なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569760360

作品紹介・あらすじ

人生がうまくいく人、いかない人の差とは何か──。セラピストとしても活躍する歯科医が6万件の人生相談を経てたどりついた結論とは?

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    37コという非常に多い数の習慣ではあるが、どれもこれも非常に為になる。
    要するに、うまくいっている人ってのは「陽気でポジティブ」なんでしょう。
    短所にとらわれず長所を伸ばし、他人の評価に振り回されず自分が楽しめるようにもっていく。

    ただ、そこだけを見れば能天気な人間と何も変わらない。
    しっかりと自分と向き合って考えることと、物事にあまり執着しないことは正反対のこと。
    この両極をバランスよくこなすことが本書では求められている。

    ポジティブに捉えつつ、しっかりと軸を持って考察し続ける。
    内容自体は簡単に書いてあるが、奥が深い。
    何度も、できれば毎日、要点を読み返したい書籍です。


    【内容まとめ】
    1.心から満足できる人生を送るためには、思考や行動を変える必要がある。
    人生を変える最初のきっかけは、「思い」を変えること。

    2.他人の評価にそれほど振り回される事なかれ!本当の評価は自分ですることが大事!
    今の自分に満足できたら、次へ向かうモチベーションが湧いてくる!

    3.「時間=命」優先順位を決めて、時間の価値を高める。
    常に最優先のことを明確に意識し、そのことに集中して時間を使う。

    4.時間管理は最低限で、ゆるめでいい。焦ったり慌てたり、かえって自分の負担にならないようにする。
    計画や準備は、あくまで結果を生み出すためのプロセス!
    要所だけを抑えて、あとは融通を効かせる程度のものでいい。

    計画という思いだけでは結果に到達しない。
    結果はもちろん行動することからしか得られない!

    5.時間を無駄にしても自分を責めない。
    「何をやったかだけで時間の価値を判断する」ではなく「どういう気持ちで過ごせたかを大切にする」こと。

    6.すぐに行動に取り掛かる。
    やろうと決めたらすぐにやる。
    やって下さいと言われたらすぐに着手する。
    仕事において、このキレと機敏さは是非大切に!

    7.ミスを引きずらず、リカバリーに全力を尽くす
    ミスをした瞬間、求められるのは解決に向かって前に踏み出すこと。
    ミスを早くリカバーするためにも、ミスのショックを忘れて、頭を切り替える

    8.「昨日の自分」を競争相手にする
    周りの人ではなく、自分自身と競争すること。
    以前の自分と比べて今の自分が勝っているか?
    少しでもステップアップできているのか?
    一層輝きを増しているのか?
    視線を他者に向けず、自分を見つめて武器になる特性を徹底的に磨く。

    以前の自分よりも素敵な自分になっていく。
    自分と競争していくと、ひいては他者と比べた場合にも誇れる自分になっていける!

    9.怒るかどうか、損得で冷静に分析する。
    怒った場合と怒りを押さえ込んだ場合、どっちが得かを冷静に考えてみる。
    譲歩は敗北でも自己欺瞞でもない。
    感情の波に翻弄されず、その時々で1番良い解決法を選べる人こそ、怒りを超越した器の大きな人間。

    10.学んだ内容を自分なりに消化し、アレンジ&カスタマイズする!
    本やセミナーで得る情報は、あくまで不特定多数の読者に向けた情報にすぎず、一人一人にマッチするとは限らない!
    学んだ内容は、自分の人生に合わせてカスタマイズする必要がある!!
    自分の目指す生き方や現在の状況、実力に合わせて、自分にぴったりフィットするよう、オリジナル・カスタマイズが必要!!


    【引用】
    なぜかすべてうまくいく1%の人だけが実行している37の習慣


    「総じて人生がうまくいっている」という人は、1%いればいいくらい。
    あなたもその1%の人になれる!!

    心から満足できる人生を送るためには、思考や行動を変える必要がある。
    人生を変える最初のきっかけは、「思い」を変えること。
    好循環のスパイラルは「思い」から始まる!


    ・セルフイメージの高め方
    ・時間の増やし方
    ・仕事との向き合い方
    ・人間関係のコツ
    ・勉強&自己投資法
    ・幸福感度の高め方


    習慣1
    自己否定をせず、うまくいく言葉だけを使う!

