- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569707327
感想・レビュー・書評
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タイトルで損をしていますが、昨今溢れる個人的経験則に基づく「〇〇個のポイント」的なノウハウ本、人材要件本ではありません。極めて実務的な観点で参考になる働き方の姿勢や有り様を説くものです。
そしてここに書かれている内容はもはや外資に限らないと感じます。ある意味、この程度のことにも気を回せずに「潔癖」であろうとする方が、良い仕事ができているとは考えにくいとも言えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は都銀、外資系企業を経て独立したコンサル。著者の経験から外資系で働く術を書く。
が個人的には外資系企業で一括りするのではなくて、会社毎に企業文化や人間色が異なるという感覚がある。外資系/日系で簡単に線引きは出来ないと思う。
強いて印象に残った一文は「和して同ぜず」が外国人上司と仲良くする方法。仲良くしても完全に一体化するわけではない、つまり自主性を残し、合わせるべきところは合わせ、そうでないところは距離をおく(あるいは諫言する)という意味。外国人上司かどうかは別として人付き合いにも頷ける一文。 -
外資系企業に限らず成功する人は成功するし、失敗する人はどこに勤めてもやらかすのである。成功する人は自分の立場と時流を正確に読めるし、ある意味、自立している人のことをいう。企業人として自立しているとは意味深である。その答えは本書にあり。
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それらしく書いてはいるけど、あういう話もあればこういう話もある、という当たり障りがないというかどうでもよい内容で、一冊の本にまとめるほどのものではない。タイトルに騙されて内容を真に受けてしまうとなにをしていいのやらという感じではないだろうか。
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なんだかんだ、結構参考になったかも。
社内政治はつかれるなぁ。。
外資は外資でそれも疲れるとのこと。 -
一応外資系に勤める者として、まぁそうかなと思うところもありました。事実が何か、よりもいかに見せるか、またいかに成功に絡んでいて、失敗から離れて見せるかがポイントというところは、残念ながら(苦笑)合点がいく感じがします。
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外資系でのサバイバル知識を色々披露・・・しているが一報では「○○というケースになったら辞めるか我慢するしかない」と解のないものもしばしば。それだけ難しいことなのでしょうな。
外資系の方がゴマスリが徹底されていることには驚きでした。 -
実際に外資系企業に入ることになったら、もう一度読みたい。外資系が求める人材像はなんとなくつかめてきた。
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上司を持ち上げる!!
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非常に面白かった。
興味深かった点は「上司との関係」という部分に触れる内容が多かった事。
外国人との良い関係を保ちつつビジネスに取り組むためには、相手国の文化や歴史などについてもある程度は理解しておかなくてはならないという事を再認識できた。
島国であるがゆえに外国の知識に乏しい日本人にはついていくのが難しい内容かもしれないが、ビジネスが国際化している今、こういった知識は必要になってくると感じた。
外資系に就職希望の方は読んでおくべし!
(31ページの”国際化の定義”部分を引用したのでここだけでも是非読んでほしい。著者がいかに経験があるかが分かります)