あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

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  • PHP研究所 (2017年11月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569767802

あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 本年1冊目は、妖怪や怪異を扱った女性作家陣の時代物アンソロジー。怖い話ではなく、妖(あやかし)がいて当たり前の江戸時代の話。

    正月向きではないが、味わい深い話が多かった。


    以下は読書メモ:
    四布の布団 畠中恵
    妖(あやかし)が調べても犯人や犯行現場はわからない。それは事件ではなかったから。結局は主人の性格からくるものだった。

    こおろぎ橋 木内昇
    実は死んだことに気がついていなかった。
    薬種屋の蔵にいたのは死者の案内人だった。

    あやかし同心 霧島ケイ
    のっぺら坊の同心と、下っぴきが、拐かし事件を解決する。鍵は簪だった。
    のっぺらぼうが普通に出てくるシチュエーションには笑った。

    うわんと鳴く声 小松エメル
    幼馴染である娘は、妖を墓の下に戻すのが仕事だった。
    西国屋で何人も倒れる事件、娘が魚になりかかる事件、墓場での対決。
    ウワンという妖。

    夜の鶴 折口真喜子
    娘を無くした母の想い。

    逃げ水 宮部みゆき
    読んだことがあると思ったら三島屋百物語シリーズ、あんじゅうの一編だった。
    お旱さんの話。最後が心温まっていい。

  • 【収録作品】「四布の布団」 畠中恵…「しゃばけ」もの/「蛼橋」 木内昇/「あやかし同心」 霜島ケイ…のっぺらぼうの同心・千太郎もの/「うわんと鳴く声」 小松エメル…「うわん」もの/「夜の鶴」 折口真喜子/「逃げ水」 宮部みゆき…「三島屋」もの

  • “あやかし”をテーマにしたアンソロジー。
    時代ホラーと謳っているけど、それほど怖くはない。
    怖さよりも切なさが勝る感じの作品群。
    ・四布の布団 畠中 恵・・・既読
    ・蛼橋  木内 昇・・・描写と心の揺らぎに魅せられる。
    ・あやかし同心  霧島ケイ・・・主人公の設定が面白い。
    ・うわんと鳴く声 小松エメル・・・アイディアは良い。
    ・夜の鶴  折口真喜子・・・子の母の健気さが実に切ない。
    ・逃げ水  宮部みゆき・・・既読

  • 四布の布団:畠中恵/蛼橋:木内昇/あやかし同心:霧島ケイ/うわんと鳴く声:小松エメル/夜の鶴:折口真喜子/逃げ水:宮部みゆき

    二度目のお話しや初めてのお話し。怖いというより不思議な感じ。割り切れないものはいつもどこかにそっと居る。

  • 木内昇、宮部みゆきさん目当てで買ったものだけど6編全て良いアンソロジーって珍しい。初読作家さんは霧島ケイ、小松エメル、折口真喜子の3氏。3作品とも物語にすぐ入り込めて楽しめた。木内氏の作品以外はシリーズ化しているものなのね。折口さんの文章がとてもいいなあと思ったので他の作品も読もうと思う。

  • 宮部みゆきさんを目当てに購入。
    やられた!宮部さんの作品も畠中恵のも既に読んでるものだった。
    宮部みゆきさんのは三島屋シリーズから、畠中さんのはしゃばけシリーズからのものだった。
    書き下ろしとは書いてないもんなぁー。
    傑作選ってなってたなー。
    私が甘かったなぁ。とはいえ、お値段がお値段だっただけに悔しい。
    収穫は霧島ケイの「あやかし同心」だなぁ。
    木内さんのも良かったけど。

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あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)の作品紹介

いま大人気の女性時代小説家による、アンソロジー第一弾。妖怪、物の怪、幽霊などが登場する、妖しい魅力に満ちた傑作短編集。

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