    →1%の人は、真面目な努力家が陥りやすい「落とし穴」を知っている。

    落とし穴とは、自分に対して常に否定的な評価しかしないこと。
    せっかく努力しているのに、同時に自分を否定することもしている。
    状況を変えたいなら、まずは言葉を変えてみよう!
    否定的な言葉を辞め、良い言葉、美しく響く言葉、明るい言葉を使いましょう!


    習慣2
    ・自分の短所を気にせず、長所を磨く!

    自分のダメなところを過剰に意識する
    →1%の人は、自分の良いところを大切にする!

    短所を気にしたところで、悩みは決して解決しない!

    欠点をカバーするには、自信を持てる部分を磨くことが大切!
    長所を最大級で評価する思考のクセをつけていくと、長所はどんどん磨かれ、ますます光を放つようになっていく!


    習慣3
    ・周囲の評価にとらわれない

    他人の評価を気にする
    →自分の満足感を大切にする!

    他人の評価にそれほど振り回される事なかれ!
    本当の評価は自分ですることが大事!

    本当の向上心は、自分を満たそうという希望から生まれる!
    今の自分に満足できたら、次へ向かうモチベーションが湧いてくる!
    目指す目標は、深い満足感、高い幸福力のもちぬになること!


    習慣4
    ・自信を持てない人の共通点に気づく

    自信は他人が与えてくれるもの
    →自信は自分で作っていくもの

    根拠のない自信でも、持ったもん勝ち!
    準備を入念にすることが、うまくいくという自信になり、実際たいていはうまくいく。
    多少強引にでも自信を持つ、その方がずっといい結果になる!


    習慣5
    歪んだセルフイメージを直す

    間違ったセルフイメージを持っている
    →心の鏡の歪みをそのままにしておかない

    コンプレックスを作っているのは、実は自分自身である。
    コンプレックスの原因とは一体何??
    それは自分勝手な思い込みに過ぎない!

    「自分はダメだ」と思いそうになったら、「違う!自分はちっともダメじゃない!」と思い直すようにしよう。


    習慣6
    ・コンプレックス=思い込みと割り切る

    コンプレックスに執着する
    →コンプレックスは放置する

    思い込みが1番厄介!
    誰だって多かれ少なかれ持っているのに、コンプレックスを意識しすぎると何もできなくなるよ?


    習慣7
    ・自分の希少価値に気づく

    自分の存在価値に自信が持てない
    →自分は唯一無二の存在だと知っている

    人生のバイオリズムを意識!
    辛いことがあっても、「これは一過性のものだから、こんな状態が長く続くわけがない」と軽く考える。


    習慣8
    ・時間=命と考えて大切に使う

    時間は無限にあると勘違いしている
    →時間は有限であるということを強く意識している

    その時間の使い方を選んだのは、他でもない自分自身。
    時間泥棒の真犯人は、自分なのです。

    自分の思いに反する時間の使い方は、人生に対する裏切り行為だ!!

    優先順位を決めて、時間の価値を高める。
    常に最優先のことを明確に意識し、そのことに集中して時間を使う。


    習慣9
    ・時間に積極的に投資する

    時間を買うという発想がない
    →時間は買える、しかも高くないと考えている。

    優秀なプロフェッショナルにあらゆる仕事をアウトソーシングする。
    それなりの対価を支払って、相手の時間を買って、自分の時間を確保する。

    移動のコストと時間を天秤にかける!


    習慣10
    ・今より30分早く起きる

    毎朝、時間に追われてバタバタする
    →朝の「清浄な時間」を大切にしている

    朝からバタバタするのは、スタートから大きなハンデを背負っているようなもの。
    神事はたいてい早暁(そうぎょう)に行われる。
    早く起きて「清浄な時間」に第一歩を踏み出そう!

    集中力を要する仕事は、朝のうちに終わらせる!
    朝のわずかな時間は、午後の数万時間に匹敵する!


