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脳と心の整理術

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著者 : 茂木健一郎
  • PHP研究所 (2012年2月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569802541

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脳と心の整理術の感想・レビュー・書評

  • 心を整理する。

  • 嫌な記憶やトラウマ等への対処の仕方など、全体的に良かった。人の記憶は一介記憶されたら忘れることができないので、ゴミを捨てるかのように嫌な記憶は捨てられないけど、その特性をどのように活かして自分の人生をもっと豊かにできるか、ということが書かれてあった。あと具体的に脳の整理術で、歩きながらの禅、フォーカシング、いい加減力など、とても参考になった。

  • 心の健康には、忘れることも大切だという話。今の世の中、知っていることよりも、いかに上手に情報を引き出したり、引き出した情報を使えるか、というのが問われている。
    ・実際に、すぐにいつも思い出せるようにするためには、毎日接していることが大切。たとえば英語とか。そういうのは、毎回接して思い出したり、使ったりして、記憶に定着させることが大切。
    ・使える記憶にするためには、思い出すのと同じような状況で勉強しないといけない。実際に英語の本を読んですらすら読めるようになるには、読む、という場面で使う力を鍛えないといけない。話せるようになるには、話す、という場面で使える力を鍛えないといけない。そういうのは、いくら英文法を学んだり単語を覚えたところで出てこないので、実際に読んだり話したりすることとが大切。
    ・嫌な記憶とかは、何度も思い出してしまうと、そのことが脳に定着してしまう。だから、だから、忘れたい記憶とかのためには、思い出すことを切り替えて、ほかのことを考えるようにしたり、ほかのことを思い出すようにしたりしないといけない。
    ・何も考えずに、目の前のことに集中するのも大切。
    ・嫌な気持ちとかには、フォーカシング(これは、モギケンさんの理解での用語だと思う)を使うのが有効で、そのネガティブな気持ちはどこからやってくるのか、どうして自分はネガティブに感じるのか?そういうのは、自分自身を映している鏡になっているのではないか、ということを考えて、自分を掘って行く。(どちらかというと、スキーマセラピーに近いような感じだろうか。。。僕の理解で言うと。フォーカシングはもっと、実際の気持ちに集中して、どんな気持ちなのか、それはどんな形でどんな色で、どんな感触で、どんな大きさで、どんな温度で、体のどこに感じてて、、、ってところから掘って行くっていうところが大きな味噌なのではないかと思うので。)
    ・行き当たりばったりや、雑、適当、にやるのも大切。そうすることで、土壇場で使える力や、実際の生活の余裕、自分にこれまでなかった新しいものとかを取り入れたり、ふっと思い出すような発送をしたりすることができるようになる。

  • フォーカシングと歩行禅以外にも、グチャグチャになってしまった脳を整理するための簡単な方法があります。それはブログを書くこと、そして人に話すことです。

    近年、日本社会で散々いわれてきた「能力主義」という言葉は、ときに「社会はすべて個人競技である」という誤解を与えがちですが、実際の世の中は個人競技などではなく、他人の力を借りて物事を行うチーム競技です。つまり、他力本願の競争なのです。他人といかに協力するか、その協力の上にどれだけいいものをつくるかの競争です。

  • ■書名

    書名:脳と心の整理術
    著者:茂木 健一郎

    ■概要

    私たちは、いろいろなことを覚えすぎているため、過去に縛られ一
    歩前に踏み出すことができない、ということがあるのではないだろ
    うか。
    著者は「必要なモノは取っておき、あとは忘れることが脳の一番大
    事な働き。しかも脳が素晴らしいのは、ただ取っておくだけではな
    く、同時に編集、整理作業をしているところにある」と言う。つま
    りムダなことは忘れ、脳を整理することで、より前向きに生きるこ
    とができるのだ。「脳は、新しいものを好むネフォリアという性質
    があり、人間が進化できたのはその性質によるところが大きい。脳
    は過去の出来事よりも新しい出来事を求めている」と著者は言う。
    内容例を挙げると、◎緊張や気にしすぎはひとつの才能 ◎忘れる
    ことは脳のアンチエイジング ◎コンプレックスがある人ほど飛躍
    できる ◎脳は情報を圧縮する作用をもっている ◎行動して記憶
    の整理をする ◎一日五分、今日経験したことの意味を見つける等々
    今ここを生きるための本。
    (From amazon)

    ■気になった点

    なし

  • 「忘れる」ための技術、みたいなハウツー要素はわりとさらっと押さえられていて、忘れてからどうする? ってところをしっかり語っているように感じた。すぱっと別のことして意識を切り替えて明日を生きていこうぜ!みたいなこと言ってる。

  • 情報が多い世の中。情報に惑わされず必要なこと、ものを選び出せる能力を身に付けたいと思った。情報を得るだけで満足して、実際何もわかってないこともあり。自分で行動したり経験してこそ、体で覚えていくのかな。

    頭のなかを整理するために、単調な作業を合間にしてみたり、休み休み生活していきたい。

  • 読みやすい。忘れるということの効能について書かれている。忘れっぽい自分に嫌になっていたので少し勇気をもらった。
    フォーカシング、歩き禅などちょっとやってみたい。
    フォーカシング、自分が引っかかったことについて過去の出来事と照らし合わせてみて気づきを得る。
    歩き禅、よく慣れた道を無心で歩く。もし雑念が出てきても思い浮かんだことを肯定し、流す。徐々に無心へ。脳のリフレッシュになり新しい発想が生まれてくる。

  • 忘れる事を肯定的に説明されている。

    単にそのまま記憶するより、圧縮することが重要である。圧縮とは、記憶を編集、整理すること。
    サマライズすることが、付加価値。

    生きるために不要なものは、忘れる。
    そして、記憶は、行動する際に、活用されてこそ意味がある。

    以上、本のサマライズでした(^^)

  • 脳も凝るんですね、肩とかと同じで。

    仕事で、あぁ今日はたくさん頭を使ったから疲れたなぁなんて思っているのはきっと、同じことばかりずーっと考えてたんでしょうね。
    頭を使うという点で考えると、そりゃあものすごい勢いで頭を使ったんだと思います。今日だって正に金曜日なのに23時まで働いて、ひたすらドキュメントを作ったりしてきたわけです。
    この本を読むと、こういう時って、時々に違うことをやったりすると、きっとこんなに疲れたなぁって気分にはならないんだろうな、と気づかされます。
    単調な作業ではあるけどところどころで違うことを考えたりやったりするだけで、きっと脳はいい感じにほぐれたりするんだろうな。

    嫌なことをあえて振り返るというフォーカシングがとても興味深かったです。
    嫌だったことをあえて振り返るなんてなかなかできないですよね。私には無理です。ただそうする事で自分はなぜそれが嫌なのか、それを客観的に分析できるのだと、そういう事なんだろうな。
    すごいわ、それ。ちょっと実践していきたいと思います。

    人って嫌なことを忘れていきてる人なんていないんですよね。ちゃんと葬り去ることができれば、それで心に留めておくことができるので、先に進めることができるんですね。

    嫌なことはちゃんと振り返り、そしてアーカイブする、と。
    そんな簡単にはできないけどねぇ。

    いやぁこれ、面白かったです。

  • 某TV番組で紹介されていて読了。
    311後の暗い時期での一般に対して書かれた本に感じられた。
    タイトルの脳の心の整理術というよりは、意識のバランス矯正術、的。
    客観的脳科学よりも、メンタルヘルス対処法のような全体。

    -----------------------
    1章
    PCネット登場以降、脳記憶の負荷より忘れる価値が上がっている。
    無意識的なざっくり情報整理圧縮+それを行動で実践し役立たせる。

    2章
    ネガティブを考えるマイナス道路の脇に、もう一つプラスの路を!
    「内観」的技法。
    ネガティブ、コンプレックスも見方を変え転換。
    未来を意識、未知のものを受け入れ。

    3章
    良い意味での「いい加減」さ=トラブルに強い。
    クソマジメのデメリット。
    緊張どもりは注意しすぎるから+ひとつの才能(人生の出発点としては悪くない)
    抑制の解除。
    曖昧力
    雑に本質が有る。
    コンプレックスを反転。
    関係性。

    4章:(これまでの章のまとめ的)
    意識しない状態について。
    達観。
    その整理され空いた空白を活かす。
    相互依存、協力。

    5章…は追記的(だったが重要。
    著者のTPP参加賛成を暗示させるような記述も。)
    --------------------------------

    特に2章のマイナス感情対処法がメンタルヘルス的に感じられ、
    その発想の方法が個人的に良かった。

    全体的に年齢を経て分かってくるごく当たり前の事も多々あり。


    一読後、再度要点を読み進めて行き…
    その1~4章の言わんとしている状態に急に意識が変容し、
    広がりを持った。
    つまり、感情を含めたスーパーナチュラルで
    過去に今にとらわれず存在できる「ありのまま」の意識。
    不確実性や不安の中に、安心、本質、選択性があるという事。
    (本の中ではスーパーチャイルドとある。)

    その理解が巻末部分の結論と合致し、
    その本質が言辞を超えて理解できた。
    (その意味で、5章のある部分の付け足しのような
    細かい記述が余計に感じられてしまった。)

    簡単なメンタルヘルス本と思いきや、
    結果的に非常な意識の肥やしとなったので
    個人的には☆5

  • さらっと読める一冊だが、中には人生をよりポジティブに、より充実して、いきいきと生きるためのヒントがたくさん詰まっている。「経験したことの意味付をする」や「一度できた脳の回路は消えることがないから、それを(忘れようとして)無理やり消そうとするのは逆効果であり、そうではなくてまったく違うことに没頭して、新しい回路の方を活性化させるのがコツ」(要約)など、脳科学者の茂木さんだからこその私たちの脳の活かし方が少し分かるようになる。自分の心&脳と向き合うことが、ちょっと楽しくなる本。

  • プロロングド・エクスポージャー「あえてその事を振り返ってみる」過去から逃げてきた自分にとって今一番必要なこと。話すことで思考は整理されると改めて認識した。

  • 請求記号:159/Mog
    資料ID:50067320
    配架場所:図書館1階西 学生選書コーナー

  • 頭と心のなかを整理することによる効果が述べられている。「なるほど」と思える部分が多い。

  • 茂木さんの本はどれも面白い。

    片付けが苦手なので、当然頭の中も散らかっている。
    大事なことを忘れたりもする。

    頭の中もきちんと片付けしよう。
    反省。

  • 脳と心を整理したくて読んだ。
    書いてあることをうまく理解するため書いてみたりしたが、核心までたどりつけたかわからない。

  • 若干、過去に囚われ気味な私には、チクチクしつつ爽快に読み終わりました。
    堅苦しく、世の中で肯定的に捉えられていないことが、良い事だとされていて、それが面白く感じました。

    「忘れる」とか「いい加減」とか

  • 解離性同一性障害とは、強い心的外傷から逃れようとした結果、一人の人間に二つ以上の人格が入れ替わり現れ、自我の同一性が損なわれる状態をいいます 記憶にも贅肉や脂肪があります タモリは赤塚の数多くの作品の一つ 決断を曖昧にしているうちに問題自体が消えてしまうようなことも世の中にはあります 雑談をするほど脳は整理されていきます 憑かれたときには自分の涙を流す

  • 人間の記憶の仕方は、脳という名の箱のなかに入ってきたものを、そのまま全部取っておくというのとは違います。基本的に自分の都合のよいことや、生きる上で大事なことをより強烈に覚えているものなのです。
    自分自身で過去を振り返ることで、心は癒され、ようやくその体験から離れることができるといわれています。忘れるために、一度その体験を思い出し、向き合う作業が必要なときもあるのです。
    しょっちゅう嫌味を行ってくる人がいるとします。そこで、「なんで私に意地悪するの」「いつも嫌味ばかり言うね」と理屈でいっていても、効果的ではありません。それよりもむしろ、「そういうことばかり言われていると悲しくなる」と自分がかんじていることをそのまま素直にいう方が相手に伝わります。

  •  いいほんです。
     少し筆者の茂木さんが心配になった。 
     なにかあったのかな?
     フォーカシングと高いレベルの技術も学習になります。
     ありがとうございます。

  • 過去の縛りから解き放たれるには、「忘れる」より「思い出さない」、今ここを生きることに没入すること。

    従来、心理学や哲学の文脈で語られてきたことを、脳科学の観点から語っています。

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脳と心の整理術の作品紹介

緊張や気にしすぎは、ひとつの才能。単純作業で悩みから離れる。忘れることは、脳のアンチエイジング。脳は、過去よりも新しいことを求めている。-たった5分、前向きな気持ちになれる、脳のトレーニング。

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