他人と比べずに生きるには (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569797168

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  • 他人と比較することが、そして、過去や未来の自分と比較することが不幸を生むと主張している。

    そのほかは、座禅や言葉の力など。

  • 医師である著者は競争社会や、人との勝ち負け、比較ばかりの生活が精神的に辛く、うつ状態になったとき禅と出会い、他人と比べない生き方、心の休め方を学びます。

    勝つ者は恨みを受く
    負くる者は夜も眠れず
    勝つと負くるを離るる者は
    寝ても覚めても安らかなり

    確かに比較や勝ち負けによって、勝者と敗者が生まれるし、そこに劣等感やネガティブな感情が生まれることはあるだろう。

    ただ、過去は忘れ、人とは比べず、未来も気にしない。より良い方向に自ら進もうとせず、あるがままに生きる。
    文字や言葉にすれば、自然体で流れに身を任せる生き方に聞こえるけど、若いうちからそんなこと言って生きていいのか、人に貢献しようという気持ちはもたないのか、大切な人を守ろうとする気概はないのか。。

    うーん。。
    まだ自分には辿り着けない境地だったということで、現時点ではひびかず星は2つにしております。

  • 自分が役に立つ分野を探し、その分野に打ち込むという生き方。
    過去は過ぎ去ったものだから現在には存在しないということ。過去の自分は今の自分ではなく、過去の他人も今の他人ではない。

    責めず、比べず、思い出さず。

    私たちが努力するのは自分を変えて立派になるためではない。本来持っているのに自分で気が付いていない力に気づき、その力を使うため。
    誰がテレビに出ていても比較しないと心に決める。
    理想を持てば必ずそれと自分を比較するから、理想なんて持たない方が良い。
    考えない工夫。

    うつ病は本質的に自分を責める病気。
    困ったことは起こらない、と唱える。

  • 他人と比べないためには、「責めず・比べず・思い出さず」と唱える

    四聖諦
    苦諦・実諦・滅諦・道諦

    八正道 何も考えない修行をし、生まれたときの清浄なる心を取り戻すこと

    何も思い出さないことが大事

    認知療法 解釈の結果が、感情になる

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著者プロフィール

1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大名誉教授。専攻は生理学。日本生理学会、日本臨床血液学会などの評議員も勤める。
89年、中国科学院より国際凝固線溶シンポジウム特別賞を受賞。
91年、ポーランドのビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。
血液学と生理学の分野で国際的な活躍をする一方、最新科学の成果を実生活に生かす具体的な方法を説いて幅広い読者をもつ。
著書には「40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる」(講談社)「ウツな気分が消える本」(光文社)など多数。

「2004年 『定年後は「いきいき脳」を鍛えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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