- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569798653
作品紹介・あらすじ
すべてを失っても、またやり直せばいい。借金苦のため養子に出された幼年期、繰り返しおそわれた"死の病"、20年かけて育てた優良会社からの追放…。数々の難局を愛と祈りで乗り越え、見事「ダスキン」という花を開かせた勇気がわく経営者伝。
感想・レビュー・書評
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ダスキン創業者鈴木清一氏の本。
内容に小説的な描写や、会話が描かれているが、本が書かれたのが2011年で鈴木さんが亡くなられてから30年以上経っている事を考えると想像で書かれた箇所は少なくないのではないかと思う。
それでも、鈴木さんが歩んできた人生については正しいとは思うので読み応えはある。
経営的な数字については全く書かれていないが、どういう考え方を軸として人生を歩んだのか?については非常によく書かれている。
創業者だからこそできること、2代目以降の社長だからできることがやはりあるなぁと本を読めば読むほど感じる。
1人の人間として、鈴木さんの生き方というのは尊敬できると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダスキン創業者の伝記的著書。
宗教的倫理観に基づく会社経営。そう書くとなんだか胡散臭い感じになってしまうのだが、ダスキン創業者の鈴木清一氏のそれには、胡散臭さはない。
その宗教観はさておいて、学ぶべき考え方がいっぱいあった。宗教ではないにせよ、何か自分の支えとなる信仰(考え)があるというのは、よいことかもしれない。信仰という表現に問題があるなら、ポリシーでもよいが。 -
これから社会で働こうとしている方々にオススメです。