「持ちすぎない」暮らし

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569799711

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな祖母は、物を大切にしていました。
    それを見て育ってきた私も、
    「もったいない」精神が身についています。

    しかし今はやりの「断・捨・離」や「人生ときめく・・・」は、
    「捨ててもいい」と考え方。
    最初はかなり抵抗があり、
    慣れるまで時間がかかりました。

    そして、これからは
    「持ちすぎない」暮らしをして、
    シンプルに改善していきたいとも思いました。

    こちら本には、
    冷静に自分の持っているものを分析できるように
    棚卸表があります。

    頭で考えるだけでなく、
    書き出して、冷静に振り返る作業は、
    他にない手法です。

  • 前書きの「砂漠マラソン」(P3)の話が
    素晴らしい。
    「ランナーの背負う荷物が少なくなるほど、
    それに比例してタイムも縮む」
    「人生もそんな感じかも」

    P40
    ムダに大脳が想像や連想を働かせてしまい、
    「必要」と「欲望」の区別がつかなくなってしまう

    P42
    モノを持つことのために
    お金や空間や時間を食いつぶされては、
    モノに振り回されていることになり、
    本末転倒

    P44
    幸せにしてくれるモノは
    必要なモノ ※

    P45
    モノを持つには
    お金、空間、時間がかかる ※

    P132
    買い物をスペシャルなイベントにする ※

  • コロナで、、、オイルショックで、、、震災後に、、、このとき、生活必需品に消費者が群がり、一時的に店頭から消えるという事態が起きましたが、それは。

    ちっとも片付かない人々、狭い空間に詰め込む人々が。モノなしで暮らす生活技術を失ったために焦った結果。

    と。言う記述に。ひたすらに。なるほどな。

    と、思った。

    何だかわからないけど、やたらティッシュ買ってみたり、トイレットペーパーがなかったり。笑笑

    そうは言っても、我が家は特に焦って買いに行かなかったけど。あることがわかってたし。なけりゃないでまぁ困るっちゃ困るけど。って思ったのはたしかにあったかもな。と。

    旦那のは嫌だけど。子どもたちのお尻くらいなら拭けるしなぁ。とかね。

    ティッシュなくても手鼻かめるしなぁ。とか。←めっちゃ、ワイルド。
    葉っぱも、いける。笑笑
    ちくちくした葉っぱとかわかるしね。笑笑

    高校のときよくやってた。←花の女子高生、手鼻かむし葉っぱで拭ける。笑笑

    よくやるなよ。って感じだが。なけりゃないでなんとかなるって思えるのって。確かに大事だよな。って思った。焦ることもないし、必要なとき必要な分だけ手に入れることはどんなところでも生活出来る知恵と工夫が必要だと思うし、そう言うところで幸せの尺度が変わるよなぁ。と。心の底から思い至る一冊でした。

  • ミニマリスト本は何冊も読んでいるが、かつての日本の背景から、現代に生きる私達の生活の現状を分かりやすく書いてあり、興味深かった。
    物を入れる工程から手放す行程までもが事細かに書かれているが、くどくなく、あっという間に読み終わってしまった。
    この本を書かれた年がちょうど東日本大震災のあった年とのことで、震災に絡めた内容でもあり、印象に残った。
    「あなたは十分に持っている」の言葉を忘れず、今の自分に必要な物をよく見極めて生活していきたいと思った。

  • 日本の片付けの歴史を、時代の流れを追って分析されています。震災の年に出版された本なので、東日本大震災に関連しての話が多めです。
    持ちすぎない、自分にとって本当に必要なものを知ることが大切だと感じました。
    買って気に入らなければ捨てればいいや、という考えを捨てて、本当に必要なものを考え、ものを家に持ち込まないようにしたいです。

  • 日常の一つとして受け入れやすい本でした。
    考えを押し付けることはなく、もともと自分の中にもある引き出しに改めて風を通すようなスルッとした読みやすさがあると思います。
    管理や処分まで含めて、苦にならずに自身の手におえるものを選ぶ。
    個人的にしっくりくる概念です。

  • (図書館で借りた本)
    現在、不用品をフリーマーケットなどで手放し中。
    廃却予定の大物も3つほど準備済み。
    時間が掛かるけど、少しずつ実践していきます。

  • オイルショックと電池の買い溜め=モノなしで暮らす生活技術を失ってしまった。

    家の中が片付かない、のは物を持つメリットよりデメリットが上回っている。

    必要なもの、と欲望を掻き立てるもの、の区別がつかない。
    食べ物と同じ。体が欲している以上のものを食べない、持たない。

    モノは、買うと同時に管理が必要。ペットと同じ。
    必要と欲望の区別をつける。

    欲しいものノートを作って、欲望を解放する。
    たな卸し表を作って、持っているものを把握する。
    靴、服、本、食器、棚卸し品

    もったいない、まだ使える、いつか使える、直せば使える、は捨てるモノ。
    特に、いつか使える、は気に入ったら今使う、気に入らないものなら捨てる。

    すごす時間が長い空間から片付ける。大きいものから片付ける。
    リビングの服と紙類、玄関、洗面所、浴室、台所の順に。

    トロフィ、表彰状は一点だけ残す。お土産、記念品は写真に撮る。

    捨てられないものは、箱につめて圏外に。一年たったら捨てる。

    子供の思い出のものは1箱だけにする。

    買ったものは、手に負えるもの、だけにする。
    モノを子犬だと思う。買えば手間がかかる。
    将来、使わなくなったときのことを考えて買う。
    捨てるコストを考えて買う。

    買ったものを大事にするかは、買うためにかけた時間に比例する。
    時間をかけて検討する。実物を確認する。売っている人と会話する、決して一度では買わない。

    モノが占めている空間は、時間と同じ。時間は無駄にはできない。

    代用アイデアで済ませる。

    捨てやすくする=捨てる仕組みを考える。日常に捨てる、を組み込む。
    5分間捨てる時間を決める。捨てるモノを保管する場所を決める。

  • 2015-107
    目新しさはないし持たない暮らしと似た内容。
    持たない持ちすぎないために捨てることを重視してる。

  • 図書館で借りて、気になった項目を読みました。
    ときめく…と共に借りたので、いいとこ取りしようとしました。

    ほしい物や、必要なものを書き出す作業はいいなと思い参考にさせて頂きました。
    ものの買い過ぎには注意して、自分の必要なものを買うようにしてゆきます~( ̄⊂・>♡

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著者プロフィール

1965年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに。シンプルライフをテーマに幅広い分野で執筆を行ない、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。著書に『持たない暮らし』『買わない習慣』(アスペクト)など多数。

「2014年 『シンプル生活手帳2015』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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