100年に1度のチャンスを掴め! (PHPビジネス新書 92)
- PHP研究所 (2009年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569709482
感想・レビュー・書評
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★2009年54冊目読了『100年に1度のチャンスを掴め! サブプライムローン問題後のマーケットはこう動く』藤巻健史著 評価B
JPモルガンで伝説のディーラーとして有名だった藤巻氏が、今後の世界相場の動きを予測。日本の借金財政への処方箋は、インフレと円安誘導しかないと説く。従ってそれに備えたポートフォリオを組むべしとのご託宣。デフレ時代の現預金では目減りしてしまうため、株、不動産でインフレ対策せよとのこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/05/06
多少金融に興味ある人が読めば、わからないところがあるかもしれないが、内容はかなり興味深いと思う。
金融の側面から不況対策が具体的に書かれている。 -
個人的に藤巻 健史ものが好きなため高評価。
資産インフレ、確かに起こると思うし。
だからと言って不動産投資は無理だから株かなとか思いつつ。 -
何かと悪者扱いされがちなデリバティブ取引について、実はそうではないという著者の意見をサブプライム・ローン問題などを例に論じられている。
実際、デリバティブが世界経済の拡大に大いに貢献したことは間違いないだろう。
米国の資本主義、グローバル経済、デリバティブの時代は終わっていないし、経済の構造的変化もないということである。 -
今がチャンスということを感じつつも
それはなぜか という理由をはっきり言えませんでした
そのなぜか を藤巻流に書いてある一冊です
資産インフレに備えろということでした。 -
藤巻氏が時々出版するポジション・トーク本。資産インフレと円安こそが日本の財政赤字を解決する、現下の過剰流動性は資産インフレに行き着く、という主張。サクリと読める。雑誌「Voice」の記事を再録したものとのこと。
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かの有名なジョージ・ソロス氏の元投資アドバイザーである
藤巻健史さんによる、この時代を乗り切るための投資戦略。
デリバティブは本当に悪なのか?
サブプライムローンを起因とするこの不況は、本当に資本主義
システムの崩壊といえるのか?
これらの判断を誤ると、この100年に1度のチャンスを逃して
しまいます。
個人投資家は一読の価値ありです。 -
藤巻さんの本
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リーマンショックから10年経った今、読み返して、藤巻さんの書かれていることが、けっこう当たっていると確認できます。
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