    習慣11
    ・時間はあえてゆるく管理し、機敏に行動する。

    時間管理意識が過剰、または過少
    →スケジューリングは結果を生み出すプロセス

    時間管理は最低限で、ゆるめでいい。
    焦ったり慌てたり、かえって自分の負担にならないようにする。

    計画や準備は、あくまで結果を生み出すためのプロセス!
    要所だけを抑えて、あとは融通を効かせる程度のものでいい。

    計画という思いだけでは結果に到達しない。
    結果はもちろん行動することからしか得られない!


    習慣12
    ・時間を無駄にしても自分を責めない。

    何をやったかだけで時間の価値を判断する
    →どういう気持ちで過ごせたかを大切にする

    いい気持ちで過ごせた時間は、何をしても有意義。
    たとえばゲームに熱中したり、競馬や麻雀に夢中になったり、うっかり寝過ごしてしまったとしても、「その時間が心地良かった」と思えるならば、決して無駄な時間ではない!

    たまにはいいか。こんなことも必要かもしれない。
    そう割り切って有意義な時間に転換すればいい。


    習慣13
    ・1日30分、独りの時間を持つ。

    自分と向き合う時間がない
    →独りの時間をあえて作る

    何とかして1日数分でも良いから、自分と向き合う時間を持つこと。
    強い自分は、自分と向き合う時間から生まれる!


    習慣14
    ・やみくもに頑張りますではなく、具体的な目標を言葉にする。

    頑張ります!とよく口にする
    →頑張ります!という言葉は使わない

    「頑張ります」と言ったその時点で、目標を達成したと思ってしまう錯覚に陥ってしまう可能性がある。

    行動を変えるための言葉は具体的でないと行動にはつながらない!
    →具体的な言葉を言えば、思いや行動、結果は変わる!


    習慣15
    ・すぐに行動に取り掛かる。

    すぐやろうと思うだけで中々やらない
    →すぐやろうと決めて、すぐ行動を起こす

    行動に移すのを後回しにしているうちに、やる気そのものが鈍ってきてしまう。
    結果、心と行動にミスマッチが起こる。

    やろうと決めたらすぐにやる。
    やって下さいと言われたらすぐに着手する。
    仕事において、このキレと機敏さは是非大切にして下さい。


    習慣16
    ・仕事を楽しむ工夫をする

    仕事は辛いものと諦めている
    →仕事は楽しんでやるものと考えている

    自ら選択したその仕事を楽しむために、何ができるかを考え、実行する。


    習慣17
    ・自分の苦手は率直に伝える。

    苦手な仕事でも引き受けてしまう
    →自分の苦手な仕事は引き受けない

    心が拒むような仕事はしない。
    得意なことや好きなこと、したいことは強い思いで選びとっていく。
    そして最大のエネルギーと時間を注ぎ、すべてを賭ける意気込みで取り組む。


    習慣18
    ・ミスを引きずらず、リカバリーに全力を尽くす

    ミスした自分を責め続ける
    →ミスはすぐに忘れる

    ミスをした瞬間、求められるのは解決に向かって前に踏み出すこと。
    ミスを早くリカバーするためにも、ミスのショックを忘れて、頭を切り替える!


    習慣19
    ・「昨日の自分」を競争相手にする

    他人との競争にこだわる
    →自分自身と競争する

    周りの人ではなく、自分自身と競争すること。
    以前の自分と比べて今の自分が勝っているか?
    少しでもステップアップできているのか?
    一層輝きを増しているのか?

    視線を他者に向けず、自分を見つめて武器になる特性を徹底的に磨く。

    以前の自分よりも素敵な自分になっていく。
    自分と競争していくと、ひいては他者と比べた場合にも誇れる自分になっていける!


    習慣20
    ・力を抜いて、相手の話に耳を傾ける

    相手によく思われようと力む
    →人と接するときは、あえて力を抜く

    気負いすぎずに、思うこと、感じることを、できるだけ率直に伝えるようにしよう。
    相手にも心や感情があることを意識して、相手の心に寄り添うような気持ちで話し掛け、向かい合うこと。


    習慣21
    ・人は人でしか磨かれないと知る

    人からの拒絶・批判を恐れて内にこもる。
    →人からの批判は成長の糧と考えている。

    ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨く事ができないように、人は人でしか磨かれない。
    閉じこもって勉強するだけでは成長できない!

    思い切って行動をすること!
    その結果傷ついたとしても、そこから得られる何かは必ずある!
    くじけずに行動することを繰り返せば、おのずと自分が磨かれていく!


