大幸運食堂

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著者 : 明川哲也
  • PHP研究所 (2011年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569799445

大幸運食堂の感想・レビュー・書評

  • 2016.10.11 読了


    この食堂に訪れる人たちの話かな、と思ったら
    ビミョーに違った。

    8編からなる短編集です。
    時々 登場人物がリンクする。

    どの話も ほっこりしました。
    「黒猫のミーコ」と「花丼」が
    じんわりしました。

    読みやすいけど、いいところで
    どの話も終わってしまう感じで、
    もっと ふくらまして読みたい!と
    思うくらいでした。

  • 川沿いの道路に面した「大幸運食堂」
    それぞれの短編に登場する人物たちがストーリーをまたいで関わっているのが面白い。

    大幸運食堂よりも、橋の下で空き缶を潰しているホームレス「バンさん」のほうが、各ストーリーの登場人物とのからみが多いかな。

    黒猫のミーコ
     農家の一人息子
     嫁:雅代(大幸運食堂でパート勤務)

    三姉妹
     長女、次女
     三女(麻衣):「本番スタート」隆之さんの元カノ
     古書店店員 洋平(大幸運食堂の客)

    明滅
     克之君(小5)
     丸山翔太君(小5)
     ホームレスの髭おやじ「そろそろ蛍が飛ぶぞ」

    本番スタート
     隆之さん
     米沢(ヨネ)さん
     農家の男:「黒猫のミーコ」雅代の夫
     ホームレス「大丈夫か?」「どうやっても生きていける。心配すんな。」
     古書店の青年(洋平)
     看板屋の主人

    台風の後で
     雅之君(中3)
     バンさん:ホームレス、元イラストレーター、息子(たかちゃん)
     
    花丼
     継治「大幸運食堂」店主
     「台風の後で」と同じ台風の影響で河川敷と土手の工事の影響で、客足が遠のく。
     「本番スタート」に登場する看板屋の主人が入水するのを目撃、救出。

    越冬
     伸彦さん、息子(翔君)
     麻子さん、娘(綾ちゃん)
     髭面のホームレス「鳥を撮ってるの?」「あのアカシアの森に行ってごらん。」

    月明かりの夜に
     良美さん:母の遺品整理
     母(正子さん)大幸運食堂の常連
     古書店の青年
     吉沢さん
     
     

  • 食堂あんまり関係なかったな
    ほんわかっぽいけど重い
    越冬が一番好きかな

  • ドリアン時代のエッセイには頷かされることも多かったので、小説も期待して読み始めたのではあるが、正直、小説としてはまだまだ発展途上にあるという印象を受けた。
    生意気言ってごめんなさい。
    物語に加わって来る作者の意図(ここらで一発泣かせてやろうとか、ここで感動させようとかの作為的な感情操作)が隠し切れず、行間からあからさまに透けて見えてしまうことにイヤな感じを受けてしまう。
    読み手としては見えないようにもっと上手く隠しておいて欲しいところ。
    各章の並びと執筆の年代は前後するが、読み進むにつれこなれ最初に感じたイヤらしさは薄れ、川辺の町の物語そのものを愉しみながら、そこに込められた作者の想いを感じることができるようになった。
    あの物語のあの人がという箱庭的な感動は希薄ながら続編やサイドストーリーへの期待は募る。
    既にあるのかもしれないけれども。

  • よかった。

    いつもは見えなくて、下にいるときにここが見えるか見えないか、出会えるのかで活きて生きていけるのかが変わってくる気がする。

    ほんとはきっとみんなにあるんだけど、触れないと見えてこなくてでも触れても今は見えなかったりする。

    でもだからこの世界を諦められない、そんな理由が詰まった本。

    あたしは好き。

  • 題名にだまされた。
    全く読み終わっても何も残らない

  • NHKでやっていた「花丼」の朗読がとてもよかったので登録しました。

  • ちょっと絶望の度合いが強い主人公たちが、ほんの少し希望を取り戻していく。
    ほんのり、あたたかい物語。

  • 丼くん登場。『悩む前のどんぶり君』より先にこちらを読みました。
    切なかったり、可愛かったり、またひどく人間くさかったり…でもどれも美しい物語ばかりでした。

  • さらっと読める。生きるつらさと不満と小さな幸せをさらっと。

  • 読み終わって著者略歴を読んでびっくり
    明川哲也さんは、ドリアン助川さんだったのですね
    この本は、何の先入観も情報も無く、本の帯を読んで
    1ページ目を読んで、購入することを決めた本です
    買ってよかったです わたしも元気をもらったひとり
    短編だけど、それぞれの登場人物が重なっていたり縁があったり
    生きていれば辛いことたくさんあるよねって、ほろ苦い思いの中
    だからこそのちょっとだけの輝きや楽しさ嬉しさが身にしみるようなお話
    現実の人生は、誰もがちょっとしたことでふさぎこむ
    でも、自分の人生の主役は自分なんだよ
    とても元気つけられました

  • 大きな事件は起こらないけど、だからこそ掛け替えのない大切な日々を綴った本。
    特に「花丼」が良かった。
    生きていく間には、たくさん人生を放り出してしまいたくなることもあるけど、生きていればこそ見つかる幸せや喜びが必ずある。そう思う。

  • 本を流し読みする、私のようなタイプには拾い上げにくい一冊だな~、という印象。じっくり読むとほんと味わいがある。ラジオ朗読で知った一冊だけど、知るきっかけがよかったおかげで出会えた本だと思う。
    連作小説、という形で、いろんな問題を抱えている人をいろんな視点で見ていく感覚はおもしろく、また考えさせられた。落ち着いたら再読したい一冊。

  • 「花丼」の話を読んで元気が出た。まだまだ生きて、自分の花を咲かせたい。

    「花丼」が食べてみたいとも思った。

  • 心がほっこりしてなんだか前向きになれそうな短編8編。2年続いた『川辺の町の物語』という連載全24話からの抜粋という事なので、続編にも期待。

  • しみじみ・・・。
    心が弱っている時に読むと涙がでそう。

  • それでも希望にあふれたお話しが詰まっておりました。

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