アエラ族の憂鬱

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569708850

感想・レビュー・書評

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  • 男女同権=女が男と同じ生き方、働き方をすること。その権利を求める女性達(アエラ族と定義)に対しての反論。
    そして冒頭の生き方が正しいことであるというプロパガンダをする雑誌アエラへの痛烈な批判とその読者への警鐘。
    女性にはその社会性を活かしてより器用で優れた役割ができるのに、なぜ男みたいな不器用な生き方をしようとするのか、その先に幸せがあるのか、投げかけている。

    女性ではないけれど、個として生きることのデメリットは参考になった。漠然と感じていた、家族の暖かさを再認識しました。

  • AERAはほとんど読んだことがないけれど、自身がまさにこの本で取り上げられている世代なので、頷きつつ、所々首を傾げつつ、とても興味深く読めた。

  • 3年程アエラを購読していたので気になって手に取った本。

    購読数の多いアエラに乗っかり、他人の言葉を引用してページ数をかせぎ、対象のアエラ族には筆者の偏見でしか語っていない。

    他の本は(読んでませんが)ルポでいいかもしれませんが、専門外の書籍はもう少し考えた方がいいのでは。

  • 働く女性はかっこいいだろうけど、結婚するにしてもしないにしても、自分が正しい!と信じたい気持ちにケリつけないと人生行き詰まりそうだなぁと改めて思ったり…。

    しかし著者がアエラ族叩きとしてあげているエピソードには納得できないものもちらほら。
    独身女性ばかりの職場で、まだ入社数年の女性が妊婦アピールしまくって自分のエコー写真見せびらかしてきたら、アエラ族じゃなくても複雑な気持ちになるのでは?働き方について考える云々の前に、これは思いやりが欠けているでしょう…と思いました。

  • アエラ批判のところで挫折。

  • 購入場所:丸善 丸の内本店
    読書期間:2009年10月24日〜2009年10月26日

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。学習院大学法学部卒業後、雑誌記者を経てフリーランスに。旅行、ホテル業界を中心に雑誌記事、書籍を47冊執筆。10月に『軽井沢の歴史と文学』(吉村祐美との共著)も刊行。取材を通じて澤田秀雄氏と知り合う。本書は、桐山氏が澤田氏へのインタビューによって経営を分析する形でスタートした。取材途上の2016年2月、滞在先のホテルで62歳で死去。

「2017年 『変な経営論 澤田秀雄インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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