    習慣22
    ・嫌いな人にこそ感謝し、参考にする

    苦手な人とはひたすら距離を置く
    →苦手な人にこそ興味を持つ

    もう一踏ん張りして、なぜその人が苦手なのかを考えてみる。
    苦手という気持ちを乗り越えれば、深い人間関係を築けて自分も成長できる!!


    習慣23
    ・気遣いは相手に対してだけではなく自分にもする

    他人にばかり気を遣う
    →自分への気遣いも忘れない

    相手ばかりを気遣うことは、自分の怒りにつながる。
    周囲に対する気遣いの裏には、自分へのリターンの気持ちが蠢いている事が多い。
    「こんなに気遣っているのに…」と思って苛立ってしまう原因になる。

    →他人に対してと同様に、もしくはそれ以上に、自分自身に対して気を遣うようにする!
    誇れる自分でいることが、相手への気遣いにもつながる!


    習慣24
    ・怒るかどうか、損得で冷静に分析する。

    怒りを抑えきれずに後悔する
    →滅多なことでは怒らない

    怒った場合と怒りを押さえ込んだ場合、どっちが得かを冷静に考えてみる。

    譲歩は敗北でも自己欺瞞でもない。
    感情の波に翻弄されず、その時々で1番良い解決法を選べる人こそ、怒りを超越した器の大きな人間と言えるでしょう。


    習慣25
    ・別れや喪失感も、前に進む力に変える!

    別れをネガティブにとらえる
    →別れをポジティブにとらえる

    別れの痛みは、自分がどれほど深く人を愛することができたかの証。
    自分を認めてあげよう!
    人は別れや死から、新たな力を得ることができる!


    習慣26
    ・「学び」を成長の原動力にする!

    「学び=苦痛」と考えている。
    →「学び=喜び」と考えている。

    社会人だからこそ、学びの機会を大切に。
    学べば学ぶほど、仕事や人間関係などを通して自分の成長を実感することができる!

    本を読むことや研修会に参加することだけが学びではない。
    普段の生活において、周りの人の言動を観察する事も学び。
    独りの時間を意識して持ち、自分自身を深く見つめることも学び。
    外見を磨くためにファッション雑誌をめくることも学び。


    習慣27
    ・学んだ内容を自分なりに消化し、アレンジ&カスタマイズする!

    本から学びを得ただけで満足してしまう
    →本から得た学びを自分の人生に必ず活かす!

    本やセミナーで得る情報は、あくまで不特定多数の読者に向けた情報にすぎない。
    一人一人にぴったりとマッチするとは限らない!
    学んだ内容は、自分の人生に合わせてカスタマイズする必要がある!!
    自分の目指す生き方や現在の状況、実力に合わせて、自分にぴったりフィットするよう、オリジナル・カスタマイズが必要!!


    習慣28
    一流を目指し、お金を愛する

    お金にこだわることは賤しい事だと思っている
    →自らを成長させるために、お金にこだわる。

    実力・評価は報酬に比例する。
    それだけの報酬に値する仕事をきっちりとこなしている。


    習慣29
    お金は喜んで遣う

    お金をどう貯めるかばかり考えている
    →お金は使ってこそ意味があると考えている

    「お金を大事にする=なるべく使わずコツコツ貯める」ではない!
    握りしめているだけでは、一生豊かさとは無縁の人生になってしまう。

    「あぁよかった」と心の底から思うお金の使い方を身につけましょう。
    そうすれば、何とも豊かで心地よい人生を生きていることに気づくでしょう。
    お金は、有意義に使ってくれる人のところに入ってきます!

    「人生の折り返し地点までは、預金することより投資を最優先にすべきだ!」


    習慣30
    ・期間限定で、限界ギリギリな圧倒的努力を体験する!

    ダラダラと中途半端な努力を続ける
    →期間限定で圧倒的な努力をする

    「圧倒的」とは、質も時間も、誰が見ても文句をつけようがないくらい努力すること!
    完全燃焼したと納得できるくらい頑張ること!
    ただしこれは、そう長くは続けられない。

    人生のある時期、限界ギリギリまで自分を追い込んでみる。
    目指す目標に向かって、自分史上最大に頑張る。
    すると、自分自身に対する圧倒的な信頼感が生まれる!


