100年に1度のチャンスを掴め! (PHPビジネス新書 92)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569709482

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  • ★2009年54冊目読了『100年に1度のチャンスを掴め! サブプライムローン問題後のマーケットはこう動く』藤巻健史著 評価B

    JPモルガンで伝説のディーラーとして有名だった藤巻氏が、今後の世界相場の動きを予測。日本の借金財政への処方箋は、インフレと円安誘導しかないと説く。従ってそれに備えたポートフォリオを組むべしとのご託宣。デフレ時代の現預金では目減りしてしまうため、株、不動産でインフレ対策せよとのこと。

  • 2010/05/06
    多少金融に興味ある人が読めば、わからないところがあるかもしれないが、内容はかなり興味深いと思う。
    金融の側面から不況対策が具体的に書かれている。

  • 個人的に藤巻 健史ものが好きなため高評価。
    資産インフレ、確かに起こると思うし。
    だからと言って不動産投資は無理だから株かなとか思いつつ。

  • 何かと悪者扱いされがちなデリバティブ取引について、実はそうではないという著者の意見をサブプライム・ローン問題などを例に論じられている。
    実際、デリバティブが世界経済の拡大に大いに貢献したことは間違いないだろう。
    米国の資本主義、グローバル経済、デリバティブの時代は終わっていないし、経済の構造的変化もないということである。

  • 今がチャンスということを感じつつも
    それはなぜか という理由をはっきり言えませんでした

    そのなぜか を藤巻流に書いてある一冊です

    資産インフレに備えろということでした。

  • 藤巻氏が時々出版するポジション・トーク本。資産インフレと円安こそが日本の財政赤字を解決する、現下の過剰流動性は資産インフレに行き着く、という主張。サクリと読める。雑誌「Voice」の記事を再録したものとのこと。

  • かの有名なジョージ・ソロス氏の元投資アドバイザーである
    藤巻健史さんによる、この時代を乗り切るための投資戦略。

    デリバティブは本当に悪なのか?
    サブプライムローンを起因とするこの不況は、本当に資本主義
    システムの崩壊といえるのか?
    これらの判断を誤ると、この100年に1度のチャンスを逃して
    しまいます。

    個人投資家は一読の価値ありです。

  • 藤巻さんの本

  • リーマンショックから10年経った今、読み返して、藤巻さんの書かれていることが、けっこう当たっていると確認できます。

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著者プロフィール

1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。
2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。2020年に旭日中綬章を受章。日本金融学会所属。現在、㈱フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事。

「2022年 『超インフレ時代の「お金の守り方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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