- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569796611
作品紹介・あらすじ
「日本企業はサムスン、LGを見習え」なんて大ウソ。ごまかしだらけの経済・社会・文化-韓国を熟知した経済通と歴史通が「韓流」を斬る。
感想・レビュー・書評
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韓国は外国人株主と財閥オーナーだけが儲かる国。
エネルギー効率がとても悪い。省エネ投資が進んでいないのは産業用電気代が安いためか。
韓国文化の予算の一部が電通など日本の大手広告代理店に渡った。
一般の店では客の食べ残しの使いまわしは当たり前。
犬肉、焼肉は満州が本場。プルコギは韓国発祥かも。ただ、これはくず肉料理。
中国や韓国の歴史学派政治学の亜流。支配のための道具。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
右寄り視点での語り口に感じますが、論理的に経済を論じていて、的を射ていると思います。
韓国のウォン安誘導や、大きな国民負担の上に成り立つ経済構成は、不安が大きく、単純には見習えないと思いました。 -
韓国経済と社会の現状を生々しく語っているが、その根拠となるところをもう少し突っ込んでもらわないとせっかく真実を語ってもらいたかった。
①韓国の国策で優遇されるサムソンと真っ向からぶつかっても勝てない
②ウリジナル → なぜそれまでに自己顕示に走るのか -
先日新型iPhoneの発売が予告されましたが、果敢にも(?)サムスン電子がアップルに対して、知的所有権侵害の訴えを起していたというニュースを見て驚きました。
逆襲されると大変な知的所有権裁判に打って出たのですから、ついに韓国企業の技術レベルもかなり上がってきたことの証左なのでしょうか。
今も円高(結果としてウォン安)が続いていますが、震災前には韓国にいくと多くの日本人(母娘、女性グループ)が買い物や食事をしていて、韓国経済も潤っているのかなと個人的には思っています。
韓国が経済危機を迎える前(20世紀後半)までは、韓国企業はとても日本に似たようなところがありましたが、その後、すっかり欧米企業のようになってしまったようです。
韓国と日本とでは、宗教観や気候、「モノづくりに対する考え方」も異なっているようですが、欧米型の経営方針を取らざるを得なかった企業と日本企業のどちらが成長していくのか、今後10年が楽しみです。
以下は気になったポイントです。
・台湾の震災に対する支援は、日本のマスコミはほとんど伝えないが、人口2000万人の国から200億円近い義援金(世界最高額)を出してくれた(p15)
・韓国の場合、海外には高級品を安売りして、国内には粗悪品を高く売りつけている、海外相手に損した分を、自国の国民にしわ寄せして帳尻合わせをする(p21)
・韓国の最低時給は実質250円程度、慢性的な就職難、アルバイト賃金は日本の3分の1、2010年統計では給与生活者の79%が月収:23万円以下、45%は15万円以下(p27)
・80年代中盤は100円=300ウォン、2011年4月には1400ウォン、日本を上回る成長を輸出主導で続けながら、ウォンは円の4分の1以下に下落、ドルに対しても同様(p28)
・韓国の所得収支は、4月になると必ず数千億円という赤字になる、配当金を外国人に払うので、韓国は外国人の株主と財閥オーナーが儲かる社会(p30)
・韓国銀行は、世界でただ一つ、外国への利払いで赤字に陥っている中央銀行である(p37)
・2006年にはアイスランドの一人当たりのGDPが世界三位になった、彼らのしたことは、日本のような低金利国からお金を借り、そのお金でアメリカ証券化商品を購入し、金利差で稼ぐ手法で日本のマスコミは見習うように言っていた(p41)
・UAEにおける韓国原発受注決定の裏には、100億ドルを28年間にわたり融資する、部品をウェスチングハウスが供給、150人ほどの軍人が王室警備等がある(p48)
・韓国の自動車市場の8割を占める、現代・起亜自動車は独占的事業者であり、彼らに供給する部品メーカは売上があがるものの、利益を減らしている(p58)
・2010年アメリカで現代自動車が良く売れたが、1台買ってくれれば1台おまけをつけるという、信じられない販売方法であった、排ガス規制強化前の在庫一掃セール(p59)
・中国から輸出されるパソコンの7割の部品が日本か台湾製であるが、それは中国の輸出品としてカウントされる、韓国のサムスン電子は外国資本は49%で、オーナー一族が持ち株を支配している(p63)
・親日法とは、親日派の祖先から子孫が相続した財産を没収するというもの、遡及立法禁止という憲法違反をしている(p79)
・最新の年代分析技術では、世界最古の土器は、北海道から出土した、約1万五千年前のものであるが、他国の教科書ではそう書いていても、日本では1万三千前としている(p81)
・漢委奴国王という金印は、西の方の国に授けているだけ、200年後には、魏の皇帝は卑弥呼には金印を、韓族(邑長)には、銅印を与えている、これらの差はものすごく大きい(p96)
・韓国には迎恩門があり、中国からの使者を迎える場所であったが、日清戦争後に壊して「独立門」を建てた、これがいつのまにか「日本からの独立を記念して建てた門」となった(p96)
・日韓併合とは、日本人が韓国人に日本人と同じ権利を与えたこと、参政権も与えて待遇は台湾人よりも優遇されていた(p98)
・韓国の江南地区(ソウル高級住宅街)では東京より高いマンションがあるが、10年も経過すればボロボロになる(p133)
・韓国は庶民が苦しむ格差社会で、大手財閥系企業のビジネスマン以外は、45歳くらいで早々と会社を首になる(p138)
・韓国ではオンラインゲームが盛ん、家庭用ゲームをつくってもすぐにコピーが出てしまい利益がでないから(p150)
・サムスンやLGが知的所有権侵害で訴えられることになる、アメリカの企業に対する制裁金ベスト10のうち、4社が韓国企業(LG,大韓航空、サムスン、ハイニックス)である(p170)
・仕分けで、スーパー堤防を削った蓮舫は、東日本震災が起きた時点で、不明を恥じて政治家を辞めるべきだったが、節電の呼びかけ人に変わった(p186)
2011年10月10日作成 -
韓国あ経済に対し辛口の意見や分析を語る本著。韓国GDPの数十パーセントはサムスンなど一部の超巨大企業で作られるのは底辺の狭さをかんじざるおえない。貧富の差が激しいこと、エンターテイメントをなぜ他国でこれほど展開するのか、歴史的背景なども加え行動のの理由を語る点は興味深い。
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ふたりとも、韓国に対して終始辛口なのだが、真実を伝えたいのだろう。
韓国の歴史の真実を知るには、「三国史記」を読むべきか。 -
自虐史観、外参権、情報の捏造、日本破綻論、つまらない韓国ドラマ、不細工だらけのK-POPetc... 全て韓国に起因する。 これを読んでいい加減に目を醒ませ日本人!
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経済については富の配分がアメリカ以上に偏っているという話でこれについてはある程度同意。文化論でハングル文字オンリーが志向を蝕むという論については、あまりにも言語依存につき不同意。むしろ同音異義語を前後の文脈から推察する思考練成に役立つかもしれないんだぜ?