    習慣31
    ・「人生の棚卸し」を定期的に行う

    闇雲な努力をずっと続けている
    →努力の方向性を定期的にチェックしている

    一心不乱に取り組んでも、一向に目標に近づいている気がしない。
    闇雲=一生懸命と勘違いしている。

    目標そのものや、それまでの行程・行動にブレがないかどうか、自分自身で点検する事が必要!
    ときには行動を振り返って人生の棚卸しを!


    習慣32
    ・自分の中にある「幸福になる力」に気づく

    潜在意識の力に気づいていない
    →潜在意識の力を活用している

    人生を変えるには、まず心を変えてみよう!

    心が変われば行動が変わる。
    行動が変われば習慣が変わる。
    習慣が変われば人格が変わる。
    人格が変われば運命が変わる。
    運命が変われば人生が変わる。

    その1番の源に、潜在意識がある!


    習慣33
    ・自分の生涯のミッションをはっきりと掴む

    「どうなったら幸せか?」がわかっていない
    →「どうなったら1番幸せである」が明確!

    【目的意識をはっきりと!】
    自分はどうなりたいのか?
    どうなった時が1番の幸福を感じるのか?
    どんな人生を生きたいのか?
    何のために生きたいのか?


    習慣34
    ・最高の笑顔を練習する。

    気分にムラがある
    →いつも笑顔を絶やさない

    最高の人格者とは、いつも笑顔でいる人!
    笑顔は自分の心を和らげるだけでなく、周りの人にも何とも言えない幸せな気持ちを分け与える!

    笑顔を向けると相手も笑顔になる。
    すると、相手の中にある「幸福になる力」も働き出し、その人の人生もうまくいくようになる!


    習慣35
    ・どんな時も感謝の気持ちで過ごす!

    ありがとうに気持ちがこもっていない
    →心の底からありがとうという

    心のこもった「ありがとう」が、人生を幸福へと導いてゆく。

    感謝の思いは磁気のような力を増幅し、自分にとって望ましいもの、有利なもの、良い方向に働くものを引きつけていく!

    口を開く時には最初に、心を込めて「ありがとう」という習慣を続けること!


    習慣36
    ・幸福体質の持ち主になる

    「幸福感度」が低い
    →「幸福感度」が高い

    大切なのは、幸福を求め、行動し続けること
    幸福とは、「その生物にとって、心地よい環境で快適に生命活動を続けていくこと」。

    小さな幸福でも、少しオーバーなぐらい大袈裟に喜んでみること!
    幸福を敏感にキャッチし、喜んで受け止める人のとこらには、次々と幸福が舞い込んでくる!

  • 今年(2015)の4月で社会人27年目になりますが、いまだにこの本のようなタイトルを見ると手に取ってしまいます。

    うまくいく人が何かを実行しているので、やらない99%の人に対して差がつくことになるのでしょう。この本では誰もができそうでやっていない45の習慣について解説しています。

    また各項目において、上手くいく人と、いかない人の行動の仕方の違いを述べています。うまくいかない人を反面教師にして、自分の普段の振舞で「うまくいく人」の行動を自分の中に取り入れてみたいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・この本は、筆者が多くのお金と時間をかけて学び取った「心から満足できる人生を実現するための思考・行動法則」のエキスを抽出したもの(p9)

    ・思いを変えると、行動が変わり、習慣が変わり、やがてすべてが思い通りに変わっていく(p10)

    ・真面目な努力家ほど陥りやすい落とし穴がある、それは自分に対して常に否定的な評価しかしない(p31)

    ・同じ状況でも言葉を変えれば思いが変わる、そしてその逆もある(p37)

    ・求めるべき本質的な結果は自分の心が肯定すること、自分が心底満足すること、これが評価の大原則(p43)

    ・時間の品質を高めるとは、時間を何に使うか、優先順位を決めること(p70)

    ・専門家の人(パワーパートナー)に任せる、時間はこの種の人の数が増えるほど、時間を買うことができる。お金は働けばまた手にできるが、同じ時間は二度と手にできない、お金を買う発想をもつこと(p73,75)

    ・緩めの時間管理のほうが、かえって効率的に時間を使える(p82)

