- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569709314
感想・レビュー・書評
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B09038
児童買春問題に取り組む、かものはしプロジェクトの共同代表村田さんの著書。
先週金曜日に村田さんをお招きして講演会を開催したので、その前に読んだ。
正直、とてもショッキングな内容だった。
かものはしプロジェクトのこと自体は前から知っていたが、児童買春の
実態の一部を著書や講演で聞いて、胸が締め付けられるような痛みを感じた。
村田さん自身の苦労もよくわかる。
本人は謙遜して書いている部分があるのだろうが、それでもその行動力、
想いの強さを強く感じることが出来た。
これから、クラブでかものはしプロジェクトの分析と提案を行い、その内容によっては
内部に入り込んでの支援活動を行うプロジェクトが立ち上がる。
その活動に参加するか、真剣に考えたい。
村田さんに著書にサインを書いていただいた。
そのときのメッセージ「あきらめなければ 夢に近づく」というのを心に刻みたい。 -
今更ながら拝読。
これほどまでに壁に直面しても、
信念や志を貫き、その姿勢に魅入られた仲間と共に、
乗り越え続ける姿勢に、胸を打たれた。 -
かものはしプロジェクト代表村田早耶香さんの書籍。
一度お会いしたことがあるのですが、
ここに書いてある通りのとても真剣な方です。
この本で興味を持たれた方は
かものはしプロジェクトの活動説明会に
参加してみるといいと思います。 -
上田渉さんの本にて、紹介されていた。
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著者が支えられながら成長していく様子が良くわかる。
意志あるところに道あり、を体現していて素晴らしい一方で、僕も甘えたことは言えないという感覚を覚えた。 -
著者が19歳で東南アジアの児童買春の実態を目の当たりにしてから、NPO法人かものはしプロジェクトを立ち上げるまでの紆余曲折を綴った一冊。アツイ、とにかくアツイ。一つの事に情熱を注ぎ、いかなる逆行に直面してもめげずに突き進む人はどうしてこんなに眩しいのか。自分と大して年も立場も変わらない人なのに…自分が非常に不甲斐無く思える。児童買春に興味を持ったきっかけ、またNPOを立ち上げ、軌道に乗せるまでが詳細に書かれているので非常に参考になる。ある失敗に対して、どこが悪かったのか、その失敗を克服するために次はどうしたらいいか考え、そしてすぐに実行に移す姿勢が随所で見られたが、自分も参考にしたい。