書店ガール 4 (PHP文芸文庫)

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著者 : 碧野圭
  • PHP研究所 (2015年5月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569763569

書店ガール 4 (PHP文芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第四弾。
    世代交代orスピンオフ?
    主人公は理子と亜紀から、前作で登場した愛奈、そして彩加へと。

    愛奈の家庭がとてもいいです。
    進路に悩む娘に、それとなく一冊の本を勧める母。
    本で語り合える母娘、素敵。

    そして母が語ったあの時代…。
    「就職課に貼り出される求人票からいくつか受ければ、どこかには引っかかる」
    「学校推薦さえ取れていれば、まず落ちなかった」
    「お茶くみやコピー取りが主で、職場の花と言われているうちに結婚退職するのが理想」
    「ただキャリア志向のある女性には今より厳しく、セクハラも多かった」
    「今は専業主婦以外の可能性はずっと広がっている」
    同世代の自分には頷けることばかりでしたが、
    今の学生さんからすると驚きですよね。
    時代と言ってしまえばそれまでですが、フクザツです…。

    また、トルコで修行したパン屋さん・大田と彩加の関係。
    ブックカフェのその後も、愛奈が選択した進路も気になるし…。

    そしてクレーマーVS理子、スカッとしましたね!
    やっぱり理子、カッコいいです!

    向田邦子氏のエッセイ『夜中の薔薇』#手袋をさがす
    読んでみたいです。

  • 新興堂書店アルバイトの高梨愛奈。
    就活を前に、本当に自分の進みたい道が何なのか、悩みに悩む。
    駅ビル書店の契約社員である宮崎彩加は、正社員登用に喜んだのもつかの間、思いもかけないことが起こり…

    自分自身のころとは全く違う今時の就活。
    大変だろうなぁ…、と想像はしてみるのだが。

    愛奈と彩加のがんばりに拍手!!
    元気になれる一冊でした。

  • あ、書店ガールって、4も5も出てたんだ?とあわてて読みました。
    主人公は西岡理子と小幡亜紀ではなく、バイトの愛奈と別な書店の彩加。
    若い世代の就活などの話なので、より広い対象向けに、わかりやすく描かれていると思います。

    新興堂書店でまだバイトを続けている高梨愛奈。
    周りではもう就職活動が活発になり、「書店に就職するつもりなの」と聞かれます。
    書店員は、けっこう重労働なわりに給料などは決して高くないので、普通は目指すべき仕事ではないらしい?
    愛奈の友達に、あまり本を読む子がいないっていうのが、なんとも‥ですが(苦笑)
    バイト先でのちょっとした出来事も、本好きには楽しいエピソードですね。

    別な駅中書店で働く宮崎彩加は正社員になることができたが、地方の小さな書店の店長にと打診されます。
    故郷の沼津では伯母が本屋をやっていて、近くに出来たパン屋と提携する話が持ち上がる‥?!
    それぞれ本人にとっては大問題だけど、どろどろした状況ではなく、可能性が広がって面白いです。

    4作目はドラマ化の頃に発行されたらしい。
    ドラマは視聴率的に惨敗とのことですが~ちょっとキャラの性格やストーリーの狙いが絞りきれていなかったよね。
    悪くはなかったんだけどなぁ。私は全部見ましたよ☆

  • 結婚して少し読書率が下がっていて知らない本がたくさんあり少し悔しい。

    その女アレックス、読みたいと思っていたんだった。今、永遠の0をようやく読んでいるので次は壬生義士伝かな。

    ケティ物語も読みたい。銀翼のイカロス、虚ろな十字架も未読だし。薔薇と棘もまだ。あの子が欲しい、深夜特急、神様の遊ぶ庭、スコーレNo.4、エコノミカル・パレスも読んでみようかな。

  • もう理子と亜紀は伝説になってしまった。
    今回の4は次世代、愛奈と彩加の話。
    彩加の葛藤も良かったが、就活に悩む愛奈の方が興味深かった。
    就活フェアには、この「書店ガール4」も並ぶね。

