「自信が持てない人」の心理学

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569790602

感想・レビュー・書評

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  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  • 自分の安全は優越することで保たれるのでは無い.
    劣等感があるから比較してしまう.
    人生の基礎は自分に正直になること.劣等性や俗悪性も自分.
    相手が楽しんでいるかは自分の問題では無い.
    自律性を獲得した人,つまり本物とのつきあいは時につらい.しかし自分を受け入れてくれるのはそういう人.

  •  ブックパスにて。心理学本。

     自分を他人に合わせることで、自分を無くす。
     所有と愛情は違う。
     言葉は、そのまま人の人間性をあらわすわけではない。他人を判断するとき、そのままで判断してはならない。
     人間の欲を認めること。他人に対して冷たいだとか、そういう。時と場合にもよるけれど、抑圧し過ぎると後が続かない。
     楽しいことは後ろめたいことなんかじゃない。優しい子供は、優しいからこそ親の怒りに触れると、気を遣ってしまう。喜びを前にして怒る親に対し、喜びは悪いことだと覚えて、大きくなったときにもそれは続く。

  • 2017/12/28 読了。

    ちびちび読み進め、やっと読了。
    個人的には後半、自分や周囲の人々と重ねて読み進めて考えたかや心の持ち方の参考にしたいと感じた。これはまさしく私のことだとか、あの人のことだと具体的にイメージできるとグッと読みやすくなる。痛いところを突かれたというか、まさしくこの本に出て来る「自信を持てない人」は自分だった。
    育児書ではないが、親が子に与える精神的な影響について触れる内容も多いので、もしかしたら今後するかもしれない子育てにも役立てたい。

  • この本を読んでいたことを思い出して自身がなくなった

  • 全体的にあたしには難しい本でした。
    心理の説明がしっかりされているので内容はすごく細かにあります。
    例えが多かったように思うのですが、少し急いで読んだのもあり
    ささっと読ませていただいた感想です。

  • 自分の今まで生きてきた道や考え方と比較して、重なるところがおおかった。自らを見つめるうえで、これからも読み込みたい一冊だ。

  • わたしはこれにとっても救われました。

  • これはかなり鬱の人が読む本である。決して、こういう時はこう考えれば良い、というような問題解決法を示しているものではない。むしろ、この様な時にこういう行動をする人はこういう心理にあるというような、自分の状態を気づかせるための本であり、自分のことが分かっている人には全く無意味な本である。

  • その名の通り、「自信が持てない」人の、その心理の原因となるものがわかりやすく解説されている。
    大部分は、小さなころの環境、つまり親との関係によって作られてしまうようだ。その真偽がどうであれ、原因の1つにはなるだろうな、と思う。

    全4章からなっているが、特に、第3・4章は、歪んだ考え方(感じ方)をしてしまう理由は何かが詳しく説明されているので、「どうしてこういう考え方になってしまうんだろう」という、やりきれない気持ちの原因を知ることができて、落ち着きのない気持ちの終着点が見つかり、安心感を覚えた。

    特に心に響いた言葉を引用する。
    ・「自分に正直になり、それを許してくれる環境をさがすこと、あるいはつくること、それはライフワークである。」
    ・「相手が自分の思うように行かないときに、人はそれを相手の欠点という。しかし相手の個性を殺したときには、相手を失うことである。」

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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