- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569706825
感想・レビュー・書評
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来年の現役続行も決まった工藤投手。1963年生まれで、46歳の最年長プロ野球選手である。才能だけで、ここまで野球を続けることは不可能である。その不可能を可能に変えた何かが、本書のテーマ。さすがに工藤投手。「深イー」の連発であった。
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新書
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2011年に引退した工藤選手の著書。
長いこと現役の野球選手だったからこそ見てきたものがある。
そして今後の野球への想いがある。
どうして日本の部活は限られた青春という時間を、それしかやらないシステムなのか。
野球もサッカーもテニスもバスケットも気興味があればやったらいい。
掛け持ちではなくてシーズンで入る部活を変えてもいいと個人的には思います。
色々なことをして能力を開発していってほしい。
これからは運動能力が高い人材を育てていくという意識が必要ではないでしょうか。
だからこそ工藤さんの言うアカデミーができたら本当に素敵だと思う。
そういえば気になっていた俳優さんが工藤さんの息子さんだと知って驚きました。
息子さんも男前ですよね。 -
元NPBプレイヤーの工藤公康選手の本。合理的・理論的なイメージが強かったけど、実は考え方や心理的な事を凄く重視し姿勢、生き方で選手生命が左右されると語。根性論も含まれているが一般にも参考になる事多し。
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45歳を過ぎても現役で投げ続けた工藤公康が、現役時代に綴った一冊。
予想通り、自己鍛錬と自己管理によって肉体と運動能力を維持していたことがよくわかった。 -
すごくよかったです。何事も漫然とやるのではなく、どのような意味があってやるのか、どうしたらもっとよくなるのか、プロ野球だけでなく、どんな仕事にも必要な姿勢ですね。語りかけてこられる文章で気合が入ります。
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最後まで現役に拘った工藤選手。
内容は気付きがいっぱいありました。 -
プロ野球戦の工藤 公康さんの著書。
西武ライオンズの黄金時代を支えた大投手のひとり
遠心力をフルに利用し、身体能力をフルに使い、
投げているイメージの投手
46歳の現在も現役のプロ野球選手
なぜ、46歳の現在も現役でいられるかを垣間見ることができる本。
過信せず、時々刻々で自分を見つめなおし、
日々貪欲に、そして考えることが大切だということを書いている本。
現在野球(スポーツ)をやっている人はもちろん、学生、社会人、・・・
老若男女にとってお薦めの本だと思います。
ぜひ、読んでみることをお薦めします。
表現がちょっと稚拙なような感じも受けますが、・・・・・
それがまた、工藤さんが直接語りかけているような
感覚となり、何とも言えない感じを受けます。 -
テレビでのコメントからしてもあまり期待はできない感じではあったので、まぁ予想通りにそれなりの一冊でした。
喋った内容をライターがまとめたんだろうなということは明白で、けっこうダラダラとしゃべっている感じで終始してしまうのでポイントが押さえにくいというか。
繰り返されている点はテレビとかでも彼以外からも言われていることなので目新しいことはないけど。
でも誤解を招くような行動はあえてやっていたのか、とか、そういう事実は面白かったかも。もっと生々しい話を書いたほうが売れそうですが… -
工藤公康投手について知りたくて読書。
著者の自伝のような内容。プロ野球で年20勝を上げ投手も40歳前に引退したり、200勝へ到達しない投手も多くいる厳しい世界。投手なら100勝積
み上げれば一流と認識される中で224勝はすごい数字だと思う。
年間最高勝利数は西武時代の15勝。すご数字はあるが、最多勝のタイトルは1度も取っていない。それでも47歳まで現役を続け、200勝を達成し、
超一流の証である名球会入りを果たした方が大きな価値があると思う。
私の著者のイメージはファンであるダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)へ西武ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)から移籍してから
となる。99年の優勝はももちろんそうであるが、その前年98年に福岡へ来てから初めてのAクラス入りの方が印象に強く残っている。
謙虚さが、多くの恩人、援助してくれる人たちを引き寄せ、探究心とハングリー精神が、結果を出す。そんな感想を持つ。
人に聞く前に自分で調べる。
己を知る。過信しない。勘違いしない。
当たり前のようで自らを戒めて続けるのは難しい。
今後の著者の活躍が楽しみとなる。
読書時間:約40分
(12月13日完読)