  • 前3作とは主人公が変わった本作、賛否ありましょうけれどこちらはこれで面白かったという感想。
    ちゃんと前3作の彼女たちの見せ場(?)も登場しますしね。

    この本自体がもう「就活本」になっていますね。
    読者対象年齢がグーッと広がった感じがします。いや実際の読者はもともとの読者層なのでしょうけれども。

    嫌なやつと思っていた人が、実は…だったり、仲間だと思っていた人に思いがけないこと言われたり…など揺れ動く主人公二人の気持ちに一緒に寄り添える感がいいです。
    川西さんのエピソードにはグッと来ますね。こんなことがあったら何としてもこの仕事を続けようと思ってしまいそう。
    川西さんご夫妻との関わりは次作でも何か展開がありそうですね。そして主人公二人のこれからも「それからどうなる?」と一番盛り上がる所で了。
    いやぁ引っ張ってくれますね。これは早く次を出していただかないと読者がやきもきし過ぎるんでは。

    次を心待ちにしております。

  • アルバイトの高梨愛奈と契約社員の宮崎彩加の物語。
    こうやって世代交代していくんだね。
    この手の本を読むと書店員の仕事のワクワクする。こんな風にしてフェアなどが行われているんだなぁ。
    読むと本屋へ行きたくなる。

  • あっという間に読み終えた。
    自分がどうしたいのか、あることに疲れるなと思ってしまう自分にいちばん疲れていて迷えるなんちゃら状態なので、ぐるぐる悩みながらも、一歩前へ明るい方へ踏み出そうとしている2人の主人公に元気をもらった気がする。特に愛奈パパの「いろんな人に会って、いろいろな人の話を聞く」というアドバイスはそのとおりだと思った。迷ったり悩んだりしている時こそ、外に出なくては。人に会わなくては!いいな、素敵だなと思える人に会えるように。

    そして、書店ガールのいいなと思うところは、実在する本がたくさん出てくること。また、読んでみたい本リストに数冊加わった。就活ではないけれど、仕事は生きることに大きく関わる。悩みながら、でも悩むことに没頭しないように、先人の書かれたものを読んでみようと思う。さらに、大好きなカフェが出てきていて、いますぐにでも行きたくなった。

  • 書店員として様々な経験を積んでいく二人。
    そして仕事や人間関係にも新たな出会いが待っている。
    悩んだ時間はこれからの二人にとってけっして無駄にならない。
    悩んだことも、そのうえで踏み出すことを決めた気持ちも、きっとこの先に何かあったときに彼女たちを支える根っ子となってくれるに違いない。
    書店にはいろいろな人がやってくる。
    この本を買うと決めてやってくる人。
    何か良い本はないかと探しにくる人。
    買う予定はないけれど書店で本を眺めることが好きな人。
    共通するのは、みんな本が好きだということだ。
    物語でも語られているけれど、書店の状況はかなり厳しいらしい。
    どうしても欲しい新刊は小説でも雑誌でもネットで予約購入してしまっている身としては、この物語を読むとふらりと立ち寄ることが多い書店に対して何となく申し訳ない気持ちになってくる。
    それでも、棚がきちんと統一されている書店はやっぱり気持ちがいい。
    雑然と並べられていたり、著者名をあきらかに読み間違えて並べられている書店にはガッカリする。
    書店は、本が好きな身としては砂漠のオアシスのような癒しの場所だ。
    どうかこれからも、厳しいとは思うけれど頑張ってほしいと思う。

  • このシリーズは毎回テーマが変わるが今回のテーマは就活ですね。これまで主役だった西岡店長や小幡亜紀は脇役になり、就活を迎えた愛菜と、正社員で店長になる彩加が直面する出来事を通じて仕事の意義を見出して行く。
    書店員は兎角地味だし、実際の書店に赴くと出版社主導のフェア展開が殆どだからこのストーリーに出てくるようなアツい気持ちは伝わりにくいけど、やはり書店という業種にも働く人たちの思いは込められているはずと思う。そんな気持ちで本屋さんに出向いて見たくなる。
    自分も働いているからか、職業物は共感するところが多く、やはり楽しめますね。

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書店ガール 4 (PHP文芸文庫)の作品紹介

本屋に就職するか迷うバイトの愛奈。正社員かつ店長に抜擢された彩加。理子と亜紀に憧れる新たな世代の書店ガールたちの活躍が始まる!

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