    ・目標は、何を一所懸命にするか等、具体的に言葉にすることがポイント。やみくもに頑張るとは言わないこと(p107)

    ・他人と競争するのではなく、過去の自分自身と競争する(p125)

    ・お金は、まず「吐き出す」そして「吸う」このお金のあるべき循環サイクルを知って、お金を手放す=使うことを身に着ける(p178)

    ・どんな人生を生きたいのか、何のために生きたいのか、目的意識をはっきり持つことが大事(p196)
    ・最高の人格者とは、いつも笑顔でいる人(p201)

    2015年1月2日作成

  • 45個の習慣は多くて、全ては出来ないが、前向きに考えて生きる。時間は有限だからこそ、無駄にしない生き方をする。

  • 考え方、思考の仕方等の積み重ねでうまくいくか行かないかが結果として出てくるようだ。

  • 自己否定はしない
    うまくいく言葉だけを使う
    自分の長所に目を向ける
    周囲の評価にとらわれない
    歪んだセルフイメージを治す
    コンプレックス=思い込みと考える
    自分の希少価値に気付く
    時間=命と考えて大切に使う
    最優先事項に集中して時間を使う
    時間に積極的に投資する
    早く起きる
    時間はあえて緩く管理する
    準備に時間をかけすぎない
    すぐ取り掛かる
    仕事を楽しむ工夫をする
    人は人でしか磨けない
    嫌いな人にこそ感謝する
    気遣いはなず自分にする
    感謝の気持ちで過ごす

    心が変われば   行動が変わる  
    行動が変われば  習慣が変わる  
    習慣が変われば  人格が変わる  
    人格が変われば  運命が変わる  
    運命が変われば  人生が変わる

  • いつも笑顔で、わたしたちは皆唯一の存在、という気持ちで歩んでいこう。
    矛盾する考え方が見受けられた。

  • 成功者とそうでない人の考え方の違いが比較して載せられている。その考え自体は古くから言い続けられていることばかりだが、改めて咀嚼出来て良かった。
    時間は有限だとか、早起きが良いとか、何も意識していないときに言われてもピンと来ない言葉だが、今現在の自分がこの文章を読んで、そうだよなって同意出来るということは自分も成長しているんだと気づいた。

  • モチベーション、自己肯定感が下がっている時に読むと勇気が出てくる。
    45の習慣はどれも難しいことではなく、今すぐ実行できるような内容だった。
    仕事がうまく進まなくなった時にまた読みたい本。

  • 99%は毎朝バタバタ、1%は朝の清浄な時間を大切にしている。
    99%は仕事は辛いもの、1%は仕事は楽しんでやるもの。
    99%は苦手な人を遠ざけ、1%は苦手な人にこそ興味を持つ。

  • この本は作者の長年の経験をもとに書かれています。
    なので、他の書と似たようなことが具体的な理由を元に書かれています。
    どう言う行動や思考をすればいいのか、この考え方を学べるでしょう。
    自分は多くの方が99%の方に入っていた
    自分に対してや他人に対してどうやって接していけばいいのかをもう一度考えなをすきっかけをくれる書だ

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了。歯学博士、経営学博士、メンタルセラピスト。
医療法人社団いのうえ歯科医院理事長。歯科医師として、その技術は国内外で高く評価されている。また自己啓発に造詣が深く、2012年1月、ジョセフ・マーフィー・トラストより、日本でのマーフィー理論の普及に対する貢献を認められ、公認グランドマスターの称号を授与される。
主な著書に、『J・マーフィーの教え 最高の自分を引き出す法』(きこ書房)、『がんばり屋さんのための心の整理術』(サンクチュアリ出版)、『後悔しない人生を送るたった一つの方法』(中経出版)、『20代でやるべきこと、やってはいけないこと』、『自分で奇跡を起こす方法』(以上、フォレスト出版)、『価値ある生き方』(大和書房)、『「学び」を「お金」に変える技術』(かんき出版)、『夢もお金も手に入れる人のシンプルな習慣』(すばる舎)、『たった一度の人生を、自分らしく思い通りに生きる方法』(Gakken)などがある。
著書累計で100万部を超える。

「2015年 『未来を創る生き方 20代からの成長哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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