- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569780184
作品紹介・あらすじ
「ぼくたちは なく/つらくて つらくて なく/こえを ころして なく/こえを あげて なく/でも ぼくたちは いきていく」(「ぼくたちは」より)▼親を想う子どもの切ない気持ちをうたった詩やユーモアたっぷりの言葉あそびの詩など、39の詩を「泣く」「笑う」というテーマで収録。教室や家庭で子どもたちといっしょに読みたい、涙と笑いの内田麟太郎詩集。心があらわれ、生きる力と勇気がわいてきます。▼「泣く」……おまじない/そうかい/なけたらいいね/おへそ/ひろった石/もっと/睡蓮/いつも/なきはなよ/ないしょ/はは/きみのなまえを/なのはな/いたよね/さびしいほし/戦争/そらに/引力 「笑う」……ずっこけうた/すごい/ゆめ/すかたん/かける/ママがわらう/なくかしら/じぶんのこと/くどい/しゅみ/せいかく/くちぐせ/すっぽん/しんさつ/木/らくてんか/はいく/いたい/いけない/はつこい/どきどき
感想・レビュー・書評
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じわっとくる 暖かく包まれる感覚
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「人間がえらいのは、どんなときでも、とにかく生きているからかもしれません。生きる力と勇気がわいてくる詩集です。「泣く」「笑う」の39編」
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「おまじない」「そうかい」「はつこい」「どきどき」
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「おまじない」「そうかい」「はつこい」「どきどき」
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内田麟太郎さんの絵本は好きですが、詩集は初めて読みました。
『泣く』『笑う』をテーマにした詩集。どの詩集でも同じだと思いますが、そのときの自分の感情にあった詩を読むと、言葉がすーっと心に入ってきます。
[ぼくたちは]という詩が好きでした。 -
「もしかしたら にんげんがえらいのは
かなしくても つらくても
しにたくても
いきているからかもしれない」
後半、いきものたちのせいかくを表現しているあたりが、おもしろくて好きでした。