1分間をムダにしない技術 (PHP新書 605)

著者 :
制作 : 和田 秀樹 
  • PHP研究所
3.30
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本棚登録 : 218
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569709024

感想・レビュー・書評

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  • 1分間でできることは意外に多いのだと思った。パソコンの起動時間や飲食店のメニュー選びなど、わずかな時間も効率的に利用して密度の濃い日々を過ごしていきたい。
    まずは、通勤時間でスマホのゲームをせず、小説でもいいから読書の時間に充てたいと思う。


  • 目的を定めたら、その目的を達成するために時間を極大化することが重要だ。時間をつくり出すためには、ある程度お金をかけるとこが必要なこともある。

    1日24時間→質を高める
    →出来ることが増え、感覚として時間が伸びた気がする

    出生率を高めて、人数を増やすことを考えるよりも、いかに生産性の高い人を増やすかが重要なのである。

    「単位時間当たりの生産性」を高める

    勉強は「時間」ではなく「量」で考えなければならない。

    どんな時間でも、「そこから学ぶべきものはないか」を意識しながら過ごす

    ①生きるために必要な時間
    ②娯楽、リラックスの時間

  • 年間40冊の本を出し、カウンセリングや大学教授の仕事をこなし、3つの会社を経営し、映画の撮影も行うという超多忙な生活を送る著者の時間管理術の指南本。
    単位時間当たりの生産量を高めるという時間管理の基本を再認識できた。また、時間レコーディングやスキマ時間にできることのリストアップなど、実践的な技術が紹介されており、時間の有効活用を図っていく上で参考になった。
    ただ、前半の著者の時間の使い方の経験談(自慢話?)は、やや冗長に感じた。

  • 時間を管理していくという考えには納得できる。興味深いことには、いかに無意識的に我々は無為に日々を過ごしているのかを思い知らされることである。単に無用の用を無くすような、人間が持つべき自律的回復については否定をしていないところにバランスさも見て取れる。

  • 1分あれば何ができるか。

    ・テレビCMなら4本流せる。
    ・漢検の読み書き問題なら10問解ける。
    ・600文字の本なら1ページ読める。

    このように例を挙げられると、この先の一分間、ただぼうっとして過ごすか、濃密な時間を過ごすかの選択とその積み重ねにより、これからの自分の成長度が大きく左右されるだろうことが容易に予測つく。

    著者は、「時間にケチ」になることで、人の数倍、時間を有効に使えるようになるという。時間にケチとはすなわち、「ムダな時間を生産的な時間に変える」「物事に取組む際、量(時間)ではなく質(効率のよさ)を意識する」「自分が何にどれだけ時間を使っているかを記録して見直す」「効率よく時間を使うために行動の順序を考える」ことである。

    この本を読んでいる間中、1分間の時間の重みをヒシヒシと感じながら、非常に有意義な時間を過ごせた。

  • 三葛館新書 336.2||WA

    年間40冊の本の執筆、毎日更新するブログ、メディアからの取材、精神科医としての臨床、大学での講義に会議、3つの会社経営、ボランティア活動、映画製作。ざっと並べても目が回りそうなほどですが、これだけの活動をしたうえで、旅行や家族、趣味などのプライベートも充実させている著者。誰もが平等に与えられた1日24時間。秘密は無駄な時間を削ることよりも、時間の質を上げることのようです。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=54953

  • 一応はビジネスパーソン向けだが、著者の得意な受験視点での話が大部分であり、やや通常の社会人としての感覚が低いように思える。
    ひとつひとつの時間管理術・効率アップの方法にも、特別目新しいことはなかった。

    しかしながら、これをきっかけに「無駄な時間」については努めて注意をしていこうと思う。

  • 読みやすい

  • 20130727

  • ・完璧主義やりも合格点主義
    ・得意な仕事を活かして、トータルで合格点を取る
    ・新しい仕事だけではなく、既存の仕事のフォローをしっかり行う

    ・スキマ時間のために、時間ごとに準備をする
    1分あったら○○する
    5分あったら○○する
    10分あったら○○する
    30分あったら○○する
    1時間あったら○○する

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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