- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569801537
作品紹介・あらすじ
あらゆる組織における決断とリーダーシップの勘所を現代日本の「軍学者」が読み解く。稀代の戦略家が伝えたかった本音。わかりやすい新訳で読む古典の名著。
感想・レビュー・書評
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クラウゼヴィッツはポーランド人が嫌いだったそうだ。『戦争論』では言及していないが、ポーランドの中産階級の多くはユダヤ人だった。p.219
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戦地の描写や兵士の心理描写等参考になる部分は多かったが、新版だとどういう編集がされているか分からないので、追ってオリジナルもトライしてみたい。
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●名著として『戦争論』は読み継がれているが、どういった点が優れているのかがよくわからなかった。
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一般人の読み物としては孫子ほど面白くはないが、国と国との複雑な関係性や戦争の本質についてはより詳細に分析されている。
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クラウゼビッツには学生の頃から興味あり、初めて読んでみた。(他に1冊積んどく 所有。)。攻めの一局集中とその時の兵士の精神力 を重要視し、その他は二の次。特に、兵站、平時の物質的準備は軽んじる傾向があるので、非常に気に入らぬ。戦前の帝国軍人も愛読したであろうに、日露戦争までは通用しても、以降は役にたたなかったのであろう。
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原典は読んでませんが新訳というよりはシドニイ・シェルダン並の超訳。
眠たそうな本がさくっと読めたのでまあ良いのでしょう。
北朝鮮の立場になって読むと、周りにいつ攻め込まれるかわからない(と思っているとして)からとにかくはったりをかますということになる。
この本の戦争の概念は戦国時代くらいにとらえるのが感覚的に近いと思う。