から2007年12月まで雑誌Voiceに連載された時評集。内容はやはり「唯脳論」の敷衍。変わる自分と変わらない情報、と云う概念はとても面白い。ここで問題視されている事柄で、2011年現在深刻化しているものが多い。
よく読むということは、とりもなおさず、なにを読まないでおくべきか判断するということだ。 読みすぎは逆効果というわけだ。
現代は意識優先の脳化社会すなわち情報化社会である。だから言葉をあまりに重要視しすぎるし、読みすぎてしまう。読みすぎてしまうから生きにくくなる。なぜなら、人間は意識ではないからである。意識がない時間は人生の3分の1以上あるのだから、意識は人間の一部に過ぎない。そこを履き違えて、意識だけが自分である、そして自分の本質は永遠に変化しえないのだという思い込みが自己を蝕むことになる。
いつまでたっても変わらないのは情報であって自分ではない。「万物は流転する」とヘラクレイトスはいった。しかし、万物は流転するという情報は流転していないのがその証拠だ。諸行無常、人間こそが変わっていくのだ。
2010/11/24読了
結構辛口ですよ。
本じゃなくて、物事を読む力ってことか。
けれどジェネレーションギャップも感じます。
先入観とか、固定観念に違う視点を与えてくれる。
ああ、そうゆう見方もあるよなぁ。と、すとんと納得できることや、納得できないけれど、面白いなと思うことが書いてあり、楽しんで読めました。
新聞のコラムをまとめて作った新書らしく、
膨大な問題をあまりにコンパクトにまとめすぎていてもったいない。
考えるきっかけとしては十分なのかもしれないけど。
もっと掘り下げて突っ込んだところまで読みたい。
まあ新聞に載せる量だからこうなるのか。
http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1270.html
2002年から2008年にわたって雑誌に掲載された、時評集をまとめたもの。
見開き1ページでひとつの題材を扱っている。
全てを鵜呑みにするのではなく、話半分で読むのが良いと思う。
このような考え方もあるのか。
ちょっと古いが、時事問題を総さらいすることもできて、個人的にはとてもためになった。
相変わらず養老さんの本はタイトルの付け方が巧い。
「読む」ための本に対して「読まない」とつける辺りが
編集者の憎いところである。
しかし、肝心の中身の方はどうか。
新聞の時評ということもあるのだろうが、
いまいちピンとくるものはなく残念だった。
ただ、「言葉そのものの重みをどこまで信じるか」ということ、
ソクラテスですら、文字言語を信用してはいなかったという
ことは興味深かった。専門書に頼りすぎるのも考えもの
ということなのだろう。
見開き一ページごとに一つの題が付いてあり、読みやすい印象を受けた。また種々の内容があるが、一貫して養老氏の考えがあるため、自分の中で噛み砕いて吸収しなければならなかった。やはり、養老氏はすごく『知』的な人物であるなと思った。
いつも養老氏の本は面白いです。同時期の本は内容が被っていたりするので、どれか読めば良さそうです。
ぼくは基本的にエコとか環境のことに配慮して生きたいと思っているほうですが、それでもこの著者の環境論にはとても説得力があると思っていたところへ、立ち読みした1章の石油と文明の話につられて、思わず買ってしまった。ら、2章以降は雑誌連載の普通の短編養老節コラムでした。
でも、1章の石油の話は重要な提言でしょう。
石油がなくなることは、考えなければいけないし、そうなるのも意外に悪くないかもしれません。
[09.2.24]
共感。やはり、今の時代何かがおかしい。そのおかしさというか違和感はどこから来るのかの回答が示されている。特に環境問題に関しての主張は参考になった。ガソリン文化(物質至上主義)の終焉とピークアウトによる文化の転換点という考えは非常に面白かった。なるほどね。そう言われるとストンと落ちた。文体も飾らなくて、理論的で良い。
養老孟司氏のコラムは、ふつう、簡単に「差別だ」とか、「エコだ」とかで思考停止しているぶぶんをグラグラ動かしてくれて、ありがたい。
<国立大学の教授に国家公務員の服務規程を応用したら、大学なんぞ違反行為だけでもある。>とは、これを書いた時点では、「でも、べつに警察もひまじゃないから、まさか、、」ということもあったのかもしれないが、いまや、本気で逮捕されてるひとが出てきている、ということでは予言的なくだりだ。
最近の子供の読書離れなど。私も本などは読まないが・・・この機会に読んでみようとおもった・・・が・・・正直この本の話は難しいとおもいますね。馬鹿な私には理解できないものも多数含まれていました。これからは本をよんでいろんな力をつけたいと思った。途中で読み疲れました。
たまたま、夕食の際に、妻と「いつのできごとだったっけ?」と考え込んでいた出来事の時期が、偶然この本の「注」に出ていたので、すっきりしました。時系列でなく、分野ごとの章立てになっているので、その都度、頭を切り替えて読みましょう。
さすがの一言に尽きる。
ショートエッセイであるが、内容は濃い。
「自然はどうにもならない。人道と天道の違いなら、江戸の庶民でも知っていた。
人生は一回限り、終わりは必ず死である。たまにはそれを考えないと、あちこち
無理が生じる。」
雑誌の時評をそのまま載せた本。愚痴っぽい部分が軽くて読みやすい。
色々な事件や出来事に対して著者の思った事がストレートに書かれている。
ただし、その内容が正しいのか、間違っているのかは分からない。
判断は読者に委ねられている。
言葉や文字は過去の産物であり、常に現在の状況と比較し判断しなければならない。疑いを持ちながら行う一連の流れを、著者の養老さんは望んでいるのではないかと思う。

[ 内容 ]
言葉は意識の産物である。
現代は意識優先、つまり脳化社会で、だから情報化社会になる。
人生は『意識のみ』になってしまった」…。
著者はあまり言葉を信用していない。
言葉を読み過...





