毎日トクしている人の秘密

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569800462

作品紹介・あらすじ

15秒、ゆっく〜りと息を吐く深呼吸をしてみよう。「今ここ」を楽しむ心のメンテナンス法。

感想・レビュー・書評

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  • 不安は、自分が作り出しているリアリティである。
    感情ではなく感覚を鋭敏にしよう。

    立って半畳、寝て一畳
    すでに低欲望な自分は正直、寝て食べて1日おきに風呂に入れれば満足である。

    今はっきりと混迷の時代にさしかかろうとしている。
    すべてが行きあたりばったりに見える。思想のなさが露呈している。

    だが危機の時代には人が輝く。
    光輝くのは、日ごろから本書のようなことを実践し続けていた者である。

  • 自分の捉え方次第だと本当に思う。

    不幸だなんで思おうと思えば、誰だって不幸。
    自分がどう思いたいかは多少はコントロールできると思う。

    そして自分自身の今の精神状態では、コントロールできているほうだと思った。

  • 形ある幸せ、お金、子供、家族、恋人、仕事、などは維持するのに努力がいる。
    幸せは、社会的ミッションを楽に果たせる状態、である。

    自由と幸福は二大目標だが、共存することはない。自由は1人で感じるもの、幸せは他人と共有するものだから。
    幸せには原理的に他者に対する依存性がある。
    恋愛への依存も、幸せを求めすぎているから起きる。

  • 自由と幸福は相反するものだと読んで腹落ちしました。その通りで幸せだけど、息苦しく感じることがありました。一人の時間で自分と対話し状態をしること、全体を俯瞰して見ることでもっと楽に生きていける気がします。

  • 不安は消したほうがいい。5%削減…いつも2時間落ち込むなら、1時間くらいに短縮するように工夫できないか試す。

    人は不幸ではなく不安。自分が作り出した不安は自分で消せる。

  • 毎日得している人の秘密
    名越康文

    ◆不安減らせば楽
    自分のお通夜想像
    今ここに集中

    嵐を鎮める
    時間軸広げる

    犯人探し責任転嫁している人は物語作れない

    ◆感覚はうそ
    自由と幸福あいいれない
    自由は一人で感じる
    幸せは他人と共有
    幸福は二次的 どこまでも本質的なものない

    やばいところ近づかない
    場を見る力は人間関係円滑に
    良い場所みつける

    ◆つきあう相手で8割決まる
    疲弊させる関係へらす
    一人で過ごす時間豊かになるとこのましい人力貸してくれる

    ◆思想育てる
    茂木健一郎
    リミッターはずせ
    限界超えろ
    バグワン
    あなたがあなた自身だと思っているものはあなたではない

  • 武道や瞑想等について語られていて観念的というか、内容がちっとも頭に入ってこなかった。

  • もっと深い内容かと思っていたけど読んでいるとエッセイぽく、なにかの雑誌に連載していたような記事を集めたものかと思っていたら最後にメルマガを加筆修正したものでした。
    心理、武道、気、宗教、思想など様々なジャンルのお話が散りばめられていて難しい内容かと思えば、いかんせんエッセイの感じなので浅い感じで終わっています。
    関心のあることには更に自分で勉強してみようと思うきっかけにはなりました。

  • トク(徳)=人に感謝するなど当たり前のことを自然な振る舞いをする人。幸福とはなにか?年収等客観的な尺度と、その人の内面世界の幸福度は別。むしろ形のある幸せを守るには多大な労力を要する。不安を減らせば楽になる。僕らを苦しめているものは「怒り」に起因する。怒りは仏教では「瞋(しん)」という概念で不安も怒りのひとつ。人間は未来を考えすぎると不安になる。不安を軽減するには「今ここ」に集中すること。武術や瞑想。先手を打つことに躍起になるのは逆効果。不安が膨らむ。大きな地図を書く。自分のお通夜を想像する。

  • 良書。タイトルが軽すぎる。中身は精神論。複雑。何度も読み直し、噛み締め、血や骨にしなければ。

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著者プロフィール

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業。大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。主な著書に『驚く力』(夜間飛行)、『自分を支える心の技法』(医学書院)、『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』(PHP新書)などがある。

「2015年 『日本の反知性主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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