- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569760681
作品紹介・あらすじ
「星町」の人々の少し不思議な日常を描くショートショート集。数ページの物語に果てしない驚きとほんのりした温かさが詰まってます。
感想・レビュー・書評
-
久々にショートショートの物語を読んだ。
怖い話もあれば、笑える話もある。
それらがひとつの町にまとめられている。
ショートショートは短い中にたくさんのものが詰め込まれていて、通常よりも想像力を掻き立てる。
2014.11.8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太田忠司の作品を読むのは『奇談蒐集家』に次いで本書が二作目。本書は星町という架空の町を舞台にした40編のショートショート集であり、星新一を敬愛する太田忠司の原点ともいうべき作品である。『奇談蒐集家』も連作短編集という形式の中にショートショートの醍醐味、面白味を窺うことが出来る。これについては本書のあとがきを読むと理解し易いと思う。
恐らく、ある程度の年齢の読書好きの方々の中には星新一のショートショートから読書の面白さを知った方も多いかと思う。かく言う自分もその一人なのだが…本書を読むとあの時のワクワク感が蘇るかのようだ。笑いあり、恐怖あり、不可思議あり、はたまたほっこりするような話ありで、まさに喜怒哀楽全てを刺激してくれるようなショートショート集である。
この本の左ページ左下には、小さなパラパラ漫画が掲載されており、思わずニヤリとした。 -
星町という町で起きる不思議な話。挿絵のMAPが楽しい。
好きな話を3つあげると、「本」、「ベス」、「球根」。 -
BRUTUS2017/1/1号、「危険な読書」
-
挿絵がめちゃめちゃかわいいったらない。
太田さんの話も挿絵に合っててかわいい。 -
ショートショート。長編も書く作者のショートショートを初めて読みました。巻頭のイラストと照らし合わせながら。あっという間に読めちゃいます。
-
とても読みやすい短編集だった。中には腑に落ちない作品もあったが、全体的に楽しめた。
星新一さんの短編集も読みたくなった。 -
たまたま手に取った本なんだけど、久々にぐっと来た!
なぜかカレンダーで泣きそうになってしまった。
今日は特別な日だ。 -
星新一を敬愛するという作者のショートショート集。
不思議なことが起こる町を舞台に、それぞれの住民の体験した不思議なことが書かれているが、死ぬことが多くてちょっと怖い気もするし、個人的には好きではない。
星新一はもっとファンタジーでSFちっくで、希望がある。
とにかく人が死にすぎ。
ショートショートは書くのが難しいからある程度は仕方ないけど、人が死なせないと話が終わらないらしい。
また死ぬの?って感じで、単調で私は好きではない。