東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569766539

作品紹介・あらすじ

本をサラサラと7回読み流すだけ! 東大首席・元財務官僚という驚異の経歴を持つ著者が、どんな人でも必ず結果が出る勉強法を大公開。

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に感想書いた
    【どんな本でも大量に読める「速読」の本 】に似たような勉強法

    やはり、サラサラ読みで「認識」させていきどんどん繰り返し読んで「認識→理解」にしていく感じが良いらしい

    この本では認識から理解に移行する表現に、活字を擬人化した表現してて面白かった

    本「人」は初見でいきなり親友にはなれないから、まず音読(心の中でも)せずサラサラ読んでまず【知り合い】になり

    付き合って行くうちに(繰り返し読んでいく)内容が知り合いになってるので理解しやすくなってくる

    【親友になる】(理解した)

    になる
    この説明面白いし、分かりやすい

    才能ではなく努力で結果残してきた著者

    凄いなぁ…俺…勉強してこなかったなぁ…
    きっと要領を掴めたり、知ったり、あみだせる事が大事なんだろなぁ…

    はぁ…俺は中学まで問題児で、ずっとケンカしてた…けど勉強しないのに夏休みの理科の自由研究だけ本気になり
    辞書くらいの暑さの研究結果を提出し
    小学校6年間と中学の3年間
    全て入賞してた
    でも夏だけなんだよな…本気出すの(TUBEか!?)

    んで9月頃には大人しくなり(カブトムシか!?)

    一切勉強しなかった…
    あはは…こんなになっちゃった(笑)

    全てそこに置いてきちゃった…(海賊王かっ!!)

    ※だから話が変わるけど…結局俺が何を言いたいかって言うと…
    【スプラトゥーンやる時の俺のプレイヤー名は「ぜつぼうゲリー」だよ!】って事!!

  • 最初から1つ1つ丁寧によむよりも、なんどもなんども全体を理解しながら、自分のペースで進めるところがよい。
    大つかみをしながら、それでいて、大きく抜けることがない。

  • テレビなどでお見かけする知的で素敵な山口真由さん。

    予備校に通わず東大進学、在学中に司法試験合格、国家公務員試験合格、東大を首席で卒業、財務省に入省。
    素晴らしい経歴を伺うだけで、そもそもの能力が違うのでは?と思ってしまいます。
    山口さんが実践されていた勉強法は7回読むだけの勉強法ということだけど、同じテキスト7回読むってそれだけでも相当ハードル高い。
    ご自身は特別秀でた能力があるわけではないとおっしゃるけれど、勉強ヒストリーを読む限り、なかなか普通の人はできないことばかりです。
    でも、できる人というのはこういう努力ができる人のことなんだ!という視点でとても刺激を受けました。

    結局はやはり、
    「時間をかけて、力を入れた人が、最終的には伸びるのです。そして、まわりと差がつくのです。」
    ということです。

  • この筆者は努力家で尊敬できる。
    提案している方法はたしかに理にかなって参考になる部分も多かった。
    7回までは読めないかもしれないけど、流し読みから始めるのは取り入れてみようと思う。
    ただ理系の勉強に向いているかは謎。

    流し読み時。
    日本語は漢字と句読点をしっかり捉える。
    英語は固有名詞、動詞、主語付近をしっかり捉える。

  • 暗記して応用力をつける為に、読むべき本を七度に分けて薄く記憶を塗り重ねていく。どうせ薄く塗り重ねるなら趣向を変えて多角的に塗り固めていく。

    この本のメッセージはほぼこれのみです。他は教科ごとに具体的テクニックを解説したり、他は著者自身の受験体験記など少し。万人に当てはまる方法論だという主張もないので否定のしようもありません。

    正直に言うとサラっと読めてサクッと納得できてしまい幾分物足りなさを感じてしまったのですが、部分的にとても面白いと思う箇所もありました。

    一つめは数学の受験対策で使うチャートなどの問題集の7回読みの解説。何度も読むやり方はこの本で教わらなくとも歴史の教科書で何度かしたことはありますが、数学のような問題集をシンプル解くのではなく、そんなテクニカルに読む意識で勉強するのかと新鮮な驚きがありました。

    二つめは著者の学生時代から社会人時代まで各種受験勉強時の1日の過ごし方が載っている箇所。怖いくらい勉強していて戦慄が走ります。

    この解説が載っているのは終盤です。本書の冒頭では自分は天才ではない趣旨の主張がしつこいくらい繰り返されますが、一旦納得して読み進めていくうちに「天才ではない、、、?」と疑心に変わり、終盤に差し掛かってこの1日の過ごし方の章を読めば、おそらく大半の人がこう思うと思います。

    「普通の人は自分をそこまで追い詰めて生還できないの、、、」と。。。

  • 全体を俯瞰し、認知から理解へ。
    ルール決めと逃げ道。モチベーションの保ち方参考になります。

  • 一言でいうと「何度も読んで(解いて)いれば勝手に頭に入ってくるよ」ということ。忘却曲線の理にもかなっている。初めは何もわからない状態でもok、理解できるまで数をこなして読むということ。
    懸念点は「何度も読んでられないよ!」というモチベーションと思われる。筆者の原動力は筋金入りの負けず嫌い、こうなりたくない!という切迫感。マッチョな方法論で効き目はありそうだが、仕組み化していくと継続できそう。

  • 流し読みでも何回も読めば理解できる。それは速読セミナーでとても実感した事であった。深く読まなくても流し読みで大枠を理解できる。

  • 子供の頃に読んでおけば良かったと思った。
    50歳からでこの習慣を身につくかどうか?

  • 最近テレビなどでもよくお見かけする元財務省官僚の山口女史による勉強法(と来歴)を記した本。

    基本の方法はシンプルで、一回一回の読書を短時間で済ませて、且つ同じ本を7回読む、というもの。

    勉強する分野や本の種類によって細かなやり方の違いはあるが大まかにはこれ。後は著者の子供の頃から社会人になって以降の経歴を勉強と絡めて記されている。

    著者にとっては子供の頃にこの方法で上手くいった経緯からこの勉強法に自信を持っていて、それを原動力に(それを信じて)勉強に打ち込めた。
    これはつまり我々にもそれぞれに有効な勉強法があるかもしれず、それを見つけられればそれを信じて勉強に集注できたり、成果を出せたりするかもしれないということ。
    ただ、それがなんなのかについては人それぞれだと思うので、自分なりにトライアンドエラーを繰り返して見つけ出すしか無いと思う。
    7回読書の一回分を短時間で済ませる、と言うところも、トライアンドエラーを素早く繰り返すという姿勢と親和性があるのではないか。

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著者プロフィール

1983年、札幌市出身。2006年3月、東京大学法学部を卒業。同年4月に財務省に入省。08年に退官し、15年まで弁護士として法律事務所に勤務。15年9月~16年8月、米ハーバード大学ロースクールに留学し、卒業。17年4月、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程に入学。17年6月、米ニューヨーク州弁護士登録。20年3月、東大大学院を修了。20年4月から信州大学特任准教授となり、翌年、特任教授に就任。

「2023年 『挫折からのキャリア論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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