- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569767352
感想・レビュー・書評
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ライトノベルをメディアミックス展開するのはこんなに大変なのか、、、!
「セクシー田中さん」芦原妃名子さんの件が、ぐっと胸に堪える。
2017年の作品なのに、2024年も全く同じ構図、衝撃を受けた。
クリエーターの方々が報われる社会になって欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回も安定の面白さ。書店ガール、何故にこんなに面白いのか。
ラノベ作家の田中君がしっかりしてて、今回光ってました。
それにしても、書店の経営、小説からのアニメ制作、一筋縄ではいかない世界なんですね。勉強になりました。
続き、またありますよね。楽しみです。 -
今回も彩加と伸光のお話し。
彩加は店長に就任してまだ2年。やっと軌道に乗ってきたのに閉店を告げられる。
伸光は担当しているラノベが大ヒットでアニメ化されることになった。同時にコミックノベライズ化もすることになり大忙し。それでも協力的な環境ならばいいのだが…
出版業界だけではなくアニメのほうにも足を踏み入れ色んな確執が見られて面白い。ハラハラドキドキ。
頑張る仕事人は『ガール』だけじゃないね! -
本にまつわるお仕事小説第6巻。今回も書店員、編集者、作家が織りなすドラマに、コミカライズやアニメ化の話が加わり、メディアミックスの話はすごく興味深かった!
あとがきで、本から見つける心に残る言葉の話があったけど、確かにこの本で私もみつけた。今回の主人公の書店員と友人の図書館司書との話。
「教育ってすぐに数字に表れるものじゃない。人の心を育てることだから時間もかかる」「子どもは今言われていることがわからなくても、十年後にわかることもあるのでは」「教育は長いスパンで影響力のあるものだから、短絡的な結果に一喜一憂しない方がいい。読書のよさだって働きかければいずれわかるようになる子もいる。読書って楽しいし、その楽しみを知ってる方が幸せだから。こころの偏差値は他の人には見えないけど、読書ってそういうものを育てる役割がある。」 -
今回は取手店店長の彩加と亜紀の旦那さまで編集者の伸光の巻!どちらの話も読んでいて、胃が痛くなる(>_<)でも大変なところを乗り越えた後の達成感は気持ちよい(^^)♪最後の中学生が本を買っていく場面にジ~ンとした(--、)
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このシリーズは書店と出版業界内部のことが分かりやすく説明されている。
駅中書店の店長さんの逆境の中で奮闘する姿には胸が熱くなった。
また、この中で引用された「世界はあなたのためにはない」という言葉には深く考えさせられた。 -
どこにでもある小さな書店の店長さんのこだわりや本への思い入れが感じるシリーズ。
シリーズものはどうしても失速するものが多いけれど、このシリーズは毎巻書店に係る周りの人たちが多彩で飽きさせません -
図書館の新着コーナーから借りてくる。
このシリーズずっと読んでいるけど6出てたのね、と思って調べてみたら7もあるんだわ。次、借りないと(笑)。
駅ナカ書店の店長で頑張っていたのに閉店とは……。これも時代なのか!?
でも、次への道が見えている。きっちりとやるべきことをこなしていれば自然と道は拓けるものなのだろうか。そうあって欲しい。