知の最先端 (PHP新書)

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制作 : 大野 和基インタビュー・編 
  • PHP研究所 (2013年10月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569815206

知の最先端 (PHP新書)の感想・レビュー・書評

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  • カズオ・イシグロやクレイトン・クリステンセンのインタビューが入っているので買ってみたが、全体的にはイマイチ。

  • これだけの面々と対話をしながら、勿体無い、というのが印象。夫々にキャッチなテーマを確認するような中身で、正直、個々の著作を読んだ事のある人であれば、何を今更?という感が拭えない。詰まらないとは言わないが、勿体無いのだ。相手が相手だけに、知の最先端と大仰に構えても、それぞれの分野に精通していないと、その分野での最先端を掘り下げられないのだ。そして、これだけのメンバーにそういったインタビューをするのは、簡単ではない。

    イノベーションについての著作は、読んだ事が無かったので、以下、備忘録。

    クレイトン・クリステンセンの章にて。エフィシェンシー・イノベーションとは、既に製造し、販売されている製品をさらに効率のよい、手頃な価格にするためのイノベーション。

  • IT、国際政治の専門家など、一流のまさに知の最先端を
    行く天才7人との対話。
    たくさんの刺激を受けた。
    特に、作家のカズオ・イシグロ氏のインタビューでは、著書「わたしを離さないで」のバックグラウンドについて触れられている。
    そこで、私自身再読したいと思った理由が明確になった。
    ミステリーのような雰囲気になったのは、意図的ではなかった。
    「われわれは子どもがかわいいと思ったり、見下したりします。子どもがわかっていないことをわれわれはわかっているからです」だから、それらを大人の読者でさえも、分からない変わった世界を作り出したかったということと、「大人の読者にも同じ奇怪さや恐怖のプロセスを体験してほしかった。子どもや若い読者が経験するのと同じようなことが、徐々にわかっていく過程です。子どもが知る以上に読者に知ってほしくありませんでした」ということ。その結果、ミステリー感がつきまとう作品になったわけだ。
    それから、小説を書くプロセスだとかとても面白いかった。

    気になっていた内容だったので、カズオ・イシグロの話ばかり引用してしまったが、全体的に私でもついていける内容で、読みやすかった。
    最先端の人々は、輝いていて生命力に溢れている。
    その活力を私も少し得た気がする。

  • 最先端なんて言うからよっぽど尖ってるのかと思ったら、意外とわかりやすくて面白かった。ブレない知性。「知の逆転」と似てるけど、どっちがパクったんだろう。

  • 元々はクリス・アンダーソン氏の最新のインタビュー内容が掲載されるということで、期待して買いました。
    読み始めると、他の6名のインタビュー記事も面白く、新書という性格上カタログ的な要素が強いが、その分内容は濃く薄い本だが読み応えのあるインタビュー集であった。
    特に印象に残った3人の言葉を紹介したいと思います。
    クリス・アンダーソン氏の考え方として
    これから21世紀に成長していく企業はどんな企業か?に対して、今の時代の企業に最も必要なのは、Communityを作らなくてはならないということ。またプラットフォームを作り、それが賛同できるものなら、いろいろな人が自らこちらへやって来てくれる。
    シーナ・アイエンガー氏の考え方
    大胆な決断をするときはリスクを取る能力を必要する。つまり失敗を恐れないということ。
    決断の際は「間違った決断VSより正しい決断」と考えてはいけない。これから行う選択には限界があるかもしれないが、その限界が具体化した時にさらに決断して対応することが出来ると考えればよいのだということ。
    クレイトン・クリステンセンの考え方『イノベーション・オブ・ライフ』より、今末梢的なものは将来、コアなものになる。今コアなものは将来、末梢的になる。従って全てのことをアウトソーシングしないこと。
    特にまた読んだことのないシーナ・アイエンガー氏やクレイトン・クリステンセン氏の本は読んだことがないので、これをいいチャンスとして読みたくなりました。

  • 2017年ノーベル文学賞受賞!
    カズオ・イシグロ氏の素顔がわかる2万字のロングインタビューを収録!

    「私の世界観は、人はたとえ苦痛であったり、悲惨であったり、あるいは自由でなくても、小さな狭い運命のなかに生まれてきて、それを受け入れるというものです」(本文より)

    すべては1960年、5歳の時の渡英から始まった――。
    自らの生い立ち、日本への思い、村上春樹氏との交流までを語り尽くしたロングインタビューを第7章に完全収録。
    カズオ・イシグロ文学を読む前に、読んだ後に。
    彼の世界観をより深く識るためのヒントがあらゆるところに散りばめられた、必読の1冊だ。


