- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569798080
作品紹介・あらすじ
日本最古の歴史書『古事記』には数々の解けない謎がある。『日本書紀』と合わせて、どちらも天武天皇の勅命による編纂というが、なぜ同じ政権が"二つの歴史書"を必要としたのか?なぜ『古事記』の記述は新羅に好意的で、『日本書紀』は百済を贔屓とする外交方針の違いがあるのか?本書は、天武天皇が政権を掌握した"壬申の乱"を通じて『古事記』が語ろうとしない七世紀の謎に挑む。くすぶり続ける『古事記』偽書説や、『古事記』編纂に見え隠れする渡来系豪族の影など、気鋭の歴史作家が大胆な発想で真実に迫る。
感想・レビュー・書評
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奈良への旅行に行く前に予習の一つとして。
教科書では数行の記載の事象も解説されると面白い。真偽はともかく、古代の人々も懸命に生きてきたんだなと思うと奈良にますます行きたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
関さんの本、15年くらい前に読もうとして(まだ中学生だった)難しすぎて断念したのです。
今回読めて良かった。
賛否両論ありまくりなんでしょうが、個人的に
古代史ってわからないことが本当に多いので、これくらい色々推理して色んな説を打ち出してもいいんじゃないかなと思います。
確かに教科書で習う飛鳥時代ってキレイにまとまりすぎてて、んなわけねぇだろとは思う(笑) -
関裕二先生
なぜだろう、読みづらいのに買ってしまう
いつも中途半端にしか読めない
古事記偽書説を述べているが肝心な事が書いていない
712年に出来た古事記
713年風土記編纂命令で、720以降(忘れた)出来た出雲風土記
この出雲風土記の神話の数々が720年できた日本書紀には記載が無く、712年の古事記にはふんだんに記載ある
多氏が自分の家系を飾り立てるため、政敵が編纂した新撰性氏録にない独自の神を出した日本書紀より古い国選史書を偽っているに決まっているじゃないか
なぜ書かない -
秦氏が、蘇我入鹿に手を下していたのなら、政治の中枢に入れなかったのも納得できる。
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前に読んだ秦氏の本とかぶるとこあり。
通説ってのは、歴史の教科書みたいなことをさしてるのかな。
最近の古代史本だと、蘇我=悪みたいなのって少ない気がしますが。 -
定説となっている内容とは違い、いい意味でのスキャンダル性に富んだ1冊。なるほどと頷ける部分も多々ある。この時代も海外との交流は頻繁にあった事実に改めて驚く。もう少しこの時代をお勉強しようかと言う気になった。
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購入書店:Google Play; 読書環境:Nexus 7; コンテンツ形式:EPUB;
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またこの人の本を購入。
古代から挑戦の政治に関わると国内が荒れる?