伊勢丹・ストーリー戦略

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569800219

作品紹介・あらすじ

お客が「思わず欲しくなる」仕掛けとは?売り場、バイヤー、社長のルポで探る店頭売り上げ世界一の百貨店の秘密。

感想・レビュー・書評

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  • 「モノ消費からコト消費へ」
    現代の消費者の態度変容を表す言葉としてあまりに有名で、就活中のディスカッションでも何度も口にした。本書の内容から推察するに、おそらく百貨店由来の言葉なのだろう。

    字面だけ覚え、物知り顔で口ずさんでいたが、本を読み終えてようやく自分が何も分かっていなかったことに気づいた。2-3冊の本を読む努力すら惜しんで、己の無知を喧伝してまわるのはもうやめにしたい。

  • ・2012年出版の内容は少し古いものですが、当時から現在にかけてどのように変遷したのか、知るのに良い。

    【内容紹介】
    ・仕掛けなくして売ることはできない。
    ・服、靴、皿、野菜、化粧品……商品集めから売り場作り、接客まで「そこまでやるか!」の連続。
    ・お客が「思わず欲しくなる」仕掛けとは?
    ・売り場、バイヤー、社長のルポで探る店頭売り上げ世界一の百貨店の秘密。

  • 川島蓉子さんの本では「ビームス戦略」が、今の仕事をするうえで、参考書のように読み続けてきた愛読書の一冊。「伊勢丹な人々」もそうです。
    ファッションというジャンルは、とても曖昧で、その時その時の人の気分の移り変わりに対応しなければならない、だけれども、ブレたものには移り気する…対して、提供する企業側が変化を怠り旧態以前でいいのか?といった内容が、著者川島さんからのメッセージとして伝わってきます。
    まだ新しくなった新宿伊勢丹を見ていないので、早く見に行きたいです。

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】673.838||K【資料ID】91123587

  • 今の時代にどう『モノ』を買っていただくか、ヒントが溢れている

  • 伊勢丹の「時代を読みきる力」「ストーリーを紡ぐ力」「新しいモノ・コトを切り開く力」。これには本当に頭が下がる。このすべてに通じるのが「横軸」の力だろうとおもう。わくわくをつくる、というのは、たぶんすべての小売りに通じるものだとおもい、百貨店だけではなく他の形態の戦略にも基本は十分通じるものかとおもった。

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著者プロフィール

ジャーナリスト1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステムに入社し、ファッションという視点から、企業や商品のブランドづくりに携わる。同社取締役、ifs未来研究所所長などを歴任し、2021年に退社。コミュニティー「偏愛百貨店」を立ち上げた。『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞出版)、『虎屋ブランド物語』(東洋経済新報社)、『TSUTAYAの謎』『すいません、ほぼ日の経営。』(以上、日経BP)など、著書は30冊を超える。毎朝3時に起きて原稿をつづる生活を30年にわたって続けている。

「2021年 『アパレルに未来はある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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