    さらに本書では、カズオ・イシグロ氏にくわえ、シーナ・アイエンガー、フランシス・フクヤマ、クレイトン・クリステンセンなど、現代知性の最高峰ともいえる知の巨人6人の言葉を収録。
    グローバリゼーションが進み、ますます複雑化する現代を生き抜くためには、情報を選別し、整理し、そして新たに組み立てる能力が必要とされる。そうした「知の体系」を手に入れるには、世界の最先端を走る人びとの「知」に触れることがもっとも効果的だ。世の中はいまどこに向かっているのか、日本が、そして個人が今後とるべき道とはどのようなものか……。本書からは、これからの世界を見据える新たな視点を得ることができるだろう。


    第1章 その「選択」があなたの人生を変える(シーナ・アイエンガー)
    優柔不断、集団主義、決断が苦手……そうみなされがちな日本人にとっての「選択」の意味とその具体的なプロセスを、コロンビア大学ビジネス・スクールの人気教授が明かす。
    第2章 共産中国の正統性が失われる日(フランシス・フクヤマ)
    国際政治においても、経済活動においても、隣国・中国の台頭は日本に大きなインパクトを与えている。彼の国の先にあるのは繁栄か、それとも旧ソ連のような結末か。『歴史の終わり』をものした国際政治学者が、世界の新たなダイナミズムを語る。

    第3章 国家の繁栄は「政治制度」がもたらす(ダロン・アセモグル)
    「なぜ衰退する国家と繁栄する国家が存在するのか」。この大命題に真正面から取り組み、『国家はなぜ衰退するのか』という大著で話題を呼んだアセモグル氏が見通す、日本という国家がさらに輝くための条件。

    第4章 製造業の常識を破壊する「メイカーズ革命」(クリス・アンダーソン)
    「ロングテール」「フリー」など、時代を象徴するキーワードを提示してきたアンダーソン氏が、次のイノベーションの場として注目したのは、「製造業」だった。これまでの常識を一変させる、モノづくりの新潮流とは。

    第5章 オリンピックで倍増する東京の魅力(リチャード・フロリダ)
    これからの時代に求められる「クリエイティブ」の条件とは何か。それを具現化した都市とはどのようなかたちになるのか。気鋭の都市社会学者が語る、グローバル時代に東京が生き残るための提言。

    第6章 日本は「イノベーションのジレンマ」の最先進国だ(クレイトン・クリステンセン)
    アップルやサムスンの勢いに押され、昔日の勢いを失ったかのようにみえる日本企業。その輝きを取り戻すためにとるべき方策を、「イノベーションのジレンマ」の提唱で名高いクリステンセン氏が解き明かす。

    第7章 愛はクローン人間の悲しみを救えるか(カズオ・イシグロ)
    小説はその虚構性を飛び越えて、現実世界への強烈な示唆となる。運命の不可避性や、故郷である日本への思い、親交のある村上春樹氏について、稀代の作家が語り尽くした。

    内容(「BOOK」データベースより)
    情報が洪水のごとく襲いくる時代に、身につけるべき態度とは何か。それは自らの軸を曲げない意思の強さであり、必要とされるのは全体を把握する「知性」を手に入れることだ。その最先端に位置するのが、本書に登場する7人の天才たちである。国際政治論からITまで、専門的かつ鳥瞰的な彼らの視点は、混沌とした現代を愁き抜く武器を私たちに与えてくれる。

  • PHPの新書を久しぶりに読んだけど、物足りないと少し感じた。特にこの本は複数の著名人にインタビューしてる内容だから各々のインタビューは短くて余計に物足りなく感じた。全然知らない人ばかりだったけど、昔読んだ「FREE」の著者のインタビューもあって懐かしかった。最後に出てきたカズオ・イシグロ氏の本はすごく読んでみたいと思ったし、この本を読み終えたまさに翌日、カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞を受賞して超びっくりした。さらに読みたくなったし。そしてまさかこの本を読んでいて村上春樹の名前が出てくると思わなかった。また、インタビューされている人が全員外国人だったから、外国の有識者から見た日本の知見を知れておもしろかった。よもや世界的にはあまり相手にされていない的なことを言っている人もいてそりゃそうかとも思った。ノーベル文学賞も日本文学は日本語で書いている限り受賞は難しいとカズオ・イシグロ氏が言っていて確かにそうかもなって思った。

  • 色んな人が主に日本やものづくりについて語る一冊。

    どちらかというと地政学的な話が多いものの、よくある日本礼賛ではなく、国際的な視点で日本が見られてるので、中には辛辣な意見もあるものの、とても面白かった。

  • 政治、経済、経営、IT、文学などの分野で世界を代表する7人へのインタビュー集。こういう方々の話を聞くと、最近の日本は内向きな話題、議論ばかりで、グローバルな流れについていけていないことを実感してしまいます。。
    インタビューアの大野さんは、English Journalのインタビュー記事にも度々登場されていて、おなじみの方。こういう視点でのジャーナリズムがもっと日本でも一般的になるといいと思うのですが。

  • 再読。
    それぞれの著者の本も購入して居ながらまだ読めて居ないモノが多い。入門編としていいかな。それぞれを腰を落ち着けて読みたい。

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