書店ガール 6 遅れて来た客 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569767352

感想・レビュー・書評

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  • 書店ガールシリーズ第6弾。前作に続き、今回も彩加と伸光が主人公。
    新刊出てもこのシリーズはもう読まなくてもいいな、なんて前回思ったのをすっかり忘れてまた手に取ってしまっていた。

    私はやっぱり彩加が好きになれないので、全然お話に気持ちが入らない。惰性で読みきった感じ。
    伸光の回も今回は微妙だったなぁ。度々出てくる「嫌な奴」をそのまんまに描きすぎている気がする。「嫌な奴」に対峙する、「いい人の伸光」という構図にしたいのかもしれないけど、なんだか捻りがなさすぎ。単純に悪役として登場させたかっただけという気がしてならない。そんなんじゃなく、もっと人物に深みを持たせて欲しいなぁ。そしたらお話にもっと入り込めるかもしれないのに。

    それにしても、作中で実際存在する本を登場させる意味は分かるけど、何故に突然ELLEGARDENをぶっ込んだ? しかも解散したバンド扱い…。ほぼ解散したようなものかもしれないけど、一応活動休止なんです…。実在するものを取り扱うなら、それなりに責任を持って書いて欲しい。

    【2018年5月10日追記】
    ELLEGARDEN復活のニュースがヽ(;▽;)ノ
    待ち続けて良かった!嬉しい!

  • またもやタイトルと内容がいまいち合わない。いつもは立読みだけだが、最後はなけなしのお小遣いで買ってくれたって言う流れだが、それがタイトルと
    なるべきなのか少し疑問。

    それを表しているのか、本作は内容が薄かった。

  • 突然の変化に戸惑う店員。夢に向かう青年。新たな旅立ち。

著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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