- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569809137
作品紹介・あらすじ
世界への飛躍をめざす日本人に必須なのは「捨てる力」。ソニーを経てグーグルのトップを務めた著者が語る新しいビジネスルール。
感想・レビュー・書評
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辻野さんの前著も読んでいるが、改めて心を打たれた。
内容については前著と若干重複する部分もあるが、個人的に特に印象に残ったのは『これからのこの時代に必要な素養』の1つとして述べられているストーリーテリング力である。
自分の一番足りないスキルだという自覚があるが、プレゼンで語る時はWHYからHOW、最後にWHATを説明するという論理は覚えておきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人の力が必要とされる6つの要素
1,コンセンサスを疑う力
2,地球単位で発想する力
3,闘争心
4,自己主張力
5,ストーリーをつくる力
6,プロフェッショナルであること
賢く考え、愚直にやり遂げること。途中でやめる勇気も必要である。 -
群衆の叡智の活用は軸がしっかりしていてこそ
心の中にいつの間にかおりが溜まっていくため、自分という人間について、内観する時間をつくることが大切
プロは、何があっても平常心を保ち、本来の目的を見失わず、その目的を達成するためにいま自分がやるべきことを粛々とこなす
そしてすぐには結果がでなくても粘り強く物事に取り組む -
ソニー→グーグルキャリアの方、ご最もなお話です。
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時代は変化しているのだから、なあなあに生きるのではなく、しがらみを捨て新しいことに挑戦する勇気をもちましょう、というはなし。
C1234 -
過去の成功にしがみついているように見える日本のメーカーをしょうがないと批判し、グーグルやフェイスブック、テスラモーターズなどの新興企業を褒め称えている。
個人に焦点を当てた内容でも無いし、日本の起業家や企業を応援する内容でも無い。
成功体験にしがみついていては先がない。でも、そんなことは多くの人がわかっている。ではどうすればそんな成功体験をうまく捨てて前に進めるのか?に対する具体的で明確な答えは書かれていない。
とにかくしがらみを捨てよ!そこから始まる、ということなのか。 -
良いところが散りばめられてる。
いい意味でダラダラと読んでしまう。
執筆の期間が長かったのか、重複する場面が度々あるので単発のコラムをまとめた印象を受けた。
題名がいい。Whyも語られてる。 -
何か、テライが抜けて、ビジネスのストーリーを分かりやすく解きほぐしてくれる。前著の何倍も読む